鹿児島県鹿児島市H様のカーポート施工例【カーポートSC 2台用】

鹿児島県鹿児島市にお住まいのH様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

鹿児島県H様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 カーポートSC 2台用
仕様 サイズ:横幅5,404㎜、奥行5,700㎜
高さ:標準柱(2,200㎜)
カラー:<屋根材>シャイングレーF <柱・梁>ブラック
追加工事 ハツリ工事

価格が安く、保証も10年と長かったからです

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

テリオスポートと比較すると価格が高く、その点少し躊躇しました。

購入商品に期待していることは何ですか?

雨天時の快適さと外観の見栄えです。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

外観がすっきりしていてかっこいいと思います。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

価格が安く、保証も10年と長かったからです。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

問い合わせに対するメールのレスポンスが早く安心してお任せできました。工事に来て頂いた職人さんたちも丁寧な対応で安心できました。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

とても感じの良い職人さんで安心してお任せできました。仕上がりも満足しておりますが、柱等に粉塵や手アカがついたままだった点だけが少し気になりました。作業完了時はもう日が落ちて暗くなっていた為、見えなかったのかもしれませんので仕方なかったかなとも思っています。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

カーポートの設置に概ねご満足いただけており良かったです。完成写真を拝見しましたが、お家と色合い含めて非常にマッチしていて凄く良い感じですね。施工完了の際に「粉塵」や「手垢」が残っていたとの事で申し訳ございませんでした。今後、同じ事がないよう十分注意いたします。この度は誠にありがとうございました。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    鹿児島県鹿児島市、H様の素敵なカーポートSCの施工事例をご覧になりましたね。ワイドな2台用のサイズ感と、ブラックとシャイングレーFのツートンカラーがご自宅の外観に見事に調和しており、思わず「かっこいい」と声が漏れてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    この事例をご覧になって、「やっぱり見た目が良いカーポートは魅力的だな」「でも、台風の多い鹿児島で、あの頑丈なテリオスポートと迷ってこちらを選んだというのは、強度は大丈夫なのかな?」など、デザインと強度のバランスについて色々とお考えかもしれませんね。

    ここでは、業界経験の長い私の視点から、この事例で採用されている「カーポートSC」という商品の実力や、施工において私たちが特に気をつけているポイントについて、詳しく解説していきたいと思います。これからカーポートをご検討されるあなたにとって、少しでも役立つ情報となれば幸いです。

    人気の「カーポートSC」は現在も主力商品です

    まず安心してお伝えしたいのは、こちらの事例で使用されている「カーポートSC 2台用」は、2025年12月現在でもLIXILのラインナップの中で圧倒的な人気を誇る、現行の主力商品だということです。

    発売以来、その革新的なデザインは多くの賞を受賞し、今や「おしゃれなカーポート」の代名詞とも言える存在になりました。H様の事例のように、発売から時間が経っても色褪せないその魅力は、単なる流行り廃りではない、本質的な機能美にあると私は考えています。

    なぜテリオスポートと比較してSCが選ばれたのか

    H様のアンケートに興味深い点がありましたね。「テリオスポートと比較した」という部分です。テリオスポートは、鋼板の屋根を持つ非常に頑丈なカーポートで、台風の多い地域では鉄板の選択肢です。しかし、H様は最終的にカーポートSCを選ばれました。

    その理由は、やはり「圧倒的なデザイン性」と「必要十分な強度」、そして「居住性」のバランスにあると思います。

    カーポートSCの最大の特徴は、屋根材も含めてすべてがアルミで作られていることです。一般的なカーポートにあるような半透明のポリカーボネート屋根ではなく、金属の屋根なんですね。これにより、直射日光を完全に遮ることができます。真夏の車内温度の上昇を抑え、大切な愛車の塗装を紫外線から守る効果は、ポリカ屋根の製品とは比べ物になりません。

    また、デザイン面では「ノイズレス」を徹底しています。雨どいや梁、ネジやボルトといった部材が極力見えないように設計されており、住宅の外観を邪魔しません。H様が選ばれた「屋根はシャイングレーF、柱はブラック」という組み合わせは、実はプロの間でも非常に評価が高いコーディネートです。重くなりがちな2台用の屋根を明るい色にすることで軽快さを出しつつ、柱を黒で引き締めることで、モダンで洗練された印象を与えています。

    台風対策としての強度はどうなのか

    鹿児島という土地柄、気になるのは風への強さでしょう。カーポートSC 2台用は、標準仕様で「基準風速V0=42m/s」という強度を持っています。

    これは、一般的なポリカーボネート屋根のカーポート(多くがV0=36m/s程度)よりもワンランク上の強度設定です。もちろん、テリオスポートのような折板カーポート(V0=46m/s以上が一般的)には数値上及びませんが、V0=42m/sあれば、通常の台風であれば十分に耐えうるスペックです。H様が「雨天時の快適さと外観」を優先されつつ、この強度に納得されたのは、非常に理にかなった選択だったと言えます。

    ただし、高台など、局地的に猛烈な風が吹く場所であれば、私もテリオスポートや、あるいはカーポートSCの強度アップモデル(1500タイプなど)をおすすめすることがあります。このあたりは、設置場所の環境をよく見極める必要がありますね。

    施工のプロが語る「汚れ」と「工事」のリアル

    さて、事例の中で少し気になったのが、施工完了時に「粉塵」や「手垢」が残っていたという点です。これは私たち施工業者としても、身が引き締まるご指摘です。

    実は、カーポートSCで人気の「ブラック」や「ダスクグレー」といった濃い色の柱は、高級感がある反面、施工中のアルミの削りカスや、職人の手の油分などが付着すると、白っぽく目立ちやすいという特性があります。もちろん、これは製品の欠陥ではありません。

    私たちは通常、工事の最後に念入りに拭き上げ清掃を行いますが、H様の事例のように日没後の完了となってしまった場合、暗がりでその拭き残しが見えにくかったのかもしれません。これは言い訳にはなりませんね。現在、私の現場では、濃い色の製品を扱う際は、特に手袋の交換頻度を上げたり、明るいうちに清掃チェックを徹底したりと、より細心の注意を払うようにしています。これから工事をされる方は、もし可能であれば、明るい時間帯に完了検査に立ち会っていただくと、より安心かと思います。

    また、追加工事として記載されている「ハツリ工事」についても触れておきましょう。これは、既存の土間コンクリートやアスファルトの一部を解体し、柱を埋め込むための穴を開ける必要な工事のことです。

    すでに駐車場がコンクリートで固められているお宅では必須の作業になります。大きな音やホコリが出ますが、カーポートの基礎強度を確保するための最も重要な工程の一つですので、ここを丁寧に施工してくれる職人さんかどうかも、長く安心して使うためのポイントになります。

    比較検討のポイント

    もしあなたが今、H様と同じように「頑丈な折板カーポート(テリオスポートなど)」と「デザインの良いカーポートSC」で迷われているなら、ぜひ「毎日そのカーポートを見た時にどう感じるか」を想像してみてください。

    圧倒的な安心感を最優先し、武骨でも頑丈なものを選ぶのも正解です。一方で、毎日帰宅した時に「あぁ、やっぱりかっこいいな」と思える満足感を優先し、かつ基準風速V0=42m/sという十分な強度を持つSCを選ぶのも、また素晴らしい正解です。どちらを選んでも、あなたの生活を豊かにしてくれるはずです。

    今回の事例のように、過去のお客様のリアルな声や、現場でのちょっとした反省点は、これから購入されるあなたにとって貴重な判断材料になります。古い事例であっても、商品の本質的な価値や、施工で気をつけるべきポイントは変わりません。

    大切なのは、スペックの数字だけでなく、ご自身のライフスタイルや、その場所でどう過ごしたいかというイメージを大切にすることです。もし迷われたら、私たちのような専門家に「私の家の場所ならどっちがいい?」と気軽に聞いてみてください。あなたの環境に最適な一台を、一緒に見つけましょう。

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