千葉県T様のカーポート施工例【カーポートSC 2台用梁延長】

千葉県四街道市にお住まいのT様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

千葉県T様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 カーポートSC 2台用梁延長
仕様 サイズ:横幅5,065㎜、奥行5,700㎜(梁9,035mm)
高さ:ロング25柱(H=2,500㎜)
カラー:(柱・梁)ブラック (屋根)ナチュラルシルバーF
追加工事 ハツリ工事、残土ガラ処分、梁カット加工

デザイン性、梁延長の見た目

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

他社品も検討はした。

購入商品に期待していることは何ですか?

デザイン性、機能性。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

デザイン性、梁延長の見た目。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

派遣してくださったLIXILの担当の方が非常に丁寧であったこと。この方ならお任せしてもいいなと他社と比べて思った。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

HPが使いやすく、概算の見積もりが取りやすかった。また、その見積もりから上がることはなく、そこから値引きがあった点。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

話をしながら丁寧にやっていただいたと思う。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

この度は弊社でカーポートの設置をご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。
設置しました「カーポートSC」は屋根材がアルミですので真上からの太陽の光を遮断しますので特に夏場、大活躍してくれると思います。
梁延長タイプは敷地を有効活用できる数少ないデザインです。お庭の緑とのバランスも良いと思いました!

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説: 千葉県T様の「カーポートSC 梁延長」施工例

    千葉県T様のカーポートSC、とても素敵に仕上がりましたね。お庭の緑と、カーポートの柱・梁に使われたブラック、そして屋根のナチュラルシルバーFのシャープなラインが本当によく調和しています。

    この事例をご覧になって、あなたも「ウチにもこんな素敵なカーポートを建てたい」とお考えかもしれません。ですが同時に、仕様欄にある『ハツリ工事』や『梁カット加工』といった、少し専門的な言葉に「これは何だろう?」「もしかして、何か特別な追加工事で高額になるのでは?」と、ご不安になっていませんか?

    私はコウケンNETカーポート専門館の池本と申します。20年ほどエクステリア専門の営業として、そして今は施工管理の立場で多くのお客様のお手伝いをしてきました。

    実は、T様の事例に書かれているこの『ハツリ』や『梁カット』という言葉こそ、私たちが「良い仕事」「安全な仕事」をお届けしている何よりの証拠でもあるのです。今日はその理由を、プロの視点から、正直にお話ししたいと思います。

    まず、T様が「購入商品の好きな所」として「デザイン性」を挙げてくださったこと。これこそ、この「カーポートSC」という商品の核心を突いています。

    カーポートSCの特徴

    この商品は、LIXILさんが「カーポートの常識を変える」という意気込みで開発したもので、私も大好きな製品の一つです。何が常識を変えたかと言いますと、それは「脱ポリカーボネート」という考え方です 。   

    これまでのカーポートは、屋根が青や茶色の半透明なポリカーボネート製が主流でした。しかしカーポートSCは、屋根材も含めてすべてがアルミでできています 。屋根そのものを構造材にすることで、屋根を支えるための中骨をなくし、厚さわずか40mmという驚くほどの薄さを実現しています 。   

    私も機能美を追求したシンプルなデザインが好きなのですが、この製品はまさにそれです。雨樋(あまどい)も柱と一体化させて外から見えなくするなど 、徹底的に「ノイズ」を消す設計がなされています。T様のように、住宅そのもののデザインに強くこだわるお客様が、最終的にこのカーポートSCを選ばれる。そのお気持ちは、私もプロとして非常によく分かります。   

    そして、T様が「デザイン性」と並べて「梁延長の見た目」を気に入ってくださった点。これも非常に重要なポイントです。

    「梁(はり)」というのは、柱と柱をつなぎ、屋根を支える部材のことです。そして「梁延長」とは、その梁をカーポート本体の屋根よりも長く伸ばすことができる、非常に優れたオプション仕様のことです。

    カーポートSCの梁延長は非常に使い勝手がよいのです

    なぜ、わざわざ梁を伸ばすのでしょうか? これには「機能」と「デザイン」、二つの理由があります。

    機能的な理由としては、例えば「柱を立てたい場所に、どうしても動かせない水道管やガス管が埋まっている」場合や、「車のドアを全開にしたいから、柱を敷地のギリギリまで外側に寄せたい」といったご要望に応えるためです。梁を伸ばすことで、屋根の位置はそのままに、柱だけを自由に動かせるようになります。

    そして、T様が感じられた「デザイン」の理由。T様の事例では、梁の全長が9メートルを超えています。これは駐車スペースの屋根(横幅5m)よりもずっと長く、この太く、まっすぐな梁がご自宅の敷地を横切ることで、まるで「門構え」のような堂々としたラインが生まれます。これが、お住まい全体に安定感と高級感をもたらします。

    機能的な問題を解決しつつ、それがそのまま美しいデザインになる。T様は、この「梁延長」の価値を完璧に理解して、見事に使いこなされていると思います。

    今回の工事について

    さて、ここからが一番大切なお話です。 その素晴らしいカーポートSCを建てるために出てきた、『ハツリ工事』と『梁カット加工』という言葉についてです。

    「見積書に、なんだか物騒な言葉が並んでいる…」 私がお客様の立場なら、そう不安になると思います。ですが、どうかご安心ください。

    まず『ハツリ工事』。 これは、T様のお宅のように、すでにコンクリートが敷かれている駐車場にカーポートの柱を立てるための、「絶対に不可欠な作業」です 。   

    カーポートの柱は50cm以上は埋めないといけません。しっかりとした基礎を作ります。私たちの信条は「安全と品質が最優先」です。

    ですから、安全基準を満たすためには、必ず既存のコンクリートを一度「ハツリ」(専用の機械で削り、穴を開け)、その下の土を掘り、そこにカーポートの柱を建てるための「新しい、独立した基礎」をしっかり作る必要があります。

    次に、『梁カット加工』。 これが一番の不安の種かもしれません。「え、製品を現場で切っちゃうの?」「強度が落ちたり、見た目が悪くなったりしない?」— そのご心配は、ごもっともです。

    規格サイズで納まることもありますが、梁延長はどちらかというと「敷地に合わせる」ことが多いため、多くの現場で梁のカット加工が必要です。   

    現場で職人が専用の工具を使い、ミリ単位で完璧に「加工」し、指定された位置に「穴あけ」をして組み上げていくのです 。   

    もしこれをしなければ、部材の間に隙間ができたり、うまく納まらなかったりします。

    つまり、『梁カット加工』とは、職人さんがメーカーの指示通りに、T様のお宅の状況に合わせて、オーダーメイドのような精密な組立作業を行った、という証拠なのです。これは「不良品」でも「手抜き工事」でもなく、その商品の性能と美しさを100%引き出すために必要な、「メーカー指定通りの、正しい施工」に他なりません。

    T様の事例は、素晴らしい「デザイン」(カーポートSC)と、敷地を最大限に活かす「賢いオプション」(梁延長)、そしてそれを地上と空中で支える「正確で安全な施工」(ハツリ基礎と梁カット加工)がすべて揃った、私たちプロから見ても理想的な工事でした。

    T様がアンケートで「派遣してくださったLIXILの担当の方が非常に丁寧であったこと」を決め手に挙げてくださったこと、私も本当に嬉しく思います。 こうした専門的な知識が必要な工事では、私たち施工店とメーカーの担当者がしっかり連携し、「なぜこの作業が必要なのか」を事前にお客様へ正確にお伝えし、ご不安を取り除くことが何より大切だと考えています。

    あなたのお宅も「ちょっと敷地が特殊かもしれない」「このオプションはウチに付くのだろうか?」と、ご不安な点があるかもしれません。どんな小さな疑問でも、まずは私たちにそのままぶつけてみてください。

    私たちは「売りっぱなし」にはしません。工事が完了してからが、本当のお付き合いの始まりです。安全で誠実な工事を通じて、10年後、20年後も「コウケンNETカーポート専門館に頼んでよかった」と心から思っていただける。そんな未来の安心をお届けするのが、私の信条です。

    カーポートSCの概算金額はこちらからすぐに計算できます