東京都N様のカーポート施工例【ネスカR 2台用】

東京都八王子市にお住まいのN様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

東京都N様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 ネスカR 2台用
仕様 サイズ:横幅4,836㎜、奥行4,980㎜
高さ:標準柱(2,258㎜)
カラー:シャイングレー
屋根材:熱線吸収ポリカ(クリアマットS)
追加工事 ハツリ工事、柱高さ調節

やはり施工がしっかりしている所が良い

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

商品をホームページで確認して、あとは施工業者に下見に来てもらって、購入を決めました。

購入商品に期待していることは何ですか?

やはり、長持ちしてくれることでしょうか。一度施工すると、10年とは言わず、20年以上使うと思うので、長持ちして欲しいです。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

屋根の下が明るい事です。最初は熱線カットを重視したのですが、やはり屋根の下が暗くなるのが嫌だったので、明るいクリアマットSにしました。お陰で、曇りの日でも暗くならず、いい感じです。ただ、下から見ると思ったより青みがかかった色でした (反射具合で色味は少し違いますが)

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

近所の方に紹介してもらいました。商品もLIXLの物ですし、施工もしっかりしているので、良いと思います。値段重視なら、ホームセンターなどもう少し安い所もあります。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

やはり施工がしっかりしている所が良いです。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

下見の段階で、水道管の位置などきちんと確認して柱の位置を決めて頂き、高さも後ろの物置に被らないように考えてもらい、結果、施工もスムーズに行き、良かったと思います。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

他にリーズナブルなところがあったのにも関わらず、この度は弊社でご注文くださり誠にありがとうございました。今回ご紹介とのことで、ご近所様含め皆さんにご利用いただき、大変ありがたいです。今後も長く使われるものですので、末永く、どうぞよろしくお願いいたします。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    東京都八王子市N様の、LIXIL「ネスカR 2台用」の施工事例をご覧になりましたね。素晴らしい仕上がりで、N様の「長持ちしてほしい」という願いもしっかりと叶えられる施工内容だと感じます。この事例をご覧になって、「うちの駐車場にもこのサイズが入るかな?」「屋根の色選びで失敗したくないな」と、ご自身の計画に重ねて考えていらっしゃるかもしれません。

    ここでは、コウケンNETカーポート専門館の池本が、この事例から読み取れる「後悔しないカーポート選びのポイント」を専門家の視点で解説します。

    「ネスカR」は現在も選ばれ続けるロングセラー現行品

    まず安心してください。こちらの事例で使用されている「ネスカR(2台用)」は、2025年現在もLIXILの主力商品として販売されている現行品です。

    ネスカシリーズは、品質と価格のバランスが非常に優れており、日本で一番売れていると言っても過言ではないスタンダードなカーポートです。「R」というのは屋根が緩やかなアール(曲線)を描いているデザインのことで、どんなスタイルの住宅にも柔らかく馴染むのが特徴ですね。私は個人的に、この奇をてらわないシンプルな機能美が好きなんです。流行り廃りがなく、飽きがこないデザインというのは、長く使うエクステリアにおいてとても重要な要素だと考えています。

    2台用ならではの「強さ」と屋根材選びの正解

    この事例で特筆すべきは、商品の基本性能の高さと、N様の屋根材選びのセンスです。

    まず強度についてですが、カーポートの風に対する強さは「基準風速V0(ブイゼロ)」という数値で表されます。実はネスカRの1台用はV0=34m/sの設定なのですが、今回のような2台用(ワイドタイプ)は、構造的に安定感が増すため「基準風速V0=40m/s」相当という、より高い強度設定になっています(※1台用は34m/s)。一般的な住宅地であれば十分に安心できるスペックです。「台風が心配だからとにかく最強のものを」という場合は上位機種の「フーゴ」をお勧めすることもありますが、コストと性能のバランスを考えれば、このネスカR 2台用は非常に賢い選択と言えます。

    次に屋根材です。N様は「熱線吸収ポリカーボネート(クリアマットS)」を選ばれました。これはプロとしても一押しの屋根材です。 真夏のジリジリする暑さの原因となる熱線を約36%カットしつつ、光を約80%も通すため、「車内は熱くなりにくいのに、カーポートの下は明るい」という理想的な環境が作れます。N様が「下から見ると青みがかっている」と仰っていますが、これは熱線を吸収する特殊な素材による仕様です。この青みがかったマットな質感が、機能性の証なんですよ。

    長く使うための「施工の質」と「ハツリ工事」

    N様が「施工がしっかりしている所が良い」と強調されていますが、まさにその通りです。カーポートの寿命は、製品そのものの性能以上に、基礎工事の質で決まると言っても言い過ぎではありません。

    今回の工事では「ハツリ工事」が行われています。これは、駐車場の床がすでにコンクリートやアスファルトで固められている場合に、柱を立てるための穴を開ける必要な工事のことです。単に穴を開けるだけでなく、その後に十分な大きさの基礎を作り、柱を垂直に固定し、モルタルで丁寧に仕上げる。この見えなくなる部分の手間を惜しまないことが、N様が期待されている「20年以上の安心」に繋がります。

    また、施工業者が水道管の位置を確認して柱の位置を調整したというエピソードも素晴らしいですね。地中には水道管やガス管が埋まっていることが多く、何も考えずに掘るとこれらを破損させる事故に繋がります。事前の下見でこれらを回避し、さらに物置への干渉も防ぐ。こういった細やかな配慮こそが、プロの仕事です。

    迷ったら「フーゴ」と比較検討を

    もしあなたが、海沿いや風の強い地域にお住まいで、「ネスカの強度で足りるかな?」と少しでも不安を感じるなら、LIXILの「フーゴR」という商品と比較してみてください。 デザインはネスカとほぼ同じですが、フーゴは基準風速V0=42m/sが標準設定となっており、さらに強靭です。予算を優先するなら「ネスカ」、絶対的な安心感を優先するなら「フーゴ」。このように、ご自宅の環境に合わせて選ぶのが失敗しないコツです。

    最後に

    古い事例であっても、このようにポイントを押さえることで、現在のカーポート選びにも必ず役立ちます。大切なのは、単に価格だけで選ぶのではなく、「自宅の環境に合った強度か」「信頼できる施工が行われるか」を見極めることです。

    私たちコウケンNETは、売りっぱなしにはいたしません。工事が終わってからが、お客様との本当のお付き合いの始まりだと考えています。もしカーポート選びで迷われていることがあれば、どんな小さなことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。あなたにぴったりの一台を、一緒に見つけましょう。

    2台用カーポートはこちらから金額チェックできます