このページは「カーポートの値段(相場)」を徹底的に解説していきます。
2007年からカーポートを販売してきた、これまでの経験を基にしっかり解説しますね。
2022年から2024年にかけて資材の高騰により、カーポートの本体価格が何度も値上がりしましたので、今後も値上げがある可能性もあります。(基本的にはインフレしていくのでゆっくりと値段は上がっていくはずです)
このページの情報は2024年9月時点の情報です。
またインフレにより施工費(人件費)も上がっていく可能性がありますことをご了承ください。
カーポートの値段は、本体価格と施工費に消費税を加えたものです。
本体価格に関しては、カタログ価格から各ショップで割引(50%OFFなど)があると思いますが、当店で販売している価格で解説をしていきます。全国的にもかなり安い部類に入ると思ってます。
また、今回計算する値段は「相場」も意識するため、金額が安い最小サイズではなくて、一般的に最も売れているサイズで金額を算出します。
- カーポートの価格相場とその内訳を理解できる
- カーポートのサイズや屋根材による価格の違いを理解できる
- 耐積雪強度が価格に与える影響を理解できる
- カーポートの施工費用やオプション費用について理解できる
カーポートの値段(相場)を知るための大前提
カーポートの値段(相場)を知るためには、以下の分類を把握しておく必要があります。
- カーポートのサイズ
- 屋根材の材質
- 耐積雪強度
順番に解説します。
カーポートのサイズ
例えば1台用のカーポートの横幅は2.4m、2.7m、3.0mなどが選択できますが、ここで言うサイズというのは「そもそも 車何台用のカーポートを設置するのか」という意味です。(バリエーションとも言います)
カーポートは1台用、2台用、3台用、4台用などが選択できます。
6台用など、もっと大きいサイズにできるカーポートもあります。
単純に駐車台数が多くなると、その分カーポートの値段も上がってきます。
一番人気は車を横に並べて駐車する2台用ですね。
もちろん冒頭で書いた通り、1台用の中でも横幅・奥行・高さは選択できて、サイズが大きくなるほど金額も上がっていきます。
屋根材の材質
カーポートは屋根の材質によって本体の種類そのものが変わります。
大きく3種類に分かれています。

- ポリカーボネート
- スチール折板(ガルバリウム鋼板)
- アルミ
ポリカーボネートは最もカーポートの種類が多いですね。
いわゆる「カーポート」と言えばこのポリカを想像することが多いと思います。
他の屋根材(スチール折板とアルミ)と比較すると安価ですが、強度面では劣る傾向があります。
(ポリカーボネートでも強度が高い商品もありますが、少ないです)
最も普及しているカーポートです。
次にスチール折板(ガルバリウム鋼板)のカーポートについて、簡単にご説明します。
雪にも風にも強いカーポートに使われる屋根材で、耐積雪強度は30cm~200cmまでたくさんの種類があります。
※耐風圧強度は全てV0=46m/sです。(最強クラスの強度)
折板カーポートの値段で注意するところは、屋根材の金額がカーポート本体に含まれていないという点です。屋根材のスチール折板(ガルバリウム鋼板)はカーポートメーカーとは別の「汎用品」を仕入れる必要があります。
リクシルさんのカタログには参考価格も記載しています。
最後にアルミの屋根材のカーポートですが、デザイン性に優れ(かっこいい!)しかも強度も高いのですが、その分値段が高くなる傾向があります。
でも「このカーポートがいい!」と指名買いをされる方が多く、いま最も人気があると言っても良いと思います。
代表的なのはリクシルさんのカーポートSC。
YKKさんや三協アルミさんも追随して新商品を発売しています。
耐積雪強度
カーポートの値段に大きく関わる次の項目は「耐積雪強度」です。
耐積雪強度は細かく分けることも出来ますが、まずは大きく、
- 20cm(一般地域用)
- 50cm(積雪地域用)
- 100cm以上(豪雪地域用)
この3つに分かれています。
この中で「耐積雪強度が50cm以上」の商品はかなり種類が限られてくるので、50cmと100cm以上の商品は最後にまとめて紹介します。
一般地域用はカーポートの選択肢が多いですが、その中でも人気の形に厳選して値段を算出していきます。
カーポート全体の値段をできるだけ網羅するように説明しますので、必要なところだけ見ていってください。(長いと思います)
1台用カーポートの値段
まずは人気の1台用カーポートの値段から見ていきます。
屋根がポリカーボネートの値段
最もカーポートの種類が多いのが屋根材がポリカーボネートのカーポート。
ポリカは熱線吸収タイプなどたくさんの種類があり、カラーが選択できますが、今回は一般的なポリカで金額を算出して言います。(左の3つです)

リクシルで人気の2商品ネスカFとフーゴFの値段をご紹介します。
最近は屋根がフラットなF型が人気があります。1台用カーポートに関しては従来からのR型もほとんど金額は同じです。(2台用はF型とR型で金額が結構変わります)
ネスカF(1台用)
LIXILで最もコストパフォーマンスが良い商品。

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=36m/s
- 定価:285,100円
- 割引:55%OFF
- 割引後:128,295円
- 基本工事費:40,000円
- 残土処分費:9,600円
- 小計:177,895円
- 消費税:10%
- 合計:195,684円→約20万円

フーゴF(1台用)
ネスカよりも風に強いカーポート。この強度が現在の標準です。
デザインはネスカとほぼ同じです。

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=38m/s
- 定価:313,200円
- 割引:50%OFF
- 割引後:156,600円
- 基本工事費:61,000円
- 残土処分費:9,600円
- 小計:227,200円
- 消費税:10%
- 合計:249,920円→約25万円

屋根がスチール折板(ガルバリウム鋼板)の値段
スチール折板のカーポートは1台用(最小サイズ)が横幅が約3mです。
ご注意点は、いままで紹介してきたカーポートと違って、左右の両方に柱が建つので駐車するときに柱にぶつけないように注意が必要です。(柱の内々寸法、実際の駐車スペースは2.75m)
カーポートSW900(1台用)

- 強度:耐積雪強度30cm 基準風速V0=46m/s
- 定価:337,300円
- 割引:50%OFF
- 割引後:168,650円
- 屋根材:117,000円
- 基本工事費:83,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:387,850円
- 消費税:10%
- 合計:426,635円→約43万円

屋根材が本体と同じアルミ
2024年現在、注目度No1「カーポートSC」の商品です。
カーポートSCは2017年に発売されましたが、それまでアルミの屋根材のカーポートはなかったんですよね。
年々進化をしていき、強度が高くかっこいい、でも金額も高い、というカーポート。
カーポートSC

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=40m/s
- 定価:523,700円
- 割引:40%OFF
- 割引後:314,220円
- 基本工事費:75,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:388,420円
- 消費税:10%
- 合計:427,262円→約43万円

以上が1台用カーポートの値段です。
相場感は掴めましたでしょうか。
2台用カーポートの値段
台数別で見ると、最も人気があるのが2台用カーポートです。
車2台を、横に駐車するか、縦に駐車するかを選ぶことが出来ますが、横に駐車する方が圧倒的に多いので、今回は車を横に2台駐車する形の相場を見ていきます。
屋根がポリカーボネート
1台用では、屋根がF型とR型で金額差はあまりなかったのでF型のみ金額を紹介しましたが、車を横に停める2台用は、F型とR型で金額差が大きいです。
そのため、ネスカとフーゴのF型とR型の合計4種類の値段を見ていきます。
またサイズの選択で注意しないといけないことがあります。
商品名に「2台用」という名前が付いていますが、R型の場合、横幅3.6mと4.2mの設定があります。この2サイズについては車を2台駐車することができません。
現実的には4.8m、5.1m、5.4m、6.0mからの選択になりますが、この中で5.4mが人気で使い勝手が良いので、このサイズで値段を出していきます。
ネスカR 2台用
最も安い2台用カーポートと言えばこれです。それでいて強度もそこそこ高いコスパに優れた商品です。

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=40m/s
- 定価:552,300円
- 割引:55%OFF
- 割引後:248,535円
- 基本工事費:63,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:330,735円
- 消費税:10%
- 合計:363,808円→約36万円

ネスカF 2台用
比較的新しいデザインのF型の2台用。
最近ではR型よりF型の人気が高いのは、1台用だけではなく2台用でも同じ傾向が見られます。
でもR型よりも金額は上がります。

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=36m/s
- 定価:660,700円
- 割引:55%OFF
- 割引後:297,315円
- 基本工事費:63,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:379,515円
- 消費税:10%
- 合計:417,466円→約42万円

フーゴR 2台用
これからのスタンダードな耐風圧強度のフーゴ。

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=42m/s
- 定価:592,600円
- 割引:50%OFF
- 割引後:296,300円
- 基本工事費:88,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:403,500円
- 消費税:10%
- 合計:443,850円→約44万円

フーゴF 2台用
フーゴの中でも人気のF型。

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=40m/s
- 定価:721,200円
- 割引:50%OFF
- 割引後:360,600円
- 基本工事費:88,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:467,800円
- 消費税:10%
- 合計:514,580円→約51万円

屋根がスチール折板(ガルバリウム鋼板)
雪にも風にも強い2台用カーポート。
「折板カーポート」と呼ばれることもあります。
カーポートSW900 2台用

- 強度:耐積雪強度30cm 基準風速V0=46m/s
- 定価:586,100円
- 割引:50%OFF
- 割引後:293,050円
- 屋根材:210,000円
- 基本工事費:94,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:616,250円
- 消費税:10%
- 合計:677,875円→約67万円

カーポートSC 2台用
屋根勾配が左右になっていて独特なデザインです。非常に人気があるカーポートです。

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=42m/s
- 定価:1,205,600円
- 割引:40%OFF
- 割引後:723,360円
- 基本工事費:140,000円
- 残土処分費:38,400円
- 小計:861,760円
- 消費税:10%
- 合計:947,936円→約95万円

3台用カーポートの値段
意外とニーズのある「車を横に3台並べて駐車できる」3台用カーポート。
種類は限られてきますが、広々サイズで使いやすいです。
商品によっては横幅7.2m、8mのサイズがありますが、7.2mに車3台を駐車すると若干狭いので、人気のある8m前後のサイズで値段を計算していきます。
屋根がポリカーボネート
フーゴR 3台用

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=38m/s
- 定価:1,214,400円
- 割引:50%OFF
- 割引後:607,200円
- 基本工事費:192,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:818,400円
- 消費税:10%
- 合計:900,240円→約90万円

フーゴF 3台用

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=38m/s
- 定価:1,499,400円
- 割引:50%OFF
- 割引後:749,700円
- 基本工事費:192,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:960,900円
- 消費税:10%
- 合計:1,056,990円→約105万円

屋根がスチール折板(ガルバリウム鋼板)
ここまでスチール折板のカーポートは耐積雪強度30cmで値段を出してきましたが、3台用は耐積雪強度50cmの設定になります。
カーポートSW1500 3台用

- 強度:耐積雪強度50cm 基準風速V0=46m/s
- 定価:1,110,900円
- 割引:50%OFF
- 割引後:555,450円
- 屋根材:304,000円
- 基本工事費:199,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:1,077,650円
- 消費税:10%
- 合計:1,185,415円→約118万円

屋根材が本体と同じアルミ
カーポートSC 3台用
屋根勾配が左右片側になっていて独特なデザインです。
カーポートSC2台用は柱が4本でしたが、3台用になると柱が6本に増えます。

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=42m/s
- 定価:2,573,300円
- 割引:40%OFF
- 割引後:1,543,980円
- 基本工事費:270,000円
- 残土処分費:57,600円
- 小計:1,831,580円
- 消費税:10%
- 合計:2,014,738円→約200万円

4台用カーポートの値段
車を4台駐車する場合、4台を横に並べて駐車するか、前に2台・後に2台の合計4台駐車するかの2つのパターンがあります。
代表的な商品の値段を紹介します。
屋根がポリカーボネート
ネスカR 2台用縦連棟

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=40m/s
- 定価:1,093,200円
- 割引:55%OFF
- 割引後:491,940円
- 基本工事費:119,000円
- 残土処分費:38,400円
- 小計:649,340円
- 消費税:10%
- 合計:714,274円→約71万円

フーゴR 2台用縦連棟

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=42m/s
- 定価:1,172,000円
- 割引:50%OFF
- 割引後:586,000円
- 基本工事費:156,000円
- 残土処分費:38,400円
- 小計:780,400円
- 消費税:10%
- 合計:858,440円→約85万円

屋根がスチール折板(ガルバリウム鋼板)
カーポートSW900 2台用縦連棟

- 強度:耐積雪強度30cm 基準風速V0=46m/s
- 定価:1,125,600円
- 割引:50%OFF
- 割引後:562,800円
- 屋根材:429,000円
- 基本工事費:170,000円
- 残土処分費:38,400円
- 小計:1,200,200円
- 消費税:10%
- 合計:1,320,220円→約132万円

カーポートSW900 2台用横連棟

- 強度:耐積雪強度30cm 基準風速V0=46m/s
- 定価:1,137,300円
- 割引:50%OFF
- 割引後:568,650円
- 屋根材:421,000円
- 基本工事費:170,000円
- 残土処分費:28,800円
- 小計:1,188,450円
- 消費税:10%
- 合計:1,307,295円→約130万円

屋根材が本体と同じアルミ
カーポートSC 2台用縦連棟

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=42m/s
- 定価:2,443,000円
- 割引:40%OFF
- 割引後:1,465,800円
- 基本工事費:176,000円
- 残土処分費:76,800円
- 小計:1,718,600円
- 消費税:10%
- 合計:1,890,460円→約189万円

カーポートSC 後方支持タイプ連棟

- 強度:耐積雪強度20cm 基準風速V0=38m/s
- 定価:4,011,400円
- 割引:40%OFF
- 割引後:2,406,840円
- 基本工事費:555,000円
- 残土処分費:210,000円
- 小計:3,171,840円
- 消費税:10%
- 合計:3,489,024円→約348万円

豪雪地域のカーポートの値段
耐積雪強度100cm以上のカーポートの値段をご紹介しますが、一番良く出るサイズの2台用に絞ってご紹介していきます!
耐積雪強度100cm
カーポートST3000

- 強度:耐積雪強度100cm 基準風速V0=46m/s
- 定価:666,700円
- 割引:50%OFF
- 割引後:333,350円
- 屋根材:267,000円
- 基本工事費:110,000円
- 残土処分費:19,200円
- 小計:729,550円
- 消費税:10%
- 合計:802,505円→約80万円

ソルディーポート3000

- 強度:耐積雪強度100cm 基準風速V0=44m/s
- 定価:1,003,200円
- 割引:45%OFF
- 割引後:551,760円
- 基本工事費:228,000円
- 残土処分費:28,800円
- 小計:808,560円
- 消費税:10%
- 合計:889,416円→約90万円

耐積雪強度150cm
カーポートST4500

- 強度:耐積雪強度150cm 基準風速V0=46m/s
- 定価:913,100円
- 割引:50%OFF
- 割引後:456,550円
- 屋根材:267,000円
- 基本工事費:142,000円
- 残土処分費:28,800円
- 小計:894,350円
- 消費税:10%
- 合計:983,785円→約98万円

ソルディーポート4500

- 強度:耐積雪強度150cm 基準風速V0=44m/s
- 定価:1,315,400円
- 割引:45%OFF
- 割引後:723,470円
- 基本工事費:240,000円
- 残土処分費:38,400円
- 小計:1,001,870円
- 消費税:10%
- 合計:1,102,057円→約110万円

耐積雪強度200cm
カーポートST6000

- 強度:耐積雪強度200cm 基準風速V0=46m/s
- 定価:1,162,100円
- 割引:50%OFF
- 割引後:581,050円
- 屋根材:267,000円
- 基本工事費:153,000円
- 残土処分費:38,400円
- 小計:1,039,450円
- 消費税:10%
- 合計:1,143,395円→約114万円

工事の値段について
カーポートの工事代(値段)が上がる原因として、工事代があります。
やはりそれぞれの場所に合った工事をするので、各現場で工事代は変わることがほとんどです。
カーポートを工事するうえで代表的な項目を説明していきます。
基本工事
地面の穴掘り(地面が土や砂利の場合)やカーポート本体の組み上げ工事などが含まれます。
この基本工事費だけでカーポートが完成することもあります。
ハツリ工事
地面がコンクリートの場合、コンクリートを砕いてから穴掘りを行う必要があります。
ハツリ工事とはコンクリートを割る工事のことです。
通常コンクリートの厚みは10cm~15cmです。
これよりも厚い場合は、通常のハツリ工事費よりも高くなることがあります。
また、敷地によってはハツリ工事の面積が大きくなることがあり、面積によっても金額が変わることがほとんどです。
コウケンNETでは柱1本で5,000円~10,000円の追加ですが、特に面積が大きくなってしまう場合は柱1本で20,000円以上の追加になってしまうケースもあります(稀です)
残土・ガラ処分費
カーポートの柱基礎を作る際、穴を掘りますが、その残土を処分する場合は追加費用がかかります。
多くのカーポート基礎は50cmほどの深さがありますので、少なく見ても柱1本で土のう袋が5袋は出ると思います。
地面が土の場合は周りに鳴らして処分しないという選択もありますが、地面が土間コンクリートの場合はコンクリートの破片(ガラ)も出ますので、処分することが一般的です。
コウケンNETでは柱1本あたりの残土処分費は5,000円~10,000円で見ています。
基礎が大きくなってしまい残土の量が多くなった場合は更に追加になるケースもあります。
カット加工費
敷地のよりもカーポートのサイズが大きく、屋根をカットしないと敷地から越境したり既存物と干渉してしまう場合はカーポートの屋根をカットして納めるケースがあります。
カーポートの種類やカットする方向によって
- 屋根だけをカットする
- 屋根と梁をカットする必要がある
など、金額は場合によって変動します。
また、金属屋根(スチール折板とアルミ)に関しては、屋根材を長い方向にカットすることが出来ず、屋根の枚数を減らしたり(アルミ)、屋根材を重ねたりして(スチール折板)、カーポートの横幅カット寸法に制限があります。
オプション取付費
カーポートにはたくさんのオプションがあります。代表的なものは
- 着脱式サポート柱
- サイドスクリーン
- 屋根材ホルダー
- 照明(ライト)
などがありますが、それぞれオプションの取付費が発生します。
高所作業費(簡易足場)
カーポートの柱が2.8mや3.0mの場合、高所作業になって簡易足場が必要なケースがあります。
その場合は追加費用が発生します。
コウケンNETの自動見積もりでは柱が2.8m・3.0mの場合は費用を追加しています。
また、キャンピングカーなども余裕で駐車できる特注の3.6m柱の場合、足場代がさらに追加される可能性があります。
カーポートの値段の総括
この記事のまとめです。
- カーポートの値段は、本体価格と施工費、消費税を含む
- 資材価格の高騰で2022年以降カーポートの価格が上昇中
- サイズ、屋根材、耐積雪強度でカーポートの価格が変わる
- 1台用カーポートの横幅は2.4m~3.0mの範囲で選べる
- 屋根材にはポリカーボネート、スチール折板、アルミがある
- ポリカーボネート屋根は一般的で種類が多い
- スチール折板は耐積雪強度が高く、雪や風に強い
- アルミ屋根はデザイン性が高く、価格も高め
- カーポートの人気サイズは車2台用の横幅5.4m
- 耐積雪強度は20cm、50cm、100cm以上の大きく3つに分類される
- カーポートの施工費は地面の状態によって変動する
- ハツリ工事はコンクリート地面を砕くための費用
- 残土処分費はカーポートの柱基礎工事で発生する
- カーポートのオプションにはサポート柱や照明などがある
- 高所作業が必要な場合、簡易足場の追加費用が発生する
ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください!
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