滋賀県東近江市Y様のカーポート施工例【フーゴR 1500 1台用】

滋賀県東近江市にお住まいのY様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

滋賀県Y様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 フーゴR 1500 1台用
仕様 サイズ:横幅2,400㎜、奥行4,980㎜
高さ:標準柱(H=2,194㎜)
カラー:ブラック
屋根材:一般ポリカーボネート(クリアブルー)
その他:着脱式サポート柱
追加工事 着脱式サポート柱取付

施工費は安くしていない理由説明が決め手

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

ネットで比較して、すぐに決定しました。

購入商品に期待していることは何ですか?

値段はもちろんですが、確実な施工ができそうか、に着目しました。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

十分な機能で、日常的にすごく役立ってます。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

施工費は安くしていない理由説明が決め手。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

メール回答が迅速丁寧だった点に安心しました。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

2名きましたが、他業者寄せ集め感があり、チームワークに疑問があります。また、サポート柱位置を当初確認せず、最後の段階で配管解消する段取りは、問題です。途中段階で確認に行きますと言っていたけど、最後の段階でどうにもりません。ただ、朝から日没まで、一生懸命作業いただきました。手抜きはないので、良かったです。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

この度は、弊社にカーポートのご依頼をいただき、誠にありがとうございます。弊社の対応と商品にご満足いただいており、大変嬉しく思っております。サポート柱位置の件、ご不安な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません。施工士とも内容を共有し、改善に努めてまいります。これからカーポートをお使いいただく中で何かございましたら、すぐにご連絡くださいませ。この度は誠にありがとうございました。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    滋賀県東近江市のY様、この度は大切な愛車を守るカーポートの設置をお任せいただき、また貴重なご意見をありがとうございました。

    ブラックの本体色が、お住まいの外観をグッと引き締めていて非常に格好良いですね。完成写真からも、その重厚感が伝わってきます。

    Y様の事例をご覧になっている皆様も、「カーポートの工事って、実際どうなんだろう?」「ネットでの注文は不安だな」と感じていらっしゃるかもしれません。

    今回は、カーポート専門館の池本が、Y様の事例をもとに、これから設置を検討される方が「絶対に後悔しないためのポイント」を専門家の視点で解説します。

    1. この商品は「現行品」です(2025年11月現在)

    まず安心してください。Y様がお選びになった「LIXIL フーゴR 1500 1台用」は、現在もLIXILの主力として販売されている現行品です。

    「フーゴ」シリーズは、数あるカーポートの中でも私が特に信頼を寄せている商品の一つです。その理由は、昨今の異常気象に対応するために設計された**「圧倒的な強さ」**にあります。

    なぜ「1500」タイプなのか?

    商品名の「1500」という数字、これは「耐積雪強度50cm相当」を意味します(一般地域用は20cm相当)。 滋賀県東近江市のような、冬場に雪が降る可能性がある地域では、この「1500タイプ」を選ぶのが正解です。

    しかし、この商品の魅力は雪への強さだけではありません。 私がプロとしてこの商品を推す最大の理由は、雪用ならではの「骨組みの太さと頑丈さ」です。

    • 基準風速 V0=40m/s相当

    この高いスペックのおかげで、雪の日だけでなく、近年の大型台風の際にも安心感がまるで違います。「ウチはそこまで雪は降らないけど、風が心配だから」という理由で、あえてこの頑丈な1500タイプを選ばれるお客様もいらっしゃいます。

    2. 施工現場のリアル:地中の「見えない敵」と向き合う

    Y様からのアンケートに、「サポート柱の位置で配管と干渉し、最後の段階でバタバタした」という厳しいご指摘をいただきました。 これは、我々施工店が最も反省し、そしてこれから工事をされる皆様にぜひ知っておいていただきたい「工事の落とし穴」です。

    柱を立てる場所には、何かが埋まっている

    カーポートの柱を立てる際、地面が土なら掘削し、コンクリートなら「ハツリ工事(柱を立てるための穴をコンクリートに開ける必要な工事)」を行います。

    しかし、日本の住宅の地下には、雨水、汚水、ガス、水道など、無数の配管が張り巡らされています。 図面には載っていない配管が、掘ってみたら出てくる——。これは現場では決して珍しいことではありません。

    Y様の現場でも、おそらくサポート柱の受け金具を埋め込む際に、予期せぬ配管との干渉があったのだと推察します。

    私たちが改善すべきこと

    地中埋設物は「掘ってみないと分からない」のが事実ですが、プロであれば、経験則から「ここに配管がきそうだな」と予測し、事前にお客様と「もし配管が出た場合は、柱の位置を数センチずらす可能性があります」と打ち合わせをしておくべきでした。

    Y様が感じられた「チームワークへの疑問」や「最後のバタバタ」は、まさにこの事前のコミュニケーション不足が原因です。 一生懸命作業をするのは当たり前。その上で、お客様を不安にさせないための「説明」と「段取り」こそが、プロの仕事だと改めて痛感しております。

    3. 「安さを売りにしない」理由

    Y様が当社を選んでくださった決め手が「施工費は安くしていない理由説明」だったとのこと、施工者としてこれほど嬉しいことはありません。

    ネット通販では「激安施工」を謳う業者もありますが、カーポートは一度建てれば10年、20年と使い続けるものです。 基礎の大きさ、コンクリートの厚み、使用する金具の品質。これらを目先の価格競争のために削れば、数年後に傾きや破損といった形で必ずツケが回ってきます。

    私は常々「安さで選ぶべきではない」とお客様にお伝えしています。 それは、私たちが利益を取りたいからではなく、お客様の安全と財産を守るために、削ってはいけない「品質のライン」があるからです。

    と言っても可能な限り金額は頑張っております!


    今回のY様の事例は、商品の選び方は「大正解」でしたが、施工の進め方において私たちが改善すべき課題をご指摘いただく形となりました。

    これからカーポートをご検討中の皆様へ。 「フーゴR 1500」は、強度とデザインを兼ね備えた素晴らしい商品です。 そして工事に関しては、地中の配管リスクや、職人との連携について、少しでも不安なことがあれば遠慮なく私にご質問ください。

    「見えない部分」まで誠実に説明し、納得して工事に進んでいただくこと。それが、コウケンNETカーポート専門館の約束です。

    あなたの愛車を守る最適な一台を、一緒に見つけましょう。 もしよろしければ、現在の敷地の状況を教えていただけませんか?私が直接、最適なプランをアドバイスさせていただきます。