茨城県石岡市Y様のカーポート施工例【ネスカR 2台用】

茨城県石岡市にお住まいのY様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

茨城県Y様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 ネスカR 2台用
仕様 サイズ:横幅5,442㎜、奥行5,686㎜
高さ:標準柱(H=2,258㎜)
カラー:シャイングレー
屋根材:一般ポリカーボネート(クリアマット)
その他:サイドパネル2段(H500+800)
追加工事 既存ブロック基礎ハツリ工事、サイドパネル取付

見積り金額と10年保証が決め手

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

多数、業者のホームページを確認した結果、コーケンNETさまの商品決定させていただきました。

購入商品に期待していることは何ですか?

台風や積雪に対しての耐久性を期待。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

仕上がりの見映えと柱とパネルの色。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

見積り金額と10年保証が決め手です。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

担当者である小笠原さまの迅速丁寧な対応。不安になったてん無し。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

立ち会い初日の第一印象は言葉使いや説明も分かりやすくて、とても良かったです。不安になった点無し。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

アンケートへのご回答いただきありがとうございました!弊社と施工士の対応共に、大変ご満足いただけたようでうれしく感じております。いただきましたご意見は今後のサービス向上のため、参考にいたしますね。改めまして、この度は弊社をご利用いただき、ありがとうございました。今後使用される中で何かございましたら、お気軽にお問い合わせください。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    茨城県石岡市のY様、この度は素敵なカーポートの完成、誠におめでとうございます。アンケートにも丁寧にお答えいただき、心から感謝申し上げます。

    Y様の事例をご覧になって、「このネスカRという商品は今も選べるのだろうか?」「お客様が気にされている台風への強さって、実際どうなんだろう?」と、ご自身の駐車場と重ね合わせながら、様々なことをお考えかもしれません。

    こんにちは、「コウケンNETカーポート専門館」の池本と申します。私はこの道約20年になりますが、カーポートは一度建てたら何十年もお付き合いいただく、ご家族の大切な資産を守る「小さな建築物」だと考えています。

    そこで本日は、Y様の事例を基に、あなたが将来カーポート選びで後悔しないために、専門家の視点から知っておいていただきたい大切なポイントをいくつか解説いたします。

    設置したカーポート商品について

    まず、Y様が選ばれたLIXILの「ネスカR 2台用」ですが、こちらは現在も多くのお客様に選ばれ続けている「現行品」の定番商品です。Y様邸のように、少し丸みを帯びた屋根(アール形状)が優しく、どんなお住まいにも調和しやすいのが長年愛されている理由ですね。

    Y様はアンケートで「台風や積雪に対しての耐久性」を期待されていると書かれていました。これは、カーポートをお考えになるすべての方が最も気にされる点だと思いますし、そのご不安は非常に大切にしていただきたい感覚です。

    実は、まさにY様がご不安に思われているような近年の大型台風や局所的な豪雨の増加を受け、私たちエクステリア業界全体で、風に対する強さの「基準」が新しくなりました。

    カーポートの風に対する強さについて

    以前は「耐風圧強度」という少し曖昧な表現が使われることもありましたが、現在は、建築基準法で定められた計算方法に基づく「基準風速V0(ブイゼロ)」という数値に表記が統一されています。

    この「V0」という数値が、あなたがお住まいの地域で定められている基準をクリアしているかどうかが、安全性を判断する上で最も重要な物差しになります。ちなみに、Y様が設置された「ネスカR 2台用」は、基準風速 V0=40m/sに対応する仕様となっており、これは他のカーポートと比較してもしっかりとした強度です。

    次に、施工内容で注目したいのが「サイドパネル2段(H500+800)」の追加です。これは横からの雨風の吹き込みを防ぎ、道路からの目隠しにもなる非常に人気の高いオプションです。

    ただし、ここで私が安全を預かるプロとして、最も強くお伝えしなくてはならないことがあります。それは、サイドパネルは風をまともに受けると、まるで「帆」のようにカーポート全体に凄まじい負荷をかけるということです。

    メーカーのLIXILも、1台用で片側にしか柱がないタイプでは、ごく小さなH500サイズ・1段の場合などを除き、サイドパネルの設置には屋根の先に「サポート柱」が必要であると定めています。

    Y様は2台用のワイドタイプですので、サポート柱は必要ありません。(サイドパネル側にはサイドパネル補助柱を設置しています。これは必須です)

    片側だけの柱の場合は大きなパネルを取り付ける際、強風時に本体を支える「着脱式サポート柱」の設置は、もはやオプションではなく「必須」の安全対策です。目先の費用を抑えるためにこれを省略することは、将来の安全を著しく損なう危険な選択であり、安全を第一に考える私どもでは決して行いません。

    工事内容について

    最後に「既存ブロック基礎ハツリ工事」という言葉がありました。まずは「ハツリ」という言葉の解説ですが、これはカーポートの柱を立てるために、既存のコンクリートの地面に、必要な大きさの穴を綺麗に開ける作業のことです。

    私たちがこの工事で最も神経を使うのは、穴を開けることそのものではなく、その穴の中に新しく作る「基礎コンクリート」です。特にサイドパネルを付けたカーポートが強大な風の力に耐えられるかは、この見えない地面の下の基礎がいかに強固かに懸かっています。メーカーの規定を守ることは当然として、現場の状況に合わせて最善の基礎を築くことこそ、プロの腕の見せ所だと私は考えています。

    そして今回は「既存ブロック基礎ハツリ工事」です。
    地面が土や砂利の場合、基本的にはハツリ工事は発生しませんが、ブロック近くに柱を埋める際、ブロックの基礎と地中で干渉してしまうことがあります。

    この場合はブロック基礎のハツリ工事を行い柱や基礎のスペースを作ります。

    Y様は、弊社を選んでいただいた決め手に「見積り金額と10年保証」を挙げてくださいました。これほど嬉しいお言葉はありません。

    私にとって「10年保証」とは、単なる紙切れではありません。それは、お住まいの地域に合った「V0」の製品を選び、サポート柱のような安全対策を妥協せず、見えない基礎まで手を抜かない、という正しい仕事をした「結果」として、初めて自信を持ってお渡しできる「約束」です。

    私の信条は、「工事が終わってからが、お客様との本当のお付き合いの始まり」です。Y様、そしてこの記事をお読みのあなたも、カーポートに関することなら、どんな小さなご不安でも、いつでも私たちにお気軽にご相談ください。

    2台用カーポートはこちらから金額チェックできます