神奈川県横須賀市I様のカーポート施工例【フーゴR 袖壁 1台用 奥行延長】

神奈川県横須賀市にお住まいのI様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

神奈川県I様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 フーゴR 袖壁 1台用 奥行延長
仕様 サイズ:奥行7,098㎜、横幅2,699㎜
高さ:ロング柱25(H=2,504㎜)
カラー:シャイングレー
屋根材:熱線吸収ポリカーボネート(ブルーマットS)
追加工事 ハツリ工事

今のところ問題なく対応も早く、安心しています

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

すぐに購入しなかった。他社との検討のため。

購入商品に期待していることは何ですか?

車、バイク、屋外作業の雨除け・日除け

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

カーブのあるデザイン。見た目もよく、カラーもいい。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

工事が丁寧そうだったので

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

今のところ問題なく対応も早く、安心しています。不安な点は特にありません。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

今のところ問題なく、綺麗な仕上がりで、安心しています。不安な点は特にありません。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

この度は、弊社のご利用誠にありがとうございました。他社様と比較ご検討のうえ、弊社をご利用いただき誠にありがとうございます。今回、奥行延長タイプのカーポートを設置されましたので、カーポートとプラス、バイク・自転車が駐車出来るかと思いますので、使い勝手は良いかと思います。今後、商品をご使用いただく中でご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。今後ともコウケンネットをどうぞよろしくお願い致します。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    神奈川県横須賀市I様の、奥行きたっぷりのカーポート施工事例、とても素敵に仕上がっていますね。お写真からも、シャイングレーの落ち着いた色合いと、カーブを描く屋根のやわらかい雰囲気が伝わってきます。

    この事例をご覧になって、「袖壁(そでかべ)がついていると何がいいの?」「奥行きを延長すると使い勝手はどう変わるの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、「ウチもコンクリートの駐車場だけど、工事は大変なのかな?」と不安に思われているかもしれませんね。

    ここでは、コウケンNETカーポート専門館の池本が、プロの視点でこの事例のポイントを分かりやすく解説します。これからカーポートをご検討されるあなたが、後悔しない選択をするためのヒントになれば嬉しいです。

    「フーゴR 袖壁」は現在も愛される実力派モデルです

    まず結論からお伝えしますと、こちらの事例で使用されている「フーゴR 袖壁」という商品は、2025年現在もLIXIL(リクシル)から販売されている現行モデルです。

    「フーゴ」シリーズといえば、カーポート業界でも屈指の強さを誇る人気シリーズですが、その中でもこの「袖壁」タイプは、少し特殊で魅力的な立ち位置にあります。多くのカーポートは、柱と屋根だけのシンプルな構造が基本ですが、この商品はその名の通り、柱側に「袖壁」と呼ばれる壁のようなパネルが組み込まれたデザインになっています。

    私がこの商品を長く扱っていて感じるのは、単なる雨除け以上の「守られている感」をお客様に提供できる点です。通常のオプションで取り付けるサイドパネルとは異なり、最初から柱と一体化するよう設計されているため、見た目がすっきりとしていて、後付け感がないのが大きな特徴ですね。

    なぜこの商品が選ばれるのか?プロが語る3つの理由

    I様の事例を紐解きながら、この商品のメリットと、プロとして知っておいていただきたい注意点を詳しくお話しします。

    一つ目は、やはり「袖壁」による防御力です。 カーポートの悩みで意外と多いのが、「横からの雨の吹き込み」や「お隣からの視線」です。この袖壁があることで、横風に乗って入ってくる雨を大幅に軽減できますし、さりげない目隠し効果も期待できます。I様が「カーブのあるデザイン」を気に入ってくださったように、機能だけでなく、外観に重厚感と安心感をプラスできるのも嬉しいポイントです。

    二つ目は、「奥行延長」によるゆとりある空間です。 今回の事例では、約5.7メートルの基本セットに延長セット(約1.4m)を加え、奥行きを約7.1メートル(7,098mm)にしています。一般的な普通車の全長は4.5メートルから5メートル弱ですから、これだけの奥行きがあれば、車の後ろにバイクや自転車を置いたり、雨の日に荷物の出し入れをしたりするスペースが十分に確保できます。「車を入れたらギリギリで、後ろを通れない」というストレスから解放されるのは、毎日の生活で非常に大きなメリットになりますよ。

    三つ目は、屋根材の機能性です。 採用されている「熱線吸収ポリカーボネート(ブルーマットS)」は、私たちが特におすすめすることの多い屋根材です。これは単に雨を防ぐだけでなく、太陽の熱を効果的にカットしてくれる優れものです。真夏の炎天下、車内のハンドルが触れないほど熱くなるのを防いでくれますし、カーポートの下での作業もぐっと快適になります。I様のように屋外作業を想定されている方には、まさにベストな選択と言えるでしょう。

    【重要】風に対する強さについて知っておくべきこと

    ここで、プロとして隠さずに正直にお伝えしなければならない「注意点」があります。それは風に対する強さの基準についてです。

    現在、カーポートの耐風性能は「基準風速V0(ブイゼロ)」という統一基準で表されます。通常の「フーゴ」シリーズ(1台用)は、風に強いことが売りで、基準風速V0=38m/s(場合によってはそれ以上)という高い数値を誇ります。

    しかし、この「フーゴR 袖壁」タイプに関しては、基準風速V0=34m/sという設定になっています。

    「えっ、弱いの?」と心配されたかもしれませんね。決して弱いわけではありません。V0=34m/sというのは、LIXILのスタンダードモデルである「ネスカ」シリーズと同等の強度であり、一般的な住宅街で使用するには十分なスペックです。ただ、袖壁がある分、どうしても風を受ける面積が広くなってしまうため、構造上、通常のフーゴよりは数値が控えめに設定されているのです。

    ですので、もしあなたのお住まいが、海沿いや高台、あるいはビル風が強く吹き抜けるような場所である場合は、設置場所に配慮するか、より強度の高い別の選択肢(例えば、袖壁のないタイプでサポート柱を併用するなど)を検討する必要があるかもしれません。「袖壁が欲しいけれど、風も心配」という方は、ぜひ一度ご相談いただきたいポイントです。

    施工の現場から:ハツリ工事とは?

    今回の事例では「ハツリ工事」が行われています。専門用語なので少し怖いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、これはカーポート設置において非常によくある一般的な工程です。

    ハツリ工事とは、すでに敷かれているコンクリートやアスファルトの地面に、カーポートの柱を立てるための穴を開ける必要な工事のことです。

    I様の駐車場のように既にコンクリートが打設されている場合、そのままでは柱を埋め込むことができません。そこで、柱の位置に合わせてコンクリートを部分的に解体し、穴を掘って柱を立て、最後にまたモルタル等で綺麗に埋め戻します。

    この工事で大切なのは、柱の強度を確保するために必要な深さと大きさを正確に確保することです。私たちが工事を行う際は、見えなくなる地中の基礎部分こそ丁寧に施工することを心がけています。I様から「綺麗な仕上がり」と評価いただけたのは、職人がこの「ハツリ」と「仕上げ」を丁寧に行った証拠ですので、私も非常に誇らしく思います。

    あなたに最適なカーポート選びのために

    今回の「フーゴR 袖壁 奥行延長」は、デザイン性、機能性、そして使い勝手のバランスが取れた素晴らしい選択です。

    もしあなたが、「お隣との境界にさりげない壁が欲しい」「車だけでなく自転車も置きたい」とお考えなら、この商品は有力な候補になるはずです。一方で、「とにかく最強の強度が欲しい」という場合は、袖壁のない標準タイプのフーゴや、さらに強度の高い「カーポートSC」なども比較検討してみると良いでしょう。

    カーポートは一度設置すると、10年、20年と長く付き合っていくものです。だからこそ、目先の価格やデザインだけで選ぶのではなく、「あなたの敷地の風当たり」や「将来の使い方の変化」まで想像して選ぶべきだと私は考えます。

    コウケンNETカーポート専門館では、事前のヒアリングや現場調査を行い、プロの視点で「あなたのお家なら、この商品が安心です」と具体的にアドバイスさせていただきます。

    「ウチの駐車場にはどのサイズが入るのかな?」「袖壁をつけると圧迫感が出る?」など、どんな小さな疑問でも構いません。まずはあなたの「こうしたい」を私たちに聞かせていただけませんか?

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