2025年に発売されるLIXILカーポートの新製品情報(速報版)

こんにちは、池本です。

2025年4月と6月に新しいカーポートが発売されるとLIXILさんから速報が入ってきました!

実はカーポートだけではなくて門扉や宅配ボックス、オーニングなどのエクステリアも新しくなりますが、ここではカーポートに絞って解説していきます。

速報版ですので、そこまで詳しく詳細をお伝えすることはできませんが、予想も交えながら概要をお伝えできると思います。

2024年も新しい商品がたくさん発売されましたよね。早いものでもう2025年になります。
カーポートはどんどん進化しているので来年も楽しみです。

それでは2025年のLIXILカーポートの新製品の速報、始めていきましょう。

目次

カーポートSC

ダスクグレー色の追加(2025年6月)

カーポートSCは屋根が本体と同じアルミでできている人気商品ですが、2025年6月に新色ダスクグレーが追加されます。

これまでのカラー展開は

  • シャイングレーF
  • ナチュラルシルバーF
  • ブラック
  • ブラック+天井木目調

でした。

カーポートSCのカラーラインナップ

このラインナップに新色の「ダスクグレー」が追加されます。

ダスクグレーはフェンスなどのエクステリアにはすでに採用されていますが、ついにカーポートも発売になりました。

2025年6月に発売されるカーポートSCにダスクグレー

金額はまだ明らかにされていませんが、フェンスを例にすると「他のアルミカラーの約10%UP」なので、恐らくカーポートSCもそうなるのではと考えています。

ここで新色「ダスクグレー」をもう少し詳しく解説していきますね。
他のアルミカラーとの違いは色だけではないので。

上の写真のような住宅の外壁は最近多くなっていると思いますが、いわゆる低彩度色と言われる黒と白を混ぜてグレーにしたような、落ち着いた印象になるカラーです。

これまで、外壁が黒い住宅にはブラックのカーポートSCという組み合わせはぴったりだったんですけど、低彩度色の住宅にブラックのカーポートを取り付けると、やはりブラックが目立っちゃうんですよね。

その点、このダスクグレーなら住宅の落ち着いた印象を崩さず、調和してくれます。

そしてここがダスクグレーの一番のポイントかもしれませんが、傷がつきにくく、汚れも目立ちにくいという特徴があります。

  • テクスガード:高い耐候性と耐食性で腐食や劣化を抑える
  • 独自の塗膜技術:擦り傷がつきにくい

展示会でブラックとダスクグレーのアルミ板に傷をつけてみるブースがあって、実際に擦ってみましたが、明らかにダスクグレーの方が傷がつきにくかったです。

逆にブラックは汚れや傷が目立つこともあるので、パット見ブラックとダスクグレーは近い色と思うかもしれませんが、使い所や性能にはかなり違いがあります。

ちなみにこのダスクグレー、カーポートSCだけではなくテラスSCも同時に発売される予定になっています。

あとは人気の天井木目調がダスクグレーに追加されるかどうかも気になりますね。

耐積雪強度100cm(3000タイプ)2025年6月

ダスクグレーと同じ発売月に、耐積雪強度100cmの3000タイプも発売されます。

これまでのカーポートSCは

  • 耐積雪強度20cm(一般地域用)
  • 耐積雪強度50cm(1500タイプ)

がありましたが、耐積雪強度100cm(3000タイプ)もラインナップに加わり、日本の多くの積雪地域にも設置できるようになります。

耐積雪強度50cmの1500タイプは3台用が選択できなかったので、恐らく3000タイプも1台用と2台用のみになると思われます。

金額はもちろん、柱や梁がどのように変わっているのかも気になるところですので、分かり次第お伝えするようにします。

カーポートSW・ST

カーポートSW・STに関しては2024年、今年の10月に新たなラインナップが追加されたばかりですが、LIXILさんより、

  • お求めやすい価格に!
  • 施工性がアップ!
  • サイズ設定も豊富に!

という連絡がありました。

これらは「2025年4月」に発売されるようです。

価格について

価格については今のところ情報は入ってきていません。

恐らく2月くらいに新しいカタログが出ると思うので、その際にまとめてお知らせするようにしますね。

施工性がアップについて

梁を軽量化して、施工性がアップするようです。

間口(横幅)が大きいカーポートの梁は本当に重いので、工事をする際の危険度も下がると思います。

サイズ設定について

現状のカーポートSW・STのサイズ設定は非常にシンプルで

  • 横幅:約3m・約5.4m・約6m・約7.8m
  • 奥行:約5.4m・約6m
  • 高さ:2.3m・2.5m・3m

です。

2025年4月からは以下のようになります。

  • 横幅:約3m・約3.6m約4.8m・約5.4m・約6m・約7.8m
  • 奥行:約5.4m・約6m
  • 高さ:2.3m・2.5m・3m・3.5m

1台用の幅広サイズとしての横幅3.6m

2台がギリギリ入るか、1台用+バイクなどの横幅4.8m

キャンピングカーなども駐車できる高さ3.5m

が新たに発売されます。

高さに関しては特注で3.6mの高さにできるカーポートはネスカやフーゴのポリカーボネートのカーポートしかなかったので、これで積雪地域でも対応できるようになりました。

2025年のLIXILカーポート新製品まとめ

この記事のまとめです。

2025年に新発売されるLIXIL商品をカーポートに絞って紹介してきました。

今回は概要でしたので、恐らく2月に新しいカタログが出ると思いますので、その際にしっかり読み込んで詳細をお伝えする予定です。

  • 2025年6月にカーポートSCの新色「ダスクグレー」が追加される
  • ダスクグレーは低彩度色で住宅の外壁と調和しやすい
  • ダスクグレーは傷がつきにくく汚れが目立ちにくい
  • テラスSCにもダスクグレーが同時発売される予定
  • 2025年6月にカーポートSCの耐積雪強度100cm(3000タイプ)が発売される
  • カーポートSC3000タイプは1台用と2台用のみと予想される
  • カーポートSW・STが2025年4月にお求めやすい価格で発売される
  • カーポートSW・STの施工性が梁の軽量化で向上する
  • 2025年4月にカーポートSW・STのサイズ設定が豊富になる
  • 横幅に3.6mと4.8mのサイズが追加される
  • 高さに3.5mが追加され大型車にも対応する
  • カーポートSCの現行カラーに「ダスクグレー」が加わることで選択肢が広がる
  • 耐候性や耐食性が高い「テクスガード」を採用している
  • ダスクグレーの価格は新色で他アルミカラーより約10%増と予測される

ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください!

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    この記事を書いた人

    リクシルのエクステリア商品の専門家。
    約20年、外構エクステリア業界に携わっています。
    日本全国のお客様と60,000件以上関わらせてもらいました。
    使い勝手が良く、コストを下げる提案が得意です。

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