神奈川県座間市T様のカーポート施工例【カーポートSC 1台用】

神奈川県座間市にお住まいのT様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

神奈川県T様 カーポート施工写真

神奈川県T様 カーポート施工写真

神奈川県T様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 カーポートSC 1台用
仕様 サイズ:横幅3,022㎜、奥行5,000㎜
高さ:標準柱(H=2,200㎜)
カラー:<柱・梁>ブラック <屋根材>ナチュラルシルバーF
その他:着脱式サポート柱
追加工事 サポート柱取付、ハツリ工事、奥行カット、柱移動

連絡をまめにくれたこと

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

値段の問題で、フーゴにするかSCにするかで悩みました。最終的にはSCにしました。近所のポリカの経年劣化が激しいと感じました。

購入商品に期待していることは何ですか?

長く劣化しないこと、壊れないこと、高いものを買ったので、値段以上の性能を期待。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

シンプルなこと、劣化が遅そうなこと、丈夫そうなこと

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

工事を早くやってくれたこと。基礎を通常より大きくやってほしい要望に応えてくれたこと。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

連絡をまめにくれたこと

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

希望通りの基礎サイズでやってくれたこと。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

やや難しいご要望でしたが、こまめに連絡をいただけたので、施工士と連携してできる限りT様のご希望に沿う形で施工させていただくことができました。ご満足いただけたようで、大変嬉しく思います。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説:座間市T様の事例から学ぶ「後悔しないカーポート選び」

    コウケンNETの池本です。神奈川県座間市T様の「カーポートSC」、本当に素敵に仕上がりましたね。

    この事例をご覧になり、T様と同じように「デザインは素敵だけど、価格が…」「ポリカ屋根の『フーゴ』と、アルミ屋根の『SC』で悩む」と感じていらっしゃるかもしれません。

    T様の「近所のポリカの経年劣化が激しいと感じました」というお言葉は、カーポート選びで後悔しないための非常に重要な視点です。

    今日はT様の事例から「製品の真実」と「施工の裏側」を誠実にお話しします。

    「カーポートSC」が今も愛され続ける理由

    T様が選ばれたLIXILの「カーポートSC」は【現行品】として、今なお多くのお客様に選ばれ続けている、デザインカーポートの代表格です。

    私は、機能とデザインが一体となった「機能美」を追求した製品が好きなのですが、SCはまさにその頂点にあると感じています。雨樋(あまどい)は柱に内蔵され、ネジやボルトも極力見えない「ノイズレスデザイン」。これが住宅と一体となった美しい景観を生み出します。

    そして、SCは「現行品」として進化を続けています。

    T様が設置された積雪20cm対応タイプに加え、近年では積雪100cmに対応するタイプも登場しました。さらに、積雪50cm対応の1500タイプが、従来の6本柱から4本柱仕様へとモデルチェンジされています。これにより、価格も下がり、より現実的な選択肢となりつつあります。

    なぜ「ポリカ屋根」ではなく「アルミ屋根」だったのか

    T様が悩まれた「フーゴにするかSCにするか」。これは「ポリカ屋根か、アルミ屋根か」という根本的な選択です。

    「フーゴ」に代表される「ポリカーボネート(ポリカ)屋根」は、駐車場が暗くならない「採光性」が最大のメリットです。しかし、T様が懸念された通り、長年の紫外線や雨風で「経年劣化」(変色や変形)が起こる可能性があります。

    ポリカ自体は強度が高いのですが、経年劣化で固くなってしまい雹などの物理的な衝撃で割れてしまうケースはあります。

    一方、「カーポートSC」の「アルミ屋根」は、「卓越した耐候性(耐久性)」が最大のメリットです。紫外線による変色や変形は感じません。T様が期待された「長く劣化しないこと」を最優先するなら、アルミは最適な答えです。

    ただし、屋根下が日陰になる「完全な遮光性」については、お部屋の窓との位置関係など、設置前に十分な検討が必要です。

    T様は、ご近所の劣化したポリカ屋根を見て、「10年後の姿」を想像されたのでしょう。目先の価格差より、「10年後、20年後も変わらない美観と耐久性」に価値を見出す。私は、その「未来への投資」という視点を強く支持します。

    プロが見る施工のポイント:「基礎」と「ハツリ」

    T様の事例で、製品以上にもう一つ重要な点があります。

    それは、T様がコウケンNETを選んだ決め手として「基礎を通常より大きくやってほしい要望に応えてくれたこと」を挙げてくださっている点です。

    これこそが、カーポート業者選びで最も重要な「誠実さ」を見極めるポイントだと、私は断言します。

    メーカーは、柱を埋める穴のサイズを「標準基礎寸法」として定めていますが、これは最低限の基準です。T様のように安全性を高めたいというご要望に対し、手間を惜しまず誠実にお応えできるかどうか。完成後に見えなくなる部分にこそ、業者の姿勢が現れます。

    私たちはT様のご要望に、喜んでお応えしました。それが「安全と品質が最優先」という、私たちの信条そのものだからです。

    ちなみに、T様の工事では「ハツリ工事」も行われています。

    これは、すでにコンクリートが打設されている駐車場に、柱を立てるための穴を開ける「必要な工事」を指します。丁寧さと正確性が求められる作業です。

    「強さ」の真実:新しい「V0(ブイゼロ)」基準

    T様は、オプションの「着脱式サポート柱」も追加されています。台風などの強風時にカーポートを支えるもので、非常に賢明なご判断です。

    ここで、カーポートの「強さ」を示す基準について、近年大きな変化がありました。

    以前は「耐風圧強度38m/s相当」といった、メーカーや業界団体の基準が使われていました。

    しかし現在は、建築基準法で定められた、全国共通の明確な基準である「基準風速V0(ブイゼロ)」という表記に統一が進んでいます。

    これは「その地域で想定される最大の風の強さ」を国が定めた数値です。

    カーポートを選ぶ際は、お住まいの地域のV0値(例:神奈川県座間市はV0=34m/s)に対して、設置するカーポートの対応V0値(例:LIXIL SC標準柱はV0=40m/s対応)が、必ず上回っていることを確認する必要があります。

    結論:私たちの仕事は「工事完了後」から始まります

    T様の事例は、

    1. 目先の価格ではなく「長期的な耐久性と美観」に投資されたこと。
    2. 目に見えない「安全」(基礎)にコストをかけることを厭わなかったこと。
    3. 私たちが、その真剣なご要望に、技術と誠意をもってお応えできたこと。これらが揃った、理想的な事例だと私は思います。

    カーポートは、建てて終わりではありません。

    私の仕事は、工事が完了し、お客様がその下で安心して日々を過ごされてからが、本当のお付き合いの始まりだと考えています。

    「売りっぱなしにしない」。

    これが、私たちコウケンNETカーポート専門館の信条です。

    あなたが今、カーポート選びで悩んでいるなら、どんな小さな疑問でも構いません。ぜひ私たちに聞かせてください。

    ご家族が10年後、20年後も「このカーポートにして本当に良かった」と笑顔で思える、そんな後悔のない選択を、安全な施工と共にお届けすることをお約束します。

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