カーポートの選び方
カーポート選びは、車のサイズや車種によって大きく変わってきます。もちろん敷地の形状・お住まいの地域にも大きく関係してきます。カーポート選びで悩まれている方、参考にどうぞ。
サイズ
カーポートは服と同じで、駐車する車のサイズ(幅、長さ、高さ)にあった最適なカーポートを選びましょう。カーポートは高額です。服のように少し窮屈だからといって買いかえることは困難です。
車のサイズの目安
下記表のサイズはあくまで目安です。実際にご利用の車のサイズをご確認ください。カーポートの寸法より大型の車については、延長タイプ、縦連棟タイプなどで対応します。
区分 | 全長×全幅×全高 | 車種の例 |
---|---|---|
軽自動車 | 3400×1480×1650 | タント ワゴンR |
小型車 | 4500×1680×1500 | ヴィッツ デミオ フィット |
中型車 | 4800×1700×1500 | スカイライン プリウス |
ワンボックス | 4800×1700×2000 | エスティマ ステップワゴン |
大型車 | 5210×1875×1500 | クラウン レクサス |
間口のサイズ
カーポートから車を出し入れする際は、曲線的な動きをすることが多いです。間口サイズを決める際は、車体の幅だけでなく、前面道路の道幅や車の回転半径なども考慮し、間口サイズを決めましょう。余裕をもたせることが重要です。
駐車スペースと前面道路との位置関係
駐車スペースは、前面道路との位置関係で大きく3種類に分けられます。車の保有台数や敷地条件によっても違ってきますので、間口サイズと合わせて検討が必要です。
店長からのアドバイス
お車のサイズに合わせてカーポートを選択することも可能ですが、どちらかといえば敷地に合わせて大きめのカーポートを建てたほうが使い勝手がよく、お客さまの満足度も高いです。
カーポートをお車のサイズぎりぎりにしてしまうと、雨の際、乗り降り時に濡れる部分が多くなります。取り付けた後に「もっと大きくしたらよかった」とならないように練っていきましょう!
デザイン
カーポートはやはりデザインにはこだわりたいところです。お車が好きな方は、安さよりも見た目を重視される方が多いです。カーポートはお家のまわりに設置する場合が多いので、景観とマッチしたデザインにしましょう。
店長からのアドバイス
多くのショップさんは「お好みのデザインをお選びください」というと思いますが、デザインは大まかに3種類に分類できると思います。
- 屋根下が明るいポリカーボネートの一般的なカーポート(種類:多)
- 屋根が金属製で完全遮光。強度は最強カーポート(種類:少)
- その他のデザイン性に富んだカーポート(種類:中)
強度
カーポートは外に設置するため、常に雨風にさらされます。カーポートは長く使うものです。さらにお家に近い位置に設置することが多いので、安心・安全な強度のものを選びましょう。
耐風圧
気象庁が「人が立っていられない」とする風速は「30m/s」です。私たちが取り扱っているすべてのカーポートがこの強風に耐える強さです。突風の多い地域などでお住まいの方は、オプションでさらに耐風圧強度を上げることも可能です。
風速 | 状況 |
---|---|
10~14m | 風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。 |
15~20m | 風に向かって歩けない。転倒する人もでる。 |
20~24m | しっかりと身体を確保しないと転倒する。 |
25~30m | 立っていられない。屋外での行動は危険。 |
毎年必ず起こる台風による被害
耐積雪
日本列島は縦長のため、地域によって積雪量に大きなバラつきがあります。カーポートの積雪強度は「一般地域用」「積雪地域用」「豪雪地域用」とありますので、カーポートはお住まいの地域によって最適なものを選びましょう。私たちが取り扱っているカーポートは、すべて標準仕様で耐積雪強度20㎝以上の実力です。全国の約半分の地域は積雪量が0~20㎝ですので、一般地域用のカーポートの強度で対応できます。積雪が30㎝以上の積雪地域、100㎝以上の豪雪地域でお住まいの方は、雪下ろしの目安にした積雪強度数値を参考に、最適なカーポートを選びましょう。
店長からのアドバイス
「耐風圧」と「耐積雪」の2つの選び方があります。10年前と比べると、どちらの強度も改良された商品があり、徐々に売れ行きも伸びてきています。
やはり一番安心なのは「折板カーポート」ですね。積雪用というわけではなく、風にも強いので台風の多い九州から北海道まで、よく売れています。ごついイメージがあるかもしれませんが、改良を加えて他メーカーと比較してもシャープなデザインに仕上がっています。
カーポートを探す
カーポートはサイズや見た目などさまざまな種類がありますが、自分が欲しいものを絞っていく際、真っ先に思い浮かぶのが駐車台数です。おそらくほとんどの場合、カーポートを設置したいと考えている段階で、何台分の駐車スペースが必要かは決まっているはずです。
店長からのアドバイス
お車1台とバイク1台、などの奥行延長タイプも取り扱っています。商品ページで、奥行を延長する項目が出てきます。