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兵庫県H様のカーポート施工例【ルーフポートシグマⅢ】

兵庫県にお住まいのH様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

兵庫県H様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 ルーフポートシグマⅢ
仕様 サイズ：奥行5,686㎜、横幅3,899㎜
柱：ロング柱23
カラー：シャイングレー
屋根材：熱線吸収アクアポリカ（ライトブルー）
オプション：サイドパネル3段（H500＋H800＋H800）
追加工事 なし

見積もりが簡単で、わかりやすかった

いただきましたアンケート

コウケンネットをご利用された理由は？

見積もりが簡単で、わかりやすかったし、また、カーポート本体だけでなく、オプションも一緒（事前）に見積もりができたから。もちろん、価格も安かったから。

価格やコウケンネット担当者の対応はいかがでしたか？

価格は個人的には、安いと思います。最終的には、見積もり価格より、安くしてくれました。担当の方は、いろいろな質問・要望に対し、快く回答・対応してくれて、とても感謝しています。

施工業者の対応はいかがでしたか？

工事の日、悪天候でしたが、迅速に作業していただいて、とても助かりました。

完成後、ご満足していただけましたでしょうか？

大満足です。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

コウケンＮＥＴでお買い上げいただき誠にありがとうございます。サイドパネルが雨の吹き込みを防ぎお車を守りますね。これからもよりいっそう価格面、対応面を努力してまいります。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロ、池本が解説します

    兵庫県H様の素敵なカーポートが完成しましたね。この事例をご覧になって、あなたも「このサイドパネルはうちにも必要だろうか？」「昔の商品みたいだけど、今だとどんな選択肢があるんだろう？」など、色々と気になっていることと思います。

    こんにちは、コウケンNETの池本です。私はこの道約20年の専門家として、数多くのお客様のカーポート選びをお手伝いしてきました。

    これから、このH様の事例を題材に、あなたが後悔しないカーポート選びをするために知っておくべき「プロの視点」を、分かりやすく丁寧にお話ししますね。少し長くなりますが、きっとあなたのカーポート選びの役に立つはずです。

    まずはじめに、専門家として一番大切なことをお伝えしなくてはなりません。こちらの事例で使われているLIXILの「ルーフポートシグマⅢ」という商品は、当時とても人気がありましたが、2017年3月をもって販売を終了しています。

    「え、じゃあこの事例は参考にならないの？」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。メーカーの製品は時代と共に進化し、より良く、より使いやすいものへと変わっていきます。現在、この「ルーフポートシグマⅢ」のような、品質と価格のバランスが取れたスタンダードなカーポートをお探しの場合、同じLIXILの「ネスカ」シリーズがその後継の役割を担っています。

    この「ネスカ」シリーズは、昔のカーポートに比べて標準の柱の高さが2m20cmと高めに設定されており、ミニバンやSUVといった背の高い車でも乗り降りがしやすくなっているのが大きな特徴です。時代の変化に合わせて、きちんと進化しているんですね。

    しかし、住宅の外壁に固定し、雨水を完全に止めるタイプのカーポートはなくなってしまいました。
    同じような納まりにする場合はカーポートではなくテラスという商品にすると実現することが出来ます。

    さて、今回のH様の事例で、私が特に注目していただきたいのは、カーポート本体よりも「サイドパネル」です。3段にわたって取り付けられた立派なパネルが、雨や風の吹き込みから大切なお車をしっかりと守っている様子が写真からも伝わってきます。

    話は少し変わりますが、最近の住宅デザインの変化とともに、機能性とは別にもう一つの大きな流れが生まれています。それが、「カーポートを、住宅の一部として美しく見せる」という考え方です。

    その代表格が、同じLIXILの「カーポートSC」という商品です。このカーポートは、屋根材に一般的な半透明のポリカーボネートではなく、建物と一体化するアルミを使っているのが最大の特徴。屋根を支える骨組み（中骨）がなく、雨どいも柱の中に隠されているため、まるで一枚の美しい板が浮いているかのような、非常にすっきりとした印象を与えます。

    このアルミ屋根は、太陽の光を完全に遮断するため、真夏の車内温度の上昇を劇的に抑えることができますし、屋根についた落ち葉や汚れが下から見えないというメリットもあります。

    ただ、正直にお伝えすべき点もあります。光を全く通さないため、カーポートの下は日中でも暗くなります。もしカーポートを設置する場所のすぐ隣にリビングの窓などがある場合は、お部屋の中が少し暗く感じられるかもしれません。

    どちらが良い、悪いという話ではありません。あなたのライフスタイルや価値観、そして何よりお住まいのデザインにどちらが合うか、ということです。下の表にそれぞれの特徴をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

    特徴LIXIL ネスカシリーズ（実用性の王道）LIXIL カーポートSC（デザイン性の極み）
    コンセプト高い基本性能と、優れたコストパフォーマンス「住宅との調和」を追求した建築的なデザイン
    屋根の素材ポリカーボネート（光を通す）アルミ（光を通さない）
    明るさ明るい。 駐車スペースが暗くならず、窓の近くでも圧迫感が少ない。暗い。 完全な日陰を作り、夏の遮熱効果は抜群。
    デザイン機能的でシンプル。丸みのあるR型、直線的なF型から選べる。受賞歴多数のミニマルデザイン。骨組みや雨どいが見えない。
    最大の利点明るさ、実用性、価格のバランスが取れていること。住宅と一体化する圧倒的なデザイン性と、常にクリーンな天井。
    知っておくべき点屋根の上の汚れが下から透けて見えることがある（清掃は可能）。駐車スペースが暗くなる。隣接する部屋への採光に影響する場合がある。
    こんな方へ「まずは基本性能をしっかり押さえた、間違いのない一台が欲しい」という方。「カーポートも住まいの一部。デザインには妥協したくない」という方。

    いかがでしたでしょうか。H様の事例のように、たとえ過去の施工例であっても、そこから「なぜこのお客様は満足されたのか」という本質を読み解くことで、現在のあなたのカーポート選びに必ず役立つヒントが見つかります。

    大切なのは、カタログのスペックだけを比べることではありません。あなたがどんな暮らしを望み、何を大切にしたいのか。そして、その想いをしっかりと形にしてくれる、信頼できるパートナーを見つけることです。

    私たちの仕事は、工事が完了してからが本当のお付き合いの始まりだと考えています。何か気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。あなたからのご連絡を、心よりお待ちしております。