広島県広島市H様のカーポート施工例【フーゴF 1台用】

広島県広島市にお住まいのH様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

広島県H様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 フーゴF 1台用
仕様 サイズ:奥行5,028㎜、横幅2,992㎜
高さ:ロング柱(H=2,494㎜)
カラー:シャイングレー
屋根材:熱線吸収ポリカーボネート(クリアマットS)
オプション:物干しセット(ロング)
追加工事 ハツリ工事、物干し取付

メールでの連絡が迅速かつ丁寧だった点

いただきましたアンケート

商品を知ってすぐに購入しましたか?しなかった場合、その理由は?

費用面、性能面、デザイン面で納得のいく商品でしたので、すぐに購入しました。

購入商品に期待していることは何ですか?

雨や雪除け、冬に霜が降りて凍結するのを回避できる点を期待しています。

購入商品の好きな所、魅力を感じている所を教えてください。

風に対する耐性が強化されている点、シャープなデザインが気に入っております。

コウケンネットで購入した決め手は何ですか?

色々とネットで調査した結果、最も信頼できそうと思ったため。

コウケンネットの安心できた点と不安になった点を教えてください。

メールでの連絡が迅速かつ丁寧だった点。

施工業者の安心できた点と不安になった点を教えてください。

質問に対して丁寧に回答頂いたり、手際良く綺麗に工事を進めて頂いたり出来ました。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

この度は、弊社のご利用誠にありがとうございました。商品の完成にご満足いただけているようで大変嬉しく思います。現場調査のご依頼から商品の設置完了まで、H様のご協力もあり、スムーズに行う事が出来ました。誠にありがとうございます。カーポートは年間を通して活躍出来る商品ですので、ご活用くださいませ。今後ともコウケンネットをどうぞよろしくお願い致します。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

    他のカーポート施工例を探す

    同じフーゴF(1台用)で探す

    広島県でのカーポート施工例で探す

    同じカラー(シャイングレー)で探す

    カーポートのプロから解説

    広島市のH様、この度はカーポート専門館をご利用いただき、また素敵なお写真とご感想をお寄せいただき本当にありがとうございます。完成したお写真拝見しました。ご自宅の外観と「フーゴF」のシャープなラインが非常に良くマッチしており、モダンで洗練された印象を受けますね。

    この事例をご覧になっている皆様も、もしかすると「デザインがかっこいいけれど、ウチの敷地条件でも大丈夫だろうか?」「風の強い地域だけど強度は足りるのかな?」といった疑問をお持ちかもしれません。カーポートは一度設置すると、十数年、二十年と長く付き合っていくものですから、慎重になるのは当然のことです。

    ここでは、コウケンNETカーポート専門館の池本が、今回H様にご採用いただいた「フーゴF」という商品について、そして施工のプロとしての視点から、失敗しないためのポイントを解説させていただきます。

    設置したカーポート商品について

    まず、こちらの事例で使用されている「フーゴF」ですが、こちらは2025年12月現在もLIXIL(リクシル)から販売されている、非常に人気のある現行モデルです。私たちプロの間でも「モダンな住宅に合わせるならまずはこれ」と名前が挙がるほど、信頼性の高いスタンダードな商品と言えます。

    この商品が長く支持され続けている最大の理由は、H様も魅力の一つとして挙げてくださっている「風に対する強さ」と「デザイン性」のバランスの良さにあります。

    実は、この「フーゴ」シリーズが登場する以前の一般的なカーポートは、今ほど風に対する強度は高く設定されていませんでした。しかし、近年の気象状況の変化に伴い、メーカー側も基準を大きく見直しました。その結果生まれたのがこのフーゴです。この商品は、業界の基準となる「基準風速V0(ブイゼロ)」において、一般的な普及品よりも高い数値を標準仕様としています。

    以前は「耐風圧強度」という言葉がよく使われていましたが、現在は設置場所の環境に合わせたより正確な指標である「基準風速V0」で判断することが重要です。フーゴFは標準でV0=38m/sという高い強度を持っており、これは万が一の台風の際にも、屋根が飛散したり本体が倒壊したりするリスクを大幅に軽減できる設計になっています。H様が「風に対する耐性が強化されている」点に魅力を感じて即決されたのも、プロとして非常に賢明な判断だと思います。やはり、安心はお金に変えられない価値ですからね。

    また、デザイン面についても触れておきましょう。商品名の「F」はフラット(Flat)を意味しています。屋根が直線の形状をしているため、最近の住宅に多いシンプルモダンな箱型の建物や、水平ラインを強調した外構デザインと非常に相性が良いのです。従来の丸みを帯びた屋根(アール型)だと、少し柔らかい印象になりすぎてしまう場合がありますが、このF型なら全体を引き締めてくれます。

    商品選定や工事について

    仕様について、もう少し専門的な視点で見ていきましょう。今回、屋根材には「熱線吸収ポリカーボネート(クリアマットS)」が選ばれています。

    カーポートの屋根材選びは、実は本体選びと同じくらい重要です。通常のポリカーボネートも強度はガラスの約200倍以上と非常に丈夫なのですが、この「熱線吸収」タイプは、それに加えて太陽光の熱エネルギーをカットする機能を持っています。真夏に車内がサウナのようになってしまうのを防ぐ効果があり、ダッシュボードの日焼けによる劣化も抑えてくれます。「クリアマットS」という色は、すりガラス調で明るさを保ちつつ、直射日光の眩しさを和らげ、さらに隣家や上階からの視線も程よくカットしてくれるため、機能とプライバシーの両立ができる優れた選択です。

    サイズ選定についても、H様の選択は理にかなっています。柱の高さに「ロング柱(H=2494mm)」を選ばれていますね。標準的な高さは約2.2メートルほどなのですが、最近の車は背の高いミニバンやSUVが増えていますし、将来的にルーフキャリアを付ける可能性もあります。また、敷地に勾配(傾斜)がある場合、低い方の柱に合わせると高い方の屋根が低くなりすぎてしまうことがあるため、余裕を持ってロング柱にしておくことは、後々の「入らないかも」という後悔を防ぐための鉄則と言えます。

    施工に関してですが、H様の敷地は既存の土間コンクリートが打設されている状態でした。そのため、今回は「ハツリ工事」を行っています。この言葉を聞き慣れない方もいらっしゃるかと思いますが、これは既存のコンクリートの床に、柱を立てるための穴を開ける必要な工事のことを指します。

    「せっかくのコンクリートを壊すの?」と不安に思われるかもしれませんが、カーポートの強度を確保するためには、メーカーが定めた深さと大きさで基礎を作る必要があります。私たち施工業者は、必要な範囲だけを丁寧に解体し、柱を設置した後に改めてモルタルで綺麗に埋め戻します。この基礎部分の施工精度が、将来的な柱の傾きや強度不足を防ぐ要となりますので、見えない部分こそ丁寧に仕上げるのがプロの仕事です。

    もし、この記事を読んでいるあなたが、H様のように「風に強いカーポートが良い」「家の外観を損なわないシンプルなものがいい」とお考えであれば、このLIXIL「フーゴF」は間違いなく有力な選択肢の一つです。

    ただ、例えばご自宅が洋風の柔らかい雰囲気であったり、屋根に雪が積もる地域にお住まいの場合は、同じフーゴシリーズでも丸みのある「フーゴR」や、積雪対応モデルを選んだ方が良いケースもあります。大切なのは、カタログのスペックだけでなく、「あなたの暮らしや敷地に合っているか」という視点です。

    カーポートは一度建てれば、雨の日も濡れずに乗り降りでき、冬場の霜取り作業からも解放される、生活の質をグッと上げてくれるアイテムです。だからこそ、価格やデザインだけで安易に決めず、プロの意見も取り入れながら、じっくりと検討していただきたいと思います。

    私たちは、商品を売って終わりではなく、工事が終わってからのお客様の快適な生活が続くことを目指しています。もし商品選びや、敷地の条件で迷われていることがあれば、どんな小さなことでも構いませんので、私たちにご相談ください。あなたの家にぴったりの一台を見つけるお手伝いをさせていただきます。

    1台用カーポートはこちら