建てるタイミングで後悔することも
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概要(00:00~)
こんにちは、エクステリア講座の池本です。今日は、新築の時に一緒にカーポートを建てるのと、住み始めてから建てるのでは、仕上がりなどが変わる場合がありますので、それについて解説をしていきます。まず概要なんですけど、新築の時に一緒にカーポートを建てるか、住んでから建てるか、今回はこの違いについて、見た目とか使い勝手にどのような違いがあるのかを解説していきます。
これはですね、カーポートは新築の時に一緒に建てた方が良いということを言いたいわけではなくて、新築時に建てるかと、住んでから建てるのかでこういう違いがありますという解説です。一概にどちらが良いという話ではなくて、自分にあった方法を選んでいただきたいです。カーポートをご検討中の方は、ぜひ最後まで見ていってください。
このエクステリア講座の簡単な説明なんですけど、新築でエクステリアを検討している方、実際に住んでみてエクステリアでもっと快適にしたい方向けに、気に入った商品を見つけてもらったり、設置後に失敗しないように情報発信をしています。内容が良かったら、いいねボタンやチャンネル登録をしていただけると、励みになりますのでよろしくお願いします。
詳細(01:12~)
それでは詳細に入っていきましょう。
柱周りの色が変わる(01:16~)
まず1つ目なんですけど、新築の時にカーポートを建てずに、済んでからカーポートを建てると柱周りの色が変わります。まずですね、地面が土や砂利の場合なんですが、これはね、問題ありません。土とか砂利の場合は少しね、低めに基礎を作って、その上に土とか砂利を被せますので、上から見る限りは基礎の色が違うということはないです。土とか砂利の表面ギリギリまでカーポートの基礎を上げた場合は、基礎が見えるかもしれないですけど、そういうやり方はあんまり見ないですね。基本的には少し下げて作って、上に土とか砂利を乗せますね。
次の、地面が土間コンクリートの場合です。駐車場全体の土間コンって、おそらく白に近い色、グレーっぽい色ですよね。大体のお家が、こんな感じになっていると思います。カーポートの工事直後は基礎の色がね、濃いグレーの色なんですけど、これはね、だんだんなじんではきます。
時間が経つと周りの土間コンの色に近づいてはくるんですけど、全く同じ色になることはないです。こんな感じで、カーポートの基礎の枠が見えていて、もともとあった外側の土間コンとカーポートの基礎の色の違いはありますよね。大きく違うということはないんですけど、目で見てわかる程度にはなります。
続きまして、地面がアスファルトの場合。多くの場合はカーポートの基礎部分というのは、コンクリート仕上げです。ちょっと良い写真がなかったので、テラスという商品ですね、その施工例なんですけどカーポートも考え方は同じです。地面はアスファルトになってるんですけど、柱の基礎周りはコンクリート仕上げになってます。
アスファルトは黒いですからね。柱の基礎との色の差ははっきり出ます。北海道でしたら、駐車場というのはアスファルトが多いので、あとでカーポートの柱部分をアスファルトで補修できる業者さんも多いんですけれども、多くの場合はですね、対応することができずにコンクリート仕上げで完成となることがあります。
あとはもう一つ注意点として、アスファルトはね、土間コンのような強度がないので、カーポートの基礎自体が大きくなる傾向があります。このね、テラスの写真は基礎サイズが結構小さめだと思うんですけど、テラスはね、柱だけじゃなくて外壁にも固定しているので、これぐらいのサイズでもいけるんですけど、カーポートの場合はもう少し基礎が大きくなって、アスファルトとカーポートの基礎の柱の色の差がはっきり出ます。
柱周りの色が変わることの最後、地面がタイルの場合を見ていきます。タイルというのはこんな感じでものですね。これもですね、多くの場合はカーポートの基礎部分はコンクリート仕上げになりますので、基本的にはタイルの補修をしないことの方が多いです。
ただ業者さんによっては、カーポートの基礎をですね、少し低めに作って似たようなタイルで補修することができることはあるんですけど、それでもね、なかなか目地が合わずに元通りに見えるような感じで納めるというのは難しいと思います。タイルはね、工事中にひび割れとかいろんな問題があって結構難しいんですよね。
電気製品などの電気工事(04:28~)
柱周りの色が変わるの項目が終わりましたので、2つ目の電気製品(カメラやライト)などの電気工事について解説していきます。新築の時に一緒にカーポートを建てていないと、あとから建てるとですね、基本的にカーポートの柱までは露出配線になります。
住宅からカーポートの柱までの地面が土とか砂利とかだったら、その下を掘ってですね、配線を埋めることはできるんですけど、地面が土間コンとかアスファルトの場合だったら、住宅からカーポートの柱までの電気配線というのは露出してきます。見えるということですね。電気線がね、むき出しになっているわけではなくて、きちんと管で保護をして配線をするんですけど、電気線は見えてしまいます。
埋設物の有無(05:16~)
3つ目は埋設物の有無です。水道管とかガス管、汚水管などの埋設物は掘ってみないと分からない事って、結構多いんですよね。これね、実際カーポートの柱を建てようとして、穴を掘ってみたら埋設物が出てきたという写真ですね。地上からでもある程度の予想はできるんですけど、予想外にですね、掘ってみて柱の位置にちょうどこの写真のようにですね、埋設物があると柱の位置を変更するとか、埋設物を移設するとかそういった対応しないといけないこともあります。
工事をする業者さんによってはね、柔軟に対応してなんとか強度を保って工事をすることもあるんですけど、この柱の位置を変更するか埋設物を移設するか、この2択を迫られることもあります。
新築の時ですね、カーポートを建てておかないと、この3つですね。柱周りの色が変わる、カメラやライトなどの電気工事する時に電気線が露出してしまう、3つ目はカーポートの柱の位置を掘った時に水道管とかガス管、汚水管などの埋設物が出てきてしまって、柱の位置を変更したり、埋設物を移設しないといけなくなってしまう、こういった注意点があります。
まとめ(06:33~)
それでは、まとめやっていきましょう。今回の解説を終えてですね、新築時にカーポートを建てておいた方が良い方はですね、カーポートの柱基礎がわからないようにしたい、でもね、地面が土とか砂利の場合は住んでからカーポートを建てても大丈夫です。上からかぶせることができるので、カーポートの基礎は見えないです。ただ駐車場を一面綺麗な土間にしたいとか、タイルにしたいとか、そういったご要望がある場合は新築と一緒に工事した方がいいと思います。
新築時にカーポートを一緒に建てて置いた方が良い方の、2つ目は電気製品ですね。カメラやライト、これをご検討されている方で配線を見せたくないという方は、新築時の方が良いと思います。これもね、地面ががね、土とか砂利の場合だったら配線埋めることができるので問題ないんですけど、地面が土間コンクリートとかアスファルトの場合は、あとからやると露出配線になってしまいます。
最後はですね、カーポートの位置とかサイズがもうここじゃないとダメだと決まっている場合ですね。住んでからカーポートを建てる場合に、柱の位置を掘っていたらですね、埋設管が出てきてしまったということもありますので。まあね、この位置にカーポートを建てるので、埋設管を外すように指示して頂けている場合はおそらく大丈夫だと思うんですけど、結構ね、図面と実際の埋設物の位置が違うということもあったりするので、確実にね、この場所に付けたいということが決まっているようであれば、新築時に一緒に行った方がいいと思います。
ただ、新築時にカーポートを一緒に建てることは良いことばかりではなくて、デメリットもあります。次回はその内容で解説をするようにします。やっぱりね、メリットもあればデメリットもあります。今回は、新築を建てる時に一緒に行った方がいいケースを紹介してきました。今回は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。それでは、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。