埼玉県児玉郡上里町O様のカーポート施工例【カーポートSC 2台用】

埼玉県児玉郡上里町にお住まいのO様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

埼玉県O様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 カーポートSC 2台用
仕様 サイズ:横幅5,404㎜、奥行5,700㎜
柱:標準柱(H=2,200㎜)
カラー:<柱・梁>シャイングレーF <屋根材>ナチュラルシルバーF
追加工事 排水口高さ変更、ハツリ工事

偏芯基礎のご提案や見積もりをご提案してくれた

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

すぐに購入。雹被害を防ぐためアルミ屋根が必須。その中で見た目が良かったため。

購入商品に期待していることは何ですか?

・価格 ・施工品質 ・対応スピード

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

アルミ屋根で雹と日差しに強い。これから異常気象が増えていくと思われるため必須になるかと思います。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

対応スピードが速くて丁寧。(他店は遅すぎる)図面もきっちり作成しイメージ合わせをしてくれたところ。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

偏芯基礎のご提案や見積もりをご提案してくれたこと。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

スピードが速いが丁寧な施工でとても満足。完了時に簡単な掃除はしてくれましたが、コンクリート片などが多く残っていたため、もう少し丁寧な掃除であると満点でした。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

施工後の清掃の件、誠に申し訳ございませんでした。コンクリート片などが多く残っている状態で現場を離れていたのですね。せっかくの完成のご確認をいただいた後に、お掃除にお時間をとらせてしまったのでは無いでしょうか。メーカーには今後このような事が無いよう、担当部署全体に連絡をしておきます。ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。カーポートは雹被害防止のためにご検討をいただけていたようで、O様のご希望の商品で施工の対応が出来て良かったです。柱・梁のシャイングレーF、屋根材のナチュラルシルバーFのお色の組み合わせが美しく素敵ですね。カタログ以外の組み合わせのお写真の拝見する事がほとんど無いため、貴重なお写真をいただき嬉しいです。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    この度は、O様の素敵なカーポートSCの施工例をご覧いただき、ありがとうございます。埼玉県上里町のO様、この度は誠にありがとうございました。

    事例をご覧になって、「わが家にもこのカーポートSCは合うだろうか?」「アルミ屋根って、実際どうなんだろう?」と、ご自身のこれからのカーポート選びについて、いろいろとお考えかもしれませんね。

    こんにちは、コウケンNETカーポート専門館の池本です。私はこの道約20年になりますが、O様の事例は、カーポート選びで最も大切なことを多く含んでいます。

    せっかくの機会ですので、この施工例の「プロの視点から見たポイント」を、少しだけ解説させていただきます。

    カーポートSCについて

    まず、O様が選ばれたLIXILの「カーポートSC」。これは、現在も多くのお客様に選ばれ続けている、非常に人気の高い「現行品」です。

    この商品の最大の特徴は、O様が購入の決め手にも挙げられた「アルミ屋根」であること。一般的なカーポートの屋根は、光を通す「ポリカーボネート」という樹脂製の板です。しかし、カーポートSCは屋根そのものがアルミでできています。

    O様は「雹(ひょう)被害を防ぐためアルミ屋根が必須」とアンケートでお答えくださいました。これこそ、私がお客様にいつもお伝えしている、アルミ屋根を選ぶの理由の一つです。

    近年、O様のお住まいの地域に限らず、ゲリラ豪雨や突風、そして予期せぬ降雹(こうひょう)など、「異常気象」という言葉をよく耳にします。ポリカーボネート屋根も非常に丈夫ですが、想定外の大きな雹が降った場合、割れたり穴が開いたりする可能性はゼロではありません。経年劣化するとポリカの弾力性が失われ、割れやすくなるという特徴もあります。

    その点、アルミ屋根は金属です。たとえ大きな雹が当たっても、樹脂のように「割れる」ことはありません。O様は、カーポートに「屋根としての絶対的な安心感」を求められたのだと、私は思います。

    もちろん、アルミ屋根のメリットはそれだけではありません。屋根材がアルミなので、太陽光を100%カットします。ポリカーボネートの熱線吸収タイプよりもさらに遮光性が高く、真夏の直射日光から大切なお車をしっかり守り、車内の温度上昇を強力に抑えてくれます。紫外線による塗装の劣化を防ぐ効果も非常に高いですね。

    私自身、こうした機能美を追求したシンプルなデザインが大好きでして、カーポートSCは、カーポートという「道具」を、住宅の「一部」として美しく見せてくれる稀有な商品だと思います。

    カーポートの選び方例

    ただ、ここでプロとして、正直にお伝えすべき点があります。

    それは、アルミ屋根の「光を100%通さない」という特徴は、時としてデメリットにもなる、ということです。

    例えば、リビングの掃き出し窓のすぐ前に設置すると、室内が以前より暗くなってしまう可能性があります。ですから私は、「その場所には、光を通すポリカーボネート屋根の方が、暮らしやすいですよ」とご提案することもあります。

    また、最近ではカーポートSCのように、屋根が黒くてスタイリッシュに見える「ブラックポリカ」という屋根材を使った、少しお求めやすいカーポートも増えてきました。

    しかし、ここで注意が必要です。O様が心配された「雹」対策として考えるなら、たとえ黒くても、素材がポリカーボネートである以上、アルミ屋根の「割れない」という安心感には代えられません。見た目で選ぶのか、O様のように「絶対的な耐久性」で選ぶのか。これは、お客様が何を一番大切にされるかで、選ぶべき商品が変わってくる、ということです。

    ちなみに、O様が選ばれたカーポートSCだけでなく、YKK APの「ルシアスカーポート」や、三協アルミの「カーポートFⅡ(エフツー)」といった、他メーカーの優れたアルミ屋根カーポートもあります。

    良い知らせなのは、これらの主要なアルミカーポートは、すべて最新の強度基準である「基準風速V0(ブイゼロ)=42m/s」という、非常に高い耐風性能で設計されている点です。

    ですから、デザインの好みや、お住まいの地域の積雪量などを考慮して、じっくり比較検討するのが良いでしょう。

    そして、もう一つ。O様の事例で私たちが最も注目すべきは、お客様がアンケートで「偏芯基礎(へんしんきそ)のご提案や見積もりをご提案してくれたこと」を安心できた点として挙げてくださったことです。

    これは、この工事が「規格品のカーポートを設置する」の簡単なものではなかった、という証拠です。

    柱を立てたい場所が、敷地の境界線ギリギリだったり、障害物があったりして、通常の基礎(柱の土台)が作れない状況。

    「偏芯基礎」というのは、そうした場合に、柱を基礎の中央から少しずらして設置するための特殊な部材と施工方法のことです。また、O様の現場では「ハツリ工事」も行っていますが、これは既存のコンクリートの地面に、柱を立てるための穴を正確に開ける、必要な作業です。

    「他店は遅すぎる」とO様が感じられたのは、もしかしたら、こうした複雑な現場の状況に対して、的確な解決策(偏芯基礎)と、それを示す「きっちりとした図面」 を、迅速にご提案できなかったからかもしれません。

    どんなに良い商品も、それを安全に、そして美しく設置できなければ意味がありません。

    私たちの仕事は、商品を売ることではなく、お客様一人ひとりの敷地やご要望に合わせて、最適な「解決策」をご提案し、それを「確かな技術」で形にすることです。

    O様がカーポートの完成に満足してくださったこと、そして何より、私たちの「提案」そのものを評価してくださったことは、専門業者としてこれ以上にない喜びです。

    カーポートは、一度建てたら10年、20年と付き合っていく、ご家族の大切な資産です。

    私の仕事は、工事が完了したら終わり、ではありません。そこからが、お客様との本当のお付き合いの始まりだと、いつも考えています。

    この解説が、あなたが後悔しないカーポートを選ぶための一助となれば幸いです。

    ご不安な点や、ご自宅の「ちょっと難しいかも」と思うような場所でも、どうぞお気軽にご相談ください。

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