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カーポートSCのメリット・デメリット

更新

概要(00:00~)

こんにちは、エクステリア講座の池本です。今日は、リクシルの大人気のカーポート、カーポートSCのメリットとデメリットをまとめていきます。まず概要なんですけど、これまでカーポートSCの商品仕様や、素材も外観も独特なので従来品との違いと特徴を解説してきました。何本か動画も撮ってるんですよね。今回はもう少し分かりやすく、メリットとデメリットを解説していきます。カーポートSCが気になり始めた方向けの動画です。参考にしていただけると嬉しいです。

このエクステリア講座の簡単な説明なんですけど、新築でエクステリアを検討している方、実際に住んでみてエクステリアでもっと快適にしたい方向けに、気に入った商品を見つけてもらったり、設置後に失敗しないように情報発信をしています。出来るだけわかりやすい解説を心がけますので、ぜひ最後まで見ていってください。

詳細(00:58~)

それでは、カーポートSCのメリット・デメリットの詳細に入っていきましょう。今回ね、メリットを5つ、デメリットを4つ持ってきました。ちょっとね、数は多く感じるんですけど、一つ一つの解説はそれほど長くならないと思いますので、安心して見ていってください。

メリット①(01:16~)

では早速、まずメリットの1つ目から。やっぱりカーポーSCはかっこいいです。唯一の見た目の商品です。SCが出る前はですね、ポリカーボネート製の屋根とスチール折板の屋根、この2つが主流でした。ポリカーボネート製の屋根は、こんな感じの商品ですね。左上2つは1台用、柱が片側に2本建つようなタイプ。一番右側は2台用のRタイプのワイドタイプですね。左下はF型のワイドと言って、比較的新しい形のカーポートです。まだまだね、こちらのカーポートもたくさん売れているんですけど、いわゆる従来からあるカーポートの代表ですね。

ポリカーボネート屋根のカーポート

次が、スチール折板の屋根のカーポート。こんな感じの両方に柱があるタイプの、強度が高そうなカーポートです。見た目だけじゃなくてね、ほんとに強度が高くて、雪に対する強度も風に対する強度も両方とも強いのが、このカーポートの特徴ですね。

折板屋根のカーポート

これらの商品に対して、カーポートSCというのはこんな感じですね。もう全く違いますよね。特に違うのがこの屋根の形状です。今までのカーポートも柱とか梁はね、アルミで出来てたんですけど、カーポートSCは柱・梁はアルミなんですけど、屋根もアルミの商品なんですね。これがね、今までになかった商品です。屋根の厚みを薄くできましたし、下から屋根を見上げるとビスが見えなくて、すごくスッキリしてるんですよね。この見た目がね、大ヒットの要因だと思います。

カーポートSC

メリット②(02:49~)

メリットの2つ目を見ていきましょう。耐風圧強度が高いというのがメリットです。カーポートSCはね、基準風速V0=40m/s以上の強度を持ってます。従来の一般的な強度の商品は、リクシルではネスカという商品なんですけど、見た目を変えずに耐風圧強度を上げた商品がフーゴという商品です。

先ほど見ました、一般的なポリカーボネート屋根のようなカーポートというのは、耐風圧強度を超えるような風が吹いた時に、屋根材が外れることがあるんですね。カーポートSCはですね、アルミの屋根材をビスで固定していますので、屋根材が外れるような構造ではないです。本当に想定外の強い風が吹いた時に、どういう破損の仕方をするのかはわからないですけど、カーポートSCが発売されてもう数年経ちますけど、今のところ強い風が吹いて屋根材が外れたり、何か破損したという事は一度も連絡が来ていません。

メリット③(04:07~)

それではメリットの3つ目、屋根の下は完全に遮光になります。左の絵は一般的なポリカーボネート屋根のカーポート、右はカーポートSCなんですけど、この影を見ていただきたいんですけど、カーポートSCはね、完全に影になるんですよね。ポリカーボネートの方も、暗い屋根材を取り付けることはできるんですけど、完全な影にすることはできないです。これはね、車にとってはすごく良いことですね。

遮光

メリット④(04:34~)

メリットの4つ目、光沢を抑えたマットなカラーを選択することができます。カーポートSCのカラーの基本いうのは、シャイングレーFとナチュラルシルバーF。ここには書いてませんけど、あとブラックこの3色が基本です。他のカーポートはこの「F」がなくて、ただのシャイングレーとか、ただのナチュラルシルバーというカラーなんですけど、このFというのが光沢を抑えたマットなカラーという意味です。

カラーサンプルを持ってきたんですけど、これがシャイングレーとシャイングレーF。ナチュラルシルバーとナチュラルシルバーFのカラーです。このFというのが、光沢を抑えたマット調という意味でカーポートSCで選択できるカラーです。結構ね、光沢を抑えられてるでしょ。すこしね、角度を変えて見ますので光の当たり方を見てみてください。

カラーサンプル

メリット⑤(05:32~)

メリットの最後5つ目、耐積雪強度50㎝も選択することができます。多くのカーポートはですね、一般地域用である耐積雪強度20㎝の商品がたくさんあります。カーポートの種類によっては、耐積雪強度20㎝のものしかない商品もあるんですよね。カーポートSCは50㎝のタイプを選択することができます。そしてですね、耐風圧強度も50㎝にすると基準風速V0=46m/sにアップします。雪にも風にもさらに強くなるということですね。

こんな感じです。上がですね、上の2つが一般地域用の耐積雪強度20㎝の商品。1台用だと左側に柱が2本建ってますね。もちろん、ひっくり返して右側に柱を建てることもできます。右上の絵は一般地域用の2台用です。柱4本のタイプです。下側、左下が1台用で耐積雪強度は50㎝のタイプ。商品名としては1500と書かれています。この1500というのが耐積雪強度50㎝という意味です。1台用でもね、両側に柱が建ってしまうんですよね。

カーポートSC 1500タイプ

その分、強度は上がります。右下の2台用に関しては、一般地域用では柱が4本だったんですけど、耐積雪強度が50㎝になると柱が6本に増えます。もうこの強度になるとね、最強のカーポートと言われているカーポートSWと同じ強度になるんですよね。なので、非常に強度が高いカーポートです。かっこいいだけじゃないんですよね。

あと個人的にはなんですけど、先ほどお伝えしたカーポートSWという、すごく強度の高いカーポートがあるんですけど、屋根がね、スチール折板なので中が鉄なんですよね。鉄はね、やっぱりサビが怖いので、海の近くに設置するのはおすすめできなかったんですけど、カーポートSCはアルミですので、鉄よりは錆びにくいので海の近くで強度の高いカーポートをお探しの方にも、おすすめできるのがカーポートSCです。

デメリット①(07:36~)

メリット5つ終わりましたので、これからデメリットの解説をしていきます。まずデメリットの1つ目、金額が高いです。1台用と2台用で少し金額の比較をしてみました。まず1台用で、正面から見た横幅が2.7m、奥行方向が5.0mの場合、リクシルのフーゴという商品で、屋根がまっすぐのタイプですね。カーポートSCと比較的似た形の商品を持ってきましたけど、商品の割引と基本工事費と消費税を加えて約22万円、これが概算金額です。カーポートSCもほぼほぼ同じサイズで見てみると約40万円、かなり金額差ありますよね。

2台用を見ていきましょう。正面から見た横幅が5.4m、奥行方向が5.0mの場合、フーゴのFのワイドタイプ、これで約44万円。カーポートSCのワイドだと約88万円、フーゴの約倍の金額になっちゃうですよね。ただ、この金額差よりも、先ほどまで解説してきたメリットの方が大きいということで、購入される方もかなりいらっしゃいます。

デメリット②(08:45~)

ではデメリットの2つ目です。デッドスペースができてしまう。カーポートSCは屋根がね、ポリカーボネートではなくてアルミで出来ていますので、従来品よりも屋根が重いです。そのため、基礎が大きくなるということと、柱が太くなります。図面を持ってきましたけど、まずね、この柱の太さを見ていただきたいんですけど、正面から見たね、この190というものを見ていただきたいのですが、これは190㎜なので19㎝という意味です。

立面図

一般的なカーポートはね、ここがね158なので15.8㎝なんですね。3.2㎝ぐらいしか違わないんですけど、実際ね、敷地のサイズによってはその3.5㎝がちょっと狭く感じるなぁとか、このカーポート柱太いなとか、そんなイメージを持たれる場合もあります。あとこの基礎のサイズを見ていただきたいんですけど、DWという寸法ですね。この表でいうと、この一番右側ですね。今回は横幅が2.7m、奥行が5.0mなのでこの大きさなんですけど、90㎝と80㎝これぐらい大きな基礎を作らないといけないんですよね。

あとですね、柱部分には屋根がないことも特徴です。この絵を見ていただきたいんですけど、柱があって、こう梁があって、その下に屋根が並んでるんですけど、屋根のスタート位置がですね、柱の内側からスタートしていくんですね。一般的なカーポートというのは、この梁の上に屋根が載っている感じになるので、柱の上にも屋根が来てるんですね。カーポートSCの場合は、柱の上には屋根はかかっていません。カーポート自体のサイズが横幅2.7mだったとしても、そこからね、カーポートのこの柱分、先ほど説明した19㎝ですね、この分は屋根が少なくなりますので、微々たる差なんですけど、雨の吹き込みとか日光がそこから入ってくるということにはなってしまいます。

屋根の特徴

デッドスペースができてしまう、次の項目が施工上屋根先を開ける必要があります。これはどういうことかと言いますと、カーポートSCってこういう感じで工事をしていくんですけど、柱側からね、屋根をずっと工事していきます。このあたりは何も問題ないんですけど、この最後の方ですね、屋根の上から屋根材を固定していくので、体がね、屋根の先に出てないといけないんですよね。なので、この屋根のすぐそばにお家の外壁などがあったりすると、体を出せないので30㎝から40㎝くらいは、作業用のスペースとして開ける必要があります。

屋根の張り方

このデッドスペースができるということはですね、やっぱりね、敷地に余裕が無いと設置後に後悔するケースはあったりします。あまり広くない敷地にカーポートを建てると駐車が大変になったりしますので、カーポートSCをご検討中の方は建てた後にね、どこに柱が来てどういう感じで駐車になるのかということを、シミュレーションしておいた方が良いですね。敷地が広ければね、問題ないです。

デメリット③(11:48~)

デメリットの3つ目いきましょう。屋根の下は完全遮光です。これね、ちょっとずるいんですけど、メリットの3つ目も屋根下は完全遮光なんですが、デメリットの3つ目も屋根材は完全遮光と同じ言葉を書いてます。これね、同じ画像を持ってきてるんですけど、車にとっては遮光はいいことなんですけど、このカーポートの近くに住宅の窓がある場合は、その窓からね、光が入らなくなる可能性があります。

今までね、光が入っていた窓に光が入らなくなってしまうと、ちょっとね、良くない可能性もあるので、カーポートSCを建てられる場合は、近くに窓があるかどうかの確認をしておいた方が良いです。これはね、メリットがデメリットにもなってしまうという、いい例ですね。

デメリット④(12:35~)

デメリットの4つ目最後です。ワイドタイプの排水には注意してください。まず一般的なカーポートのR型のワイドという商品なんですけど、屋根に落ちた雨は左右に分かれて落ちていきます。それから道路側の柱を伝って、排水されていきます。これが一般的な排水方法ですね。これが最近よく出てるF型のワイドなんですけど、こちらはね、屋根に落ちた雨は正面で受けて片側から屋根を伝って排水する流れです。どちらの場合もね、これは手前が道路を想定してますけど、道路側に排水するような形になってます。

これがカーポートSCのワイドなんですけど、カーポートSCのワイドはちょっと変わった形をしていて、正面から見て片側に屋根勾配がついてるんですね。この左側の写真だと、右側が低いので屋根に降った雨は右側に流れていきます。このようにですね、青い矢印書いてますけど、低い方から排水はされるんですが、これね、後ろの柱からも排水されるんですよ。なので下がコンクリートの場合で、手前側がね、道路を想定した時に手前側に水は流れてくるんですけど、この後ろから排水された水が地面の勾配によってはね、カーポート下の方に流れてくる可能性もありますので、これは注意が必要です。

カーポートSCの排水

これで一通りですね、メリット5つ、デメリット4つの解説が終わりました。もちろんね、もっとあげようと思ったらあげられるんですけど、なんとかこの一画面に収めたくてですね、この項目達を選択してきました。これからカーポートSCを検討してみようかなという方には、大枠はわかっていただけたんじゃないかなと思います。

まとめ(14:17~)

それでは、まとめやっていきましょう。今回はカーポートSCってどうなの?と気になり始めた方向けの動画でした。どんな良い商品でも、メリットもあればデメリットもあるとは思います。まずはね、これらをわかってからカーポートSCを検討した方が失敗が少なくなると思います。決してね、お安い商品ではないので、メリット・デメリット両方とも分かっていただきたいです。

今回の動画を見て、カーポートSCいいなぁと思ってですね、具体的に検討を始めたい方はこのカーポートSC完全解説という動画も撮ってます。こっちはね、結構詳しく解説していますので、気になる方は見ていただきたいです。あとはですね、注意点も項目に分けて作ってます。まずはオプションのサイドスクリーンの注意点、その次が注意点②としてダウンライトの注意点、ダウンライトねかなり人気ありますよ。最後は雨天時や結露の問題のまとめの注意点③、こんな感じでね、カーポートSCたくさん動画撮ってますので、気になる方は概要欄のリンクからチェックしてみてください。

今回は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。それでは、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。

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