台風が心配…それなら風に強いカーポート
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自己紹介(00:00~)
こんにちは、コウケンネットの池本です。今日は「耐風圧強度が高いカーポート」の解説です。よろしくお願いします。では早速やっていきますね。まず自己紹介なんですけどこんな感じになってますので、興味のある方はまたあとで見ておいてください。
概要(00:18~)
では早速なんですけど今日はですね、耐風圧強度が高いカーポートのまとめです。まず概要です。
カーポート屋根材の商品進化(00:26~)
まずですね、簡単にカーポートのこれは屋根材の商品の進化というか、どういった商品が過去にあったのかということのまとめですね。塩ビの波板というものがあって、これ加工しやすいんですけど紫外線に弱くて劣化しやすいですね。ちょっと割れたりすることもありましたね。アクリル。アクリルは透明性が高いんですけど、衝撃にはあまり強くなくて、あと燃えやすいという特徴があります。
今、主流になっているのはこのポリカーボネートですね。強度が高くて紫外線をほぼ100%カットしてくれます。このスチール折板とかガルバリウム鋼板という呼ばれ方しますけど、これ昔からある非常に強度が強いんですけど、ただ中身鉄ですので全く錆びないというわけではなくて、コーティングされてて錆びにくいものにはなっています。なので海の近くとかの塩害ですね。そういったところにはあまり設置をおすすめ出来ませんけど、そういったことを考えても一番強度が高いのがこの折板というものですね。
今はポリカーボネートと折板、この2つがもう主流ですので、今アクリルとか波板とかっていうのは、屋根材としては設定のあるカーポートはリクシルにはないです。ポリカーボネートと折板の屋根材が現在のカーポートの設定です。
耐風圧強度が高いとは(01:57~)
耐風圧強度が高いとは、まずですね、屋根が揺れにくいということが一つあります。屋根が揺れにくいと屋根材が外れにくいんですね。この場合はですね、この折板というのはそもそも屋根材が外れるような構造ではないので、外れる場合はこのポリカーボネートの方が外れてしまうんですけど。これがですね、一番強風が吹いた時に発生する不具合ですね。ポリカーボネート、屋根材が外れてしまうということですね。
屋根が揺れにくいと屋根材が外れにくくなるっていうのは、屋根が揺れるとどうしても本体、屋根の周りの枠がねじれるんですね。そのねじれた結果屋根材が外れてしまうので、だいたいその強風が吹いた時に屋根材が外れる場所というのは、端っこの屋根材が外れることがほとんどです。まれにですね、真ん中が外れたということもありますけど、ほとんどは端から外れていきます。それぐらい屋根が揺れると、屋根全体がねじれているということですね。ですので基本的には両側に柱が建っている両支持タイプというのは、1台用の片流れタイプよりは屋根材は外れにくいですね。
商品紹介(03:40~)
では具体的な商品の紹介していきます。ずらっと並べましたけど、上から順番にやっていきますね。
フーゴR・F・A(03:47~)
まずフーゴ。フーゴという商品ですね。こんな形の商品でいっぱい種類があるんですね、フーゴと一口で言っても。特にこの左側のR型、真ん中のF型、右のA型というこの3つが基本になりますので、一般的によく見る形だと思うんですけど。見た目が同じネスカという商品と比較すると耐風圧強度がアップされています。
大体の金額なんですけど、R型の1台用で「23万円~」、2台用で「38万円~」というような概算金額です。これは商品代も工事代も消費税も含めた概算金額ですけど、サイズが変わったりとか、あと工事内容で追加があったりしたら金額上がってしまいますのでご了承ください。
カーポートSC(04:37~)
続きまして、カーポートSCですね。こんな感じ。すごく人気がありますね、この商品。これは屋根材のところで説明してないんですけど、屋根材これ本体と同じアルミで出来ているんですね。ポリカーボネートでもないですし、スチール折板でもなくて、アルミでできた新しい商品です。唯一の商品ですね。屋根材がアルミのものはもうこれしかないです。なので、ポリカーボネートのように外れるということは考えにくいです。
金額が概算金額が1台用で「40万円~」、2台用で「80万円~」です。ちょっとSC凄くかっこいいし強度も高いんですけど、金額がですね、ここ見てもらったら分かりますけど、だいたいフーゴの倍ぐらい金額になってきますね。ただもうこの形じゃないとダメというお客様もいらっしゃいますので、これもすごく人気が出ています。
フーゴ+オプション(05:38~)
続きまして、フーゴ+オプションです。こんな感じですね。これは屋根が揺れないように、着脱式のサポート柱を取り付けてます。あとこの骨組みを強化する部材とかもプラスしているんですけど、これで耐風圧強度がアップします。やっぱり屋根が揺れないというのは非常に効果があります。この着脱式サポート柱は、使わない時は外してもらってこの柱に収納することが出来ます。
これはだいたいオプション込みで「28万円~」ですね。いろんなオプションをつけて強度アップになるんですけど、着脱式サポート柱を取り付けるだけでも屋根が揺れなくなりますので、屋根材が外れにくくなる要因になりますね。着脱式サポート柱は非常にオススメのオプションです。
カーポートSW・ST(06:37~)
続きまして、カーポートSW・STですね。こんな感じの。これがスチール折板、ガルバリウム鋼板の屋根のカーポートです。これが基準風速V0=46m/sの耐風圧強度を持っています。写真は2台用なんですけど1台用もありまして、1台用で50㎝って書いてあるのは積雪強度なんですけど。
このカーポートSW・STっていうのは、30㎝から200㎝まで耐積雪強度のバリエーションがありますけど、今回は50㎝のタイプで金額算出しています。1台用で「35万円~」、2台用で「55万円~」です。この商品は風にも雪にも強いので本当にオススメですね。積雪地域用だけではなくて、もう鹿児島から北海道まで全国的に人気があって、販売台数も伸びています。
カーポートSC 1500(07:26~)
続きまして、カーポートSCの1500タイプ。これ1500タイプというのは積雪強度のことで、積雪強度50㎝ってことなんですね。先ほどカーポートSCのこれですね。これが一般地域用の耐積雪強度が20㎝タイプのカーポートSCなんですけど、1台用だったら左側に柱が2本、2台用だったら両側に柱が合計で4本建ってますね。
これがですね、積雪強度50㎝のものになると1台用でも柱が左右に2本ずつの合計4本、2台用になると左右に3本ずつの合計6本の柱が建ちます。これで耐積雪強度が50㎝になって、耐風圧強度も基準風速V0=46m/sにアップします。金額がですね、1台用で「60万円~」、2台用で「105万円~」と結構な高額のカーポートです。
ソルディーポート(08:21~)
最後に紹介するのが、ソルディーポートですね。こんな感じの。カーポートSW・STというスチール折板のカーポート紹介しましたけど、その屋根材がですね、ポリカーボネートになっている透明感のある屋根下が明るいカーポートです。こちらも耐風圧強度は高くて基準風速V0=44m/s。1台用で「45万円~」、2台用で「68万円~」っていう金額設定です。
まとめ(08:44~)
では、まとめていきます。強度が高いということは、単純にカーポートが長持ちするということに繋がります。やっぱり1回建てると長い間使うものですから、ちょっとでも長持ちしてもらった方が良いと思いますんで、やっぱり強度が高いのはオススメできますね。
屋根材が飛ばされる一番の原因ですね。今回はスチール折板とかアルミの屋根材もご紹介しましたけど、ポリカーボネートの屋根材が飛ばされる一番の理由っていうのは、風によって屋根自体がねじれてしまうことです。ねじれないようにオプションを付けたりとか、両支持タイプのカーポートにすると屋根材が飛ばされるという可能性は下がります。
あとですね、強い台風とかが接近した時っていうのは、すごい風が吹きますのでその破損の仕方っていうのは本当に様々で。耐風圧強度を超えた風が吹くということは、やっぱり破損する可能性はあります。いくらオプションで強度を上げていたとしても、それ以上の風が吹いてしまうと絶対に壊れないということはないので。
すごい台風が来た時にですね、コウケンネットで販売した商品ではないんですけど、柱が90度曲がっているとかそういったものも見ますけど。詳しく調べたわけではないですがおそらくですね、柱の肉厚が薄くて曲がってしまっている可能性もありますので。今回ご紹介したフーゴですとか、そういった商品は今まで販売してそのような壊れ方をしたことがないので、ある程度信頼できる商品を取りつけておくというのは大切だと思います。
今回は耐風圧強度が高いカーポートを解説してきました。台風の上陸回数というもの自体は、そんなに増えているわけではないみたいなんですが、風の勢いが増しているという情報はありました。一般的なカーポートよりも、少しでも風に強い商品が良いという方は参考にしてください。今回の解説は以上です。この動画が良かったら、チャンネル登録もよろしくお願いします。では、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。