3台用カーポートを金額別にご紹介【動画解説】
2022/10/04(最終更新 2022/10/04)
概要(00:00~)
こんにちは、エクステリア講座の池本です。今日は、人気の3台用のカーポートが、一体いくらかかるのか金額を詳しく見ていきましょう。まず概要なんですけど、過去に3台用のカーポートを紹介した動画は公開しています。この動画なんですけど、もうね、半年以上前の動画なんですけど、一通りね、解説させています。今回は、金額から3台用のカーポートを紹介していきます。3台用のカーポートってね、どうしても金額が高くなりがちなので、だいたいどれくらいの価格帯かということは事前に知りたい方って結構多いと思います。少し広めの駐車場を持ちの方は、ぜひ最後まで見ていってください。
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詳細(01:05~)
それでは3台用のカーポートの詳細、入っていきましょう。
3台用の規格(01:09~)
まずね、3台用の規格の説明をしておきます。3台用と言っても、今回紹介するのは、車を横に3台並べて駐車できるタイプの3台用です。例えば、横幅7.2m、あと横幅8.0m、この2つのサイズの規格があったりします。その他にも7.8mと8.4mある商品の規格。7.9mと9.0mの規格もあったりします。3台用といっても横幅の規格はね、結構いろいろあるんですよね。
サイズ感を少し見ておきますね。この図面書いてみたんですけど、上はですね、横幅が7.2mのカーポートに3台車を駐車してます。この7.2mというのは、柱の外から柱の外までが7.2mなので、この有効寸法というこの柱の内側から内側まではもう少し小さくなります。ちょっとね、乗用車3台並べてしまったので、例えばね、この2つが軽自動車とかになるともう少しスペース的にも余裕ができると思うんですけど、ちょっとねキツキツな印象ですよね、7.2mだと。
下がですね、同じカーポートで横幅を8.0mにしたものですけど、こうなるとね、結構余裕でてきますよね。これが一番最初に紹介した、横幅が7.2mと8.0mの規格がある商品です。具体的にはね、また後で解説していきますけど、7.2mでも3台駐車することができるんですが、ちょっと余裕がないかなという感じですね。これくらいのサイズ感ということは、分かっておいてください。
あとはですね、このさっきの図面はカーポートと車しか書いてなかったんですけど、当然ね、敷地があるわけじゃないですか。これは理想なんですけど、敷地にね、ぴったり納まると使い勝手が良いです。やっぱりね、デッドスペースができてしまったり、屋根がかかってない部分があると、ここも屋根かけたらよかったなと思うことが多いと思うので。これは可能な限りでいいとは思うんですけど、敷地にぴったり納めた方が使い勝手は良いと思います。
今回の金額設定(03:11~)
次はですね、今回の金額設定について少し解説しておきます。まず本体の金額なんですが、本体の割引後の金額で概算金額を出しています。本体の定価があって、だいたいの商品が55%オフとか、あとは40%オフとか50%オフという商品もあったりするんですけど、定価ではなくて実際に販売している金額で概算金額を出しています。そうしないとね、定価で金額がいくらって言っても、割引率が違うと販売金額が全然変わってくるので、今回は定価は表示してないです。
商品の仕様も、屋根材はポリカの場合は一般ポリカにしてますし、スチール折板の商品は一般的なスチール折板の商品を選定してます。ちょっと金額が上がるね、ポリカ折板とか、こっちのポリカで言うと熱線吸収タイプとか、そういったものは選択してないです。高さに関しても標準柱で見てます。標準柱というのは2.2mとか、ちょっと規格が変わったら2.3mとか、そういった感じで金額ができるだけ上がらないような感じで、商品は選定しています。
あと概算金額なので、基本工事費と柱を掘った後の残土処分費は含めてます。商品代と工事代と残土処分費を足して、消費税も込んだ金額を今回は金額として表示してます。こういう条件で算出していきます。ではね、早速価格帯から3台用のカーポートを見ていくんですけど、ちょっとね、数が多くなってしまったんですけど、そんなに長い動画にはならないと思います。サササッと見ていきますので。
50万円~(04:48~)
早速、この一番安い「50万円~」という商品を見ていきましょう。今回紹介する一番安いものは、ネスカRのM+Y合掌という商品です。こんな感じの見た目で、カーポート1台分をM合掌させて2台用にして、背中合わせにY合掌も作って、合計3台用にしているパターンですね。サイズにしてみるとトータルの横幅は約8.1mです。奥行は5.0mの一般的なものですね。
1台用の組み合わせで3台用を作れるんですけど、これはね、ちょっと皆さんが想像しているような3台用ではなかったかなと思います。ただ一番安く作ろうと思えば、このタイプも有りだとは思います。一番ネックなのはね、この柱が2本ここに建っちゃうことですよね。間に柱が建ってもいいけど、この2本分の柱が建つのはちょっとデッドスペースが増えるなあと思われることも多いとは思います。ちなみにこのサイズというのは、一つのカーポートが2.7m、約2.7mですね。2.7+2.7+2.7で、合計8.1mというようなサイズ感です。
60万円~(05:58~)
続きまして「60万円~」。これはですね、先ほどのネスカのM+Y合唱と同じで、フーゴという商品でM+Y合掌を実現した商品です。サイズもね、まったく同じです。耐風圧強度が違うので、この金額差になっているということですね。
74万円~(06:16~)
前座が終わりましたので、いよいよこの「74万円~」という商品を見ていきましょう。これが、いわゆる3台用でさっき図面書いた商品ですね。フーゴR 3台用。この74万円~というのは、横幅が7.2mで奥行が5.0mの場合の金額です。ちなみに横幅を8.0mにすると約77万円~。だいたい3万円のアップですね。これにですね、あと屋根材を熱線吸収タイプにしたりとか、柱はもう少し高くしたいとか、そういったことになってくると金額が上がってきます。
ちなみに、このフーゴR 3台用はフーゴという名前がついてますけど、耐風圧強度は38m/秒です。フーゴはね、ほとんどの商品が耐風圧強度42m/秒なんですけど、この上のものもそうですね。このM+Y合掌も、フーゴの場合は42m/秒が耐風圧強度なんですけど、このね、フーゴR 3台用は38m/秒と言って、従来からのカーポートの強度です。
86万円~(07:19~)
続きまして「86万円~」の商品です。これがフーゴFの3台用。横幅は7.2m×5.0mのタイプですね。これだと86万円~です。ちょっとね、フーゴRの3台用と比べると、結構ね、金額差が出ちゃいましたけど、このF型っていうのはね最近人気が高くて、どちらが売れているのかというとこのF型の3台用の方がよく出てます。ちょっとね、サイズに違いがありまして、このR型だと横幅が8.0mになるんですけど、F型の場合は7.2mの次は7.8mというサイズです。若干R型よりも小さいですね。7.8mの場合だと91万円~です。繰り返しになりますけど、これは基本工事費と残土処分費と消費税をプラスした金額です。あくまでも概算金額です。
同じ価格帯で別のカーポートもありました。86万円~、もう一つの商品を見ていきます。カーポートSWの1500タイプ。この1500タイプというのは、耐積雪強度50㎝のものです。いわゆる折板屋根のカーポート。屋根がね、金属で作られていて非常に強度が強いカーポートなんですけど、このタイプは2台+1台と言って間に柱が建っているタイプですね。横幅はなんと8.4mあります。奥行も5.4mあります。結構大きいんですね、このカーポート。規格で言うと、この2台分のところが5.4mあって、1台分のところが3.0mあります。それで合計で8.4mという商品ですね。
ちょっとね、間に柱が建っちゃいますけど、一番最初に見た1台用のカーポートをM合掌とY合掌で繋げるのは、間に柱が2本建ってましたけど、このね、カーポートSWの3台用は柱が1本しか建ってないです。さっきのものよりは、だいぶすっきりしてますね。ちなみにですね、横幅これ8.4mなんですけど9.0mにすることできます。9.0mにすると、概算金額は約91万円~です。サイズ的には、2台分のところで6.0m、1台分のところで3.0m、合計9.0mというパターンですね。
97万円~(09:34~)
どんどん見ていきましょう。次「97万円~」。今度はですね、カーポートSW 1500タイプ。同じタイプなんですけど、間に柱が建たなくて3台一気に並べられるタイプです。横幅は7.8m、これが限界ですね。奥行が同じで5.4m。このね、折板屋根のカーポートっていうのは、奥行が小さくて5.4mのもので、次がね6.0mというパターンがあるので、一般的なポリカのカーポートよりは規格サイズが大きいです。これですね、横幅は7.8mのみです。最大が7.8mで、あと小さくしたい場合はカットして小さくしていくことは可能です。
105万円~(10:13~)
次が「105万円~」の3台用。カーポートSTの3000タイプ。これはね、さっき見たタイプとはちょっと違うくて、耐積雪強度が100㎝のタイプなんです。サイズ的にはね、まったく同じなんですけど、耐積雪強度が50㎝から倍の100㎝に上がってます。なのでね、ちょっとね、金額もね105万円~という感じで上がってますね。こちらも横幅9.0mのタイプがありまして、9.0mにすると約111万円~という価格帯です。
131万円~(10:44~)
次が「131万円~」。だんだんもうすごい金額なってきましたね。カーポートSTの3000タイプ。この上のタイプと同じ3000タイプなんですけど、今後はね、柱が間に建たないんですよね。建たないんですけど、耐積雪強度が100㎝にもなるので、柱がね、合計で8本建ちます。こちらもね、横幅は7.8mのみで、カットして小さくしていくことは可能です。なかなか、この2つ悩みどころですよね。耐積雪強度は同じ100㎝なんですけど、金額がね26万円違うんですけど、間に柱が建つか建たないか、なかなか難しい選択になりますよね。
134万円~(01:09~)
最後から2つ目が「134万円~」。これがソルディーポートの1500タイプ。屋根がね、ポリカで透明感があります。横幅は7.7mで奥行は5.0mのパターンです。こちらもね、横場は7.7mのみです。カットして小さくすることはできます。このソルディーポートはあんまり出ないんですけど、強度が高くて屋根下も明るいという特徴があります。ちょっとね、金額がね高いんですよね。ただ耐積雪強度が強くて、耐風圧強度も強くて、屋根の下が明るくないといけないということであれば、このカーポートはおすすめできます。
170万円~(12:03~)
最後に紹介するのは「170万円~」の3台用です。アーキフィールドという商品です。この170万円という金額は、横幅が7.9m、奥行が5.0mの商品です。この写真は横幅9.0mのものの写真です。ただ横幅7.9mというのは約8.0mあるので、一番最初にね、見た図面を思い出してほしいんですけど、横幅が8.0mあったら車3台は余裕をもって十分停められます。
ちなみにね、写真通りの横幅9.0mにすると金額は約180万円~です。さらにちなみになんですけど、こんな感じで一部に天井を貼り付けると、横幅7.9m、奥行6.0mで200万円を超えてきます。ちょっとアーキフィールドは別格になってきましたね。
まとめ(12:53~)
それでは、まとめやっていきましょう。3台用の商品には、間に柱が建つタイプと間に柱が建たないタイプがあります。柱が建たないタイプの方がね、高いんですよね。柱の本数が少ないのに、なんでこっちの方が高いのかというと、本数が少ない分ですね、柱とか梁の強度を上げてます。これでね、結構金額が上がっちゃうんですよね。
あと3台用商品と一括りに言っても、金額幅がかなりあったじゃないですか。50万円~200万円ですからね。今回は、地面がコンクリートの場合に発生する、コンクリートを砕くハツリ工事というものがあるんですけど、これを含んでいないので場所によってはね、金額がアップする可能性もあります。今回見てきたように、金額とかあとはデザインを見ていたと思うんですけど、あと強度もありましたね。だいたい、この3つであとはどのカーポートにするのかということが参考になったら嬉しいです。
今回の動画は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。それでは、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。
記事作成: 西山 肇
ニシヤマ タダシ / 1979年生まれ / クリエイティブな狼