カーポートを長持ちさせたい!
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カーポートは屋根と柱というシンプルな基本構造なので、重いものをぶら下げたりといった特殊な使い方をしなければ、長く使える商品ではあります。でも、高いお金を払って建てるカーポート、せっかくなら少しでも長持ちしてほしいですよね。
「長持ちした」と実感できるのは
カーポートが寿命を迎える時というのは、具体的にどういう場面を想像していますか?下記のような状態ですか?
- 本体がサビだらけになった
- 屋根が朽ちて落ちてきた
昔の一般的なカーポートの屋根材は、アクリルや塩ビといった素材が使われていました。この素材は、今の素材よりも劣化が早かったため、「カーポートの寿命=屋根材が朽ちる」となることも多いです。
倒壊リスクを減らす
カーポートはそれ自体を動かしたりするわけではないので、日常的な使い方でカーポートを長持ちさせる方法というものはありません。そのため、長持ちしてほしいなら、そもそも「長持ちするカーポート」を建てておかなければいけません。
前項で伝えたように経年劣化によって最終的に使えなくなるのが理想ですが、その前に突然カーポートが倒壊することもありえます。その原因は、自然の猛威です。地震や洪水なら遭遇する確率はかなり低いですし、そんな大災害ならカーポートがどうなったとか言っている場合ではありません。これは、そういうレアなケースの話ではなく、もっと身近に起こりうることです。
大きな屋根のあるカーポートが、影響を受けやすいのは風と雪です。そのため、どのカーポートにも「耐風圧強度」と「耐積雪強度」が設定されています。この強度以上の風や雪が起こった場合、いつ倒壊してもおかしくはありません。
2014年に関東にも大きな被害をもたらした雪害がありましたが、あれは「10年に一度の雪」と言われていました。その時は、特に東京という大都市にも20㎝以上の積雪があったため、カーポートが倒壊したという電話が、当店にもひっきりなしにかかっていました。この時、倒壊したのは強度の低いカーポートです。
いつまでも修理はできない
倒壊以外にも、カーポートが使えなくなるケースはあります。それは、破損の修理ができないことです。建てたカーポートが、この先いつまで販売されるかは誰にも分かりません。仮に販売が終了したとしても、しばらくは部材が残っていることもありますが、ずっとではありません。新商品にモデルチェンジしたとして、部材自体の形状が変わってしまうと、修理ができなくなってしまいます。
そう考えると、修理の少ないカーポートの方が長持ちする可能性は高いと言えます。最初の商品選びで注意するポイントは「屋根材」です。カーポートの目的は、そのスペースに屋根をかかることなので、屋根材が修理できなければカーポートがある意味がなくなってしまいます。
リクシルの長持ちカーポート
当店はリクシル商品の専門ショップです。リクシルは、エクステリアではシェアNo1メーカーだけあって、製品の品質はとても素晴らしいです。カーポートはたくさん種類があり、どれにしたらいいか悩むと思います。当サイトのカーポート一覧ページを見ていただくと、強度を分かりやすく星の数で表しています。これは、星ひとつのカーポートがすぐ壊れるという意味ではありませんが、「長持ちできる」という点では、少しでも星の多いカーポートを選んだ方がいいです。
あと、結果論にはなってしまいますが、カーポートの代金を日数で割れば、長持ちすればするほど、その分お得ということも言えますね。強度を上げれば金額も上がってしまいますが、その差額を長期的に見ることができるかもポイントです。
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