山口県山口市K様のカーポート施工例【ネスカR 3台用 M合掌+縦連棟(1+1+1台)】

山口県山口市にお住まいのK様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

山口県K様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 ネスカR 3台用 M合掌+縦連棟(1+1+1台)
仕様 サイズ:奥行9,922㎜、横幅5,416㎜
高さ:ロング柱25(H=2,496㎜)
カラー:シャイングレー
屋根材:熱線吸収ポリカーボネート(クリアマットS)
追加工事 ハツリ工事

形として残るメールで回答してもらえること

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

他社との見積を比較していたため。

購入商品に期待していることは何ですか?

長年、問題なく使用できること。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

設置箇所に応じた自由度の高さ。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

基礎がメーカー標準の大きさであること。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

安心:質問に対して、形として残るメールで回答してもらえること。<br>不安:施工業者との情報共有。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

安心:設置前に打ち合わせし、細かな設置位置を双方同意のもと決めることができた。<br>不安:ネジが何個か落ちていたため、タイヤがパンクする恐れがある。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

この度は、弊社をご利用いただき、誠にありがとうございました。他社様と比較ご検討いただいたうえで、弊社をお選びいただけました事、大変嬉しく思います。また、商品の完成にはご満足いただけているようで、安心致しました。ネジの不始末に関しましては、ご迷惑をお掛けしてしまい誠に申し訳ございません。今後そのような事がないよう、メーカーには指示・教育をしてまいります。商品をご使用いただく中で、何かございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

    他のカーポート施工例を探す

    同じネスカR(3台用)で探す

    山口県でのカーポート施工例で探す

    同じカラー(シャイングレー)で探す

    カーポートのプロから解説

    山口市K様の広々としたカーポートの事例、ご覧になりましたでしょうか。 奥行き約10メートル、横幅約5.4メートルという、非常にゆとりのあるサイズ感での施工です。この事例を見て、「うちの敷地はちょっと形が特殊だけれど、カーポートは入るのだろうか?」「3台分停めたいけれど、柱の位置はどうなるの?」といった疑問をお持ちになった方もいらっしゃるかもしれませんね。

    今回は、コウケンNETカーポート専門館の池本が、この事例で採用されている商品「ネスカR」の魅力と、プロとして絶対に譲れない施工のポイントについて、専門家の視点で解説させていただきます。

    設置したカーポート商品について

    まず、今回の事例で採用されているLIXILの「ネスカR」ですが、こちらは2025年11月現在でも、メーカーの主力商品として販売されている現行品です。 私がこの商品を多くのお客様におすすめする理由は、一言で言えば「圧倒的なコストパフォーマンスと対応力の広さ」にあります。

    今回のK様の事例にある「3台用 M合掌+縦連棟(1+1+1台)」という仕様にご注目ください。少し専門的な響きですが、これは非常に珍しく、かつプロの腕が試される組み合わせ方です。 通常、カーポートは1台用、2台用と決まったセットで販売されることが多いのですが、ネスカシリーズは、1台用のユニットをパズルのように組み合わせることができます。 「M合掌」というのは、1台用を背中合わせではなく、梁(はり)の部分で連結して横幅を広げるスタイル。

    そこにさらに「縦連棟」として、奥行き方向にもう1台分を連結しています。 これにより、敷地の形状や車の停め方に合わせて、今回のような奥行き約10メートルという大空間を作り出すことが可能になります。もしあなたが、「敷地が変形していて既製品が入らないかも」と悩んでいるなら、このネスカシリーズの柔軟性は大きな解決策になるはずです。

    機能面についても触れておきましょう。 屋根材には「熱線吸収ポリカーボネート(クリアマットS)」が採用されています。これは、夏場の強烈な日差しによる車内温度の上昇を抑える機能を持っています。 私が特におすすめしたいのが、この「クリアマットS」という色味です。すりガラスのような質感で、直射日光はカットしつつも、カーポートの下が暗くなりすぎない。採光と遮熱のバランスが非常に優れており、リビングの窓際に設置する場合でも部屋が暗くなりにくいのが特徴です。

    工事について

    次に、施工の裏側について、プロの本音をお話しします。 今回の事例では「ハツリ工事」が行われています。これは、既存の土間コンクリートやアスファルトに、柱を立てるための穴を開ける必要な工事のことです。 時折、「コンクリートを壊さずに設置できませんか?」とご相談をいただくことがありますが、私は安全の観点から、これをお断りしています。

    なぜなら、カーポートの強度は「基礎」で決まるからです。 K様からのアンケートに「基礎がメーカー標準の大きさであること」が決め手だったとのお言葉がありましたが、これこそが、私たちがこだわっている部分です。 見えない地中の基礎コンクリートを、メーカーが定める規定サイズ通りに施工する。当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、実は手間とコストを惜しんで、ここを小さく済ませてしまう業者がゼロではないのが業界の悲しい実情です。 巨大な屋根を支えるのは、柱ではなく、その足元の基礎です。私は、ここをごまかすような工事は、プロとして絶対に許しません。

    また、K様より「ネジが落ちていた」というご指摘をいただいた点については、過去の事例とはいえ、施工を管理する立場として身が引き締まる思いです。 どれほど良い商品を選び、頑丈な基礎を作っても、最後の清掃や点検がおろそかであれば、お客様に不安を与えてしまいます。安全とは、商品のスペックだけでなく、現場管理の質も含めて初めて完成するものだと、改めて肝に銘じています。

    このネスカRは、R型(アール型)と呼ばれる優しい曲線のデザインが特徴です。 もし、よりモダンでシャープな印象をお好みであれば、同じネスカシリーズの「ネスカF(フラット型)」や、より高強度な「フーゴ」シリーズと比較検討してみるのも良いでしょう。 しかし、どんな住宅にも馴染む普遍的なデザインと、今回の事例のような複雑な敷地対応力を兼ね備えている点で、ネスカRは現在でも間違いのない選択肢の一つです。

    カーポートは、一度設置すれば10年、20年と使い続けるものです。 「値段が安いから」という理由だけで選ぶのではなく、K様のように「基礎の大きさは適正か?」「特殊な敷地に対応できる提案力があるか?」という視点を持って業者を選んでいただきたいと思います。 それが、台風の夜でも安心して眠れる、後悔のないカーポート選びにつながるはずです。

    もし、「うちは3台停めたいけれど、どう配置すればいいかわからない」「変形地だけれど、頑丈なカーポートを建てたい」とお考えでしたら、ぜひ一度私にご相談ください。 あなたの敷地に最適な組み合わせと、見えない基礎までこだわった安心の施工をご提案させていただきます。

    ネスカはこちらから金額算出できます