京都府京都市D様のカーポート施工例【ネスカR 1台用】

京都府京都市にお住まいのD様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

京都府D様 カーポート施工写真

京都府D様 カーポート施工写真

京都府D様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 ネスカR 1台用
仕様 サイズ:横幅2,701㎜、奥行4,980㎜
柱:ロング柱25(H=2,496㎜)
カラー:シャイングレー
屋根材:ポリカーボネート(クリアマット)
追加工事 奥行カット

安心できたのはメールでの対応が丁寧なところ

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

すぐには購入しておりません.カーポートを設置するかどうか迷っておりました.

購入商品に期待していることは何ですか?

耐久性があることを期待してます.

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

ネットでは色がわかりにくかったのですが,意外と家の色調と合った点です.

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

ホームページでの評価と,見積もりに来られた方のお人柄がよかったからです.

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

安心できたのはメールでの対応が丁寧なところです.また,見積もりに来られた際に,強引に勧められるのではないかと少し不安でしたが,そのようなこともなかったところが良かったです.

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

先にも書きましたが,強引な方が来られるのではないかと不安でしたが,お越しになられた方が親切で,いろいろな質問にも答えていただけたことが非常に安心感がありました.

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

この度はご購入くださり、ありがとうございました。ネットでの見積もりということでご不安な点もありながら、少しずつ信頼していただけてご購入につながったようで、安心しました。施工士も長年依頼をしている業者ですので、弊社も信頼を置いております。完成写真も拝見しましたが、本当にお家の色調にも合っていていい雰囲気ですね!

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    京都府京都市のD様、この度は素敵なカーポートの完成おめでとうございます。そして、アンケートにて「強引な勧誘がなく安心できた」という、私たちにとって何より嬉しいお言葉をいただき、本当にありがとうございます。施工事例をご覧になっている皆様も、D様と同じように「見積もりを頼んだら断れないんじゃないか」「しつこい営業電話がかかってくるんじゃないか」といった不安をお持ちではないでしょうか。

    今回は、D様が選ばれたLIXILの「ネスカR」という商品について、2025年11月現在の最新情報を交えながら、プロの視点で詳しく解説させていただきます。

    設置したカーポート商品について

    まず、今回設置された「ネスカR」ですが、こちらは現在もLIXILの主力商品として販売されている現行品です。カーポート業界には数多くの商品が存在しますが、このネスカシリーズは、まさに「日本のスタンダード」呼ぶにふさわしい、品質と価格のバランスが非常に優れた名作です。

    ネスカには屋根がフラットな「F」と、今回のようなアール型(曲面)の「R」の2種類があります。D様がお選びになった「R型」は、柔らかい印象を与えるだけでなく、そのアーチ形状によって雨風の吹き込みを軽減したり、雪が自然に滑り落ちやすいという機能的なメリットも持っています。

    スペックの面からもう少し深掘りしてみましょう。この商品は、業界の耐風圧性能の基準である「基準風速V0(ブイゼロ)」において、34m/sという数値をクリアしています。これは一般的な住宅地であれば十分に安心してお使いいただける強度です。もちろん、海沿いや高台など、風の通り道になるような場所では、より強度の高い商品を推奨することもありますが、一般的な市街地においてはこのネスカRが最も選びやすく、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

    1台用ならネスカFは基準風速V0=36m/sと、R型よりも強度が高いです。

    今回の施工内容で私が特に注目したのは、柱の高さと加工についてです。仕様を見ると「ロング柱25(H=2,496mm)」を選定されていますね。これは標準的な柱(約2.2m)よりも30cmほど高い設定です。

    昨今の自動車は背の高い軽トールワゴンやSUVが主流ですし、将来的に車を買い替えた際や、ルーフボックスを載せた際にも、柱が低いと屋根に干渉してしまうリスクがあるからです。D様のように余裕を持った高さを確保しておくことは、長く使う上で非常に賢明な判断です。

    ただ、高すぎると雨や日光が屋根の下に入ってくるので、高さは本当にバランスが大切です。一概に2.5mが良いですとも言えず、現場状況や使い方、現在のお車や買い替え予定などで大きく異なります。

    また、「奥行カット」という追加工事が行われている点も見逃せません。既製品のサイズがそのまま敷地にぴったり収まることは稀です。この事例のように、敷地の形状や建物の位置に合わせて屋根材やフレームを現場でカットし、ジャストサイズに調整することで、見た目の美しさと使い勝手が格段に向上します。アルミ製品は現場での加工性が高いのが特徴ですが、それを美しく仕上げるには職人の確かな技術が必要です。

    施工に関して、皆様が気にされるポイントの一つに、地面のコンクリート工事があるかと思います。既に土間コンクリートが打たれている場所にカーポートを建てる場合、「ハツリ工事」という作業が必要になります。これは、柱を立てるための穴を既存のコンクリートに開ける必要な工事のことを指します。大きな音が出ますし、粉塵も舞う作業ですが、柱の基礎をしっかりと固定し、メーカーが定める強度を担保するためには避けて通れない重要な工程です。丁寧な施工業者は、このハツリ工事の後の埋め戻しや仕上げも非常に綺麗に行います。

    色に関しては「シャイングレー」を選ばれていますね。お客様の感想にもありましたが、ネット上の画像と実物では、光の当たり方によって色の見え方が異なることがよくあります。シャイングレーは金属の質感を持ちつつも汚れが目立ちにくく、どんな外壁の色とも喧嘩しない万能なカラーです。

    カラー選定ですが、住宅のサッシカラーに合わせるのが無難とされていますが、どうしても迷ったらシャイングレーというのもアリです

    屋根材の「クリアマット」も、紫外線をほぼ100%カットしつつ、明るさを取り込めるため、カーポートの下が暗くならず、隣接するお部屋の採光を妨げないという点で、私もよくおすすめする組み合わせです。

    最後に、D様がコウケンネットを選ばれた理由として「担当者の人柄」を挙げてくださったことは、私としても我が意を得たりという気持ちです。カーポートは工業製品ですが、それを提案し、組み立てるのは「人」です。どんなに良い商品でも、お客様のライフスタイルを無視した提案や、乱暴な施工では価値が半減してしまいます。だからこそ、私は「売って終わり」ではなく、お客様の不安に寄り添い、納得して選んでいただくプロセスそのものを大切にすべきだと考えています。

    D様の事例は、スタンダードな商品でありながら、高さの選定やサイズ加工など、プロの目から見ても「長く快適に使うためのポイント」がしっかりと押さえられた、非常にお手本のような事例でした。これからカーポートをご検討される皆様も、ぜひ「今の車」だけでなく「将来の使い勝手」まで想像して、スペックを選んでみてください。もし判断に迷われた際は、いつでも私たちにご相談いただければと思います。

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