大分県別府市M様のカーポート施工例【フーゴR 2台用 縦連棟(1+1台)】

大分県別府市にお住まいのM様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

大分県M様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 フーゴR 2台用 縦連棟(1+1台)
仕様 サイズ:横幅2,701㎜、奥行9,922㎜
高さ:標準柱(H=約2,200㎜)
カラー:シャイングレー
屋根材:熱線吸収ポリカ(クリアマットS・すりガラス調)
その他:<耐風圧パッケージ>着脱式サポート柱、フネカバーセット、屋根材ホルダー、母屋補強材
追加工事 ハツリ工事、奥行カット、サポート柱取付

担当者様のメールへの対応力とレスポンスの速さ

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

他のメーカーの製品と性能や価格の比較をじっくり時間をかけて行いました。

購入商品に期待していることは何ですか?

居住地が高台のため一年を通して風が強く吹きます。耐風圧強度に優れているオプションを付けたので台風の時でもある程度の安心感と期待感があります。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

上品なデザインと色合いがとても気に入ってます。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

① 製品への信頼度 ②施工実績数 ③施工価格 ④担当者様の対応力

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

担当者様のメールへの対応力とレスポンスの速さ。またお見積もりに来た人の対応力。工事の作業員も感じの良い方々でしたが、身分証明書の掲示等をしてくれるとさらに安心してお任せできると思います。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

対応は丁寧でしたが、サポート柱の設置・組み立てに慣れていなかったのか、若干不具合がありました。ただ不具合はその後、ご担当者様の手配により素早く解決していただきました。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

カーポートのご注文誠にありがとうございました。風に強いタイプの「フーゴ」で、なおかつ「耐風圧パッケージ」にしていただいたことで、一般的な流通タイプの物より、長く安心してご使用いただけるのではないかと思います。施工後、サポート柱の不具合が1箇所あり、申し訳ございませんでした。今後また何か気になることがありましたら、弊社までご連絡くださいませ。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    大分県別府市M様の素敵なカーポートが完成しましたね。この事例をご覧になって、あなたも「縦に2台停めるスタイルは使いやすいの?」「風が強い場所だけど、このカーポートで大丈夫?」など、色々と気になっているのではないでしょうか。

    ここからは、コウケンNETカーポート専門館の池本が、プロの視点でこの事例のポイントを分かりやすく解説します。

    設置したカーポート商品について

    現在の「フーゴR」とその実力(2025年12月現在)

    まず安心してください。こちらの事例で使用されている「フーゴR」は、現在もLIXILの主力商品として販売されている現行品です。 2015年の発売以来、その圧倒的なバリエーションと信頼性で、カーポートのスタンダードとして多くのお客様に選ばれ続けています。

    この商品が長く支持される最大の理由は、「標準仕様でも風に強い」という点です。 かつてのカーポートは、強風で屋根が飛んでしまう心配がつきものでしたが、このフーゴRは開発当初から風への強さを徹底的に追求しています。 現在の業界統一基準である「基準風速V0(ブイゼロ)」においても、標準で「V0=36m/s」という高い数値をクリアしており、一般的な住宅地であれば十分に安心してお使いいただけるスペックを持っています。

    なぜこの仕様が選ばれたのか?プロの深掘り解説

    今回のM様の事例で注目すべきは、やはり「風対策への徹底したこだわり」です。 高台にお住まいで風が強いという環境に対し、標準でも強いフーゴRに、さらに「耐風圧パッケージ」というオプションを追加されています。

    これは、私たちプロから見ても「非常に賢明な選択」だと言えます。 具体的には、以下の3つの部材を追加することで、カーポートの骨格を強固にします。

    1. 着脱式サポート柱: 屋根の揺れを抑えるつっかえ棒(普段は収納可能)。
    2. 屋根材ホルダー: 屋根パネルが風で抜け落ちるのを防ぐ補強材。
    3. 母屋(もや)補強材: 屋根を支える骨組みの中に芯材を入れて強化。

    このパッケージを採用することで、耐風性能は標準のV0=36m/sから、さらにワンランク上の「V0=40m/s相当」まで向上します。 「台風の時でもある程度の安心感がある」というM様のお言葉通り、自然災害への備えとしては理想的な形です。

    また、「縦連棟(たてれんとう)」というスタイルもポイントです。 敷地の幅が限られていても、奥行き方向にスペースがあれば2台分の屋根を確保できます。柱が片側に寄るため、お車のドアの開け閉めや乗り降りがスムーズなのも大きなメリットですね。

    施工のポイントと注意点

    今回の工事では「ハツリ工事」が行われています。 専門用語で難しく聞こえるかもしれませんが、これは「既存の土間コンクリートやアスファルトに、柱を立てるための穴を開ける必要な工事」のことです。 すでに駐車場がコンクリートで舗装されている場合、どうしてもこの工程が必要になります。音や粉塵が出ますが、強度を確保するために欠かせない作業ですのでご安心ください。

    また、施工後にサポート柱の調整が必要だったようですが、着脱式サポート柱は地面の勾配や柱の傾きに合わせて微調整が必要です。 私は常々「工事は完了してからが本当のお付き合い」と考えておりますので、もし少しでも使い勝手に違和感があれば、遠慮なくお申し付けいただきたいです。

    後悔しない選択のために

    もしあなたがM様と同じように「風の強い地域」にお住まいなら、この「フーゴR + 耐風圧パッケージ」の組み合わせは、間違いなく最有力候補の一つです。 もちろん、他メーカー(YKK APや三協アルミなど)にも高強度な商品は存在しますが、フーゴRのデザインバランスとコストパフォーマンスは、今なおトップクラスの実力を持っています。

    大切なのは、「自宅の環境(風の強さや雪の量)に合わせて、必要な強度を正しく選ぶこと」です。目先の安さだけで選んでしまい、台風のたびに不安な夜を過ごすことは避けるべきです。

    この事例が、あなたの「安心できるカーポート選び」のヒントになれば嬉しいです。 他にも似たような敷地条件の事例はたくさんありますので、ぜひ色々と見比べてみてくださいね。

    フーゴRの金額チェックはこちらから