愛知県I様のカーポート施工例【リベルポートシグマⅢ 3台用】

愛知県にお住まいのI様から、ご意見・ご感想とカーポート完成後のお写真もいただきました。この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

カーポート施工例

カーポート完成写真

愛知県I様 カーポート施工写真

商品仕様

商品名 リベルポートシグマⅢ 3台用
仕様 サイズ:奥行4,982㎜、横幅7,208㎜
柱:ロング柱23
カラー:シャイングレー
屋根材:ポリカーボネート(ブルースモーク)
追加工事 ハツリ工事

話していて信頼できると直感しました

いただきましたアンケート

コウケンネットをご利用された理由は?

工務店などでも聞いたのですが、大型のカーポートの実績が少なく満足いく回答がなかったり、対応が悪かったり(こちらが連絡するまで連絡かったり)した為、NETで調べた時に目にしたのがきっかけです。

価格やコウケンネット担当者の対応はいかがでしたか?

連絡が早く対応が良かった事と、話していて信頼できると直感しました。

施工業者の対応はいかがでしたか?

施工前の調査や施工が迅速で、手慣れていたので技術の高さを感じました。

完成後、ご満足していただけましたでしょうか?

外観は、写真やカタログでは少し弱そうな気がしていました。完成を見て、重厚な仕上がりでとても満足しています。またの機会よろしくお願いします。

カーポート専門館スタッフより

カーポート専門館スタッフ

カーポート専門館

コウケンNETでお買い上げいただき誠にありがとうございます。3台用のリベルポートシグマの存在感が写真からつたわってきます。ぜひ、次の機会もコウケンNETのご利用お待ちしております。

気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^

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    カーポートのプロから解説

    愛知県I様の、がっしりとして存在感のある3台用カーポート、とても素敵に完成しましたね。この事例をご覧になって、あなたも「うちにも3台用の大きなカーポートが欲しいな」「この商品は今でも選べるのだろうか?」「これだけ大きな工事だと、何に気をつけたらいいんだろう?」など、色々なことをお考えかもしれません。

    こんにちは、コウケンNETカーポート専門館の池本と申します。私は20年ほど、こういったエクステリアの工事に専門で携わってきました。私の役目は、商品を売ることではありません。この古いけれど素晴らしい事例をきっかけに、あなたが後悔しないカーポート選びをするために必要な「確かな情報」をお伝えし、あなたの道案内をすることです。少しだけ、専門家の視点からお話しさせてください。

    まず、大切なことからお伝えしますね。こちらの事例で使われているリクシル(当時はトステムブランドでした)の「リベルポートシグマⅢ」という商品は、長年にわたって多くのお客様に愛された、とても信頼性の高いカーポートでした。I様邸のような堂々とした佇まいは、この商品の良さをよく表しています。

    しかし、この「リベルポートシグマⅢ」は、2015年頃に販売を終了しており、現在は残念ながら選ぶことができません。

    もし今、この事例と同じような雰囲気、同じような安心感のある3台用カーポートをお探しになるのであれば、メーカーの公式な後継機種にあたる「フーゴR 3台用」が現在のスタンダードな選択肢となります。この「フーゴ」シリーズは、かつての「シグマ」シリーズの良さを受け継ぎながら、現代の住宅事情や気候変動に合わせて、あらゆる面で大きく進化しているんです。

    車を3台横に並べて駐車するためのカーポートの中で、最もリーズナブルなカーポートがこのフーゴR3台用です。

    また、使い勝手の面でも進化しています。I様の事例では「ロング柱23」という高さのある柱が使われていますが、現在の「フーゴR」では、ミニバンやSUVといった背の高い車が当たり前になったことを受け、有効高が$2,200mmある柱(H22柱)が標準になりました。もちろん、さらに高さのあるH25柱やH28柱も選べますので、将来の車の買い替えまで見越した、余裕のある計画が立てやすくなっています。

    屋根材の選択肢が豊富なのも、現代のカーポートの魅力です。I様邸で採用された「ブルースモーク」のポリカーボネートは定番ですが、現在ではさらに機能性の高い屋根材が人気です。

    屋根材の種類主な特徴こんな方におすすめ
    ポリカーボネート板ガラスの約200倍の強度を誇り、紫外線をほぼ100%カットする基本の屋根材。明るさと耐久性、価格のバランスが取れています。まずは基本性能をしっかり押さえたい、最も標準的で信頼できる選択をしたい方。
    熱線吸収ポリカーボネート板暑さの原因となる赤外線の熱を効果的にカットし、カーポート下の温度上昇を和らげます。真夏の車内温度の上昇を抑える効果が期待できます。日差しの強い地域にお住まいの方、夏の車内の蒸し暑さを少しでも軽減したい方。
    熱線遮断FRP板DRタイプ熱線吸収タイプよりもさらに高いレベルで熱を遮断します。カーポート下が快適なだけでなく、リビングなどに隣接して設置した場合の室温上昇抑制にも貢献します。(屋根の下が明るい)カーポート下をお子様の遊び場やDIYスペースとしても活用したい方、最大限の快適性を求める方。

    さて、少し工事の話にも触れさせてください。I様の事例には「ハツリ工事」という項目がありますね。これは、すでにコンクリートで舗装されている駐車場にカーポートを建てる際、柱を埋めるための穴をコンクリートを削って掘る作業のことです。

    お客様からすると、工事中の「ハツリ」の音や振動は気になるものかもしれません。しかし、これこそがカーポートの安全を支える心臓部、「基礎工事」の最も重要な工程なのです。アンケートでI様が「手慣れていたので技術の高さを感じました」と書いてくださっていますが、おそらく、この大変なハツリ工事や柱の設置を手際良く、正確に進める職人の姿をご覧になって、そう感じていただけたのではないかと私は思います。

    カーポートは、巨大な帆が風を受けるようなものです。その柱を支える基礎が、深さ、大きさ、コンクリート量でしっかりと作られていなければ、どんなに立派な商品でも意味がありません。ここは、目先の安さで絶対に妥協してはいけない部分です。私たちプロは、見えなくなってしまうこの部分にこそ、一番の神経を使います。

    もちろん、「フーゴR」が唯一の選択肢というわけではありません。信頼できるメーカーからは、他にも素晴らしい3台用カーポートが発売されています。例えば、同じリクシルの「フーゴF」は、屋根がフラット(平面)なデザインで、よりモダンで直線的な住宅によく似合います。

    かつてカーポートは「車を守るための道具」でしたが、今は「住まいの外観を構成するデザインの一部」へと役割が広がっています。あなたのご自宅のスタイルや、あなたがカーポートのある暮らしに何を求めるかによって、最適な答えは変わってくるのです。

    古い事例であっても、このように一つひとつのポイントを紐解いていくことで、現在のカーポート選びに必ず役立つ知恵が見つかります。大切なのは、商品のスペックだけでなく、その背景にある技術の進化や、安全を支える工事の本質を理解することです。

    私の仕事は、工事が完了したら終わり、ではありません。むしろ、そこからがお客様との本当のお付き合いの始まりだと考えています。何か気になることがあれば、いつでも気軽にお声がけください。あなたとご家族が、この先何十年も安心して使える、心から満足できる一台を見つけるためのお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。