カーポートの破損に保険が使えるって本当!?
更新
カーポートは、屋外に長期間あるものですし、お車がよく出入りする場所ということもあり、何かしらの理由で破損や最悪の場合は倒壊も起こりえます。修理費用は損害の規模にもよりますが、もし建て直すとなると新設費用にプラス撤去費用も必要です。そんな思いがけない出費に、もしかすると保険が使えるかもしれません。
自然災害による破損
カーポートが影響を受けやすい自然災害と言えば、台風や竜巻といった「風災」と、積雪や雹(ひょう)といった「雪災」です。カーポートがこういった被害にあった場合は、お家の「火災保険」が使えるかもしれません。火災保険が使えるのは住宅のみと思われている人が多いですが、敷地内のカーポートもお家の設備の一部と見なされます。
ただ、火災保険の補償内容は、保険会社によっても異なりますし、加入しているプランや特約でも異なってきます。そのため、火災保険をかけているからといって、カーポートの破損を100%補償してもらえるとは限りません。補償内容は、必ず契約している保険会社に確認してください。
自動車による破損
カーポートは車を停める場所なので、「駐車時、柱に車をぶつけた」といった形で、自分自身で破損させてしまうこともあります。このケースでも、プランによっては「火災保険」が使えることもあります。火災保険の補償内容を確認してみてください。
車両の修理
お車を駐車した状態でカーポートが倒壊したり、カーポートにお車をぶつけてしまった場合は、自動車も直さなくてはいけません。ただ、火災保険では、自動車の修理まではおそらくできません。
保険が使えるかも…
世の中には、たくさんの保険があります。加入したのが何年も前のことなら、プランや特約まで覚えていないことの方が多いですよね。今回紹介した火災保険や自動車保険以外にも、カーポートの修理に使うことができる保険があるかもしれません。そのため、万が一の時に「もしかすると、どれかの保険が使えるかも…」ということを覚えておくだけで、その後の行動も変わってくるはずです。
あとは、もし本当にカーポートが破損した場合は、まず保険会社に連絡してください。絶対に先にカーポートの撤去や修理をしてはいけません。保険を利用するなら、破損状況を写真に撮ったりといった記録も必要です。どういう手順で進めたらいいかは、保険会社が指示してくれると思いますので、それに従ってください。先に手を加えてしてしまっては、保険が使えなくなる恐れもあるのでご注意ください。
当店では、他社で取り付けしたカーポートの撤去や修理のみのご依頼はお断りしています。当店で設置したカーポートなら、もちろん修理対応は行います。撤去に関しては、もしカーポートの新設までご検討中ということなら、お気軽にご相談ください。