カーポート専門館の池本です。カーポートと車庫の違い、ご説明します。
まずはカタカナのカーポートと、漢字の車庫という言葉を比較しようとすると分かりづらいと思いますので、整理しますね。
カーポートを日本語にすると「簡易車庫」、車庫を英語(カタカナ)にすると「ガレージ」に対応するので、
- カーポートとガレージの違い
- 簡易車庫と車庫の違い
という対応になります。
ここからは「カーポートとガレージの違い」について説明していきます。
カーポート(簡易車庫)とは?
カーポートはこの写真の通り、柱と梁と屋根で構成されている駐車場の屋根です。

このようにサイドパネルで柱側をパネルで仕切ることができますが、サイドパネルを取り付けたとしてもあくま簡易車庫のカーポートです。

両方にサイドパネルを取り付けてもガレージとは呼びません。

もっというと、このように左右と背面の3面をサイドパネルで囲ってもガレージとは呼びません。(ガレージっぽくはなりますが)

ガレージ(車庫)とは?
カーポートとは違い、左右と背面は壁で完全に仕切られていて、正面にはシャッターがあり、シャッターを閉めると完全に囲えてしまう、これがガレージです。

カーポートを建てるときは柱基礎を作りますが、ガレージはガレージを乗せる基礎+全面に土間コンクリート打設することになります。
ガレージはすべて囲いますので固定資産税の対象になります。
カーポートは固定資産税の対象にはなりません。(しかしながら地域によって見解が異なる可能性があるので、囲い部分が多いカーポートに関してはご自身で役所に確認をお願いします)
カーポートとガレージの金額差
最近ではカーポート、ガレージともたくさんの商品から選択することができるので、金額差を出すのは難しいですが、最低でもガレージはカーポートの3倍の金額がかかると思ってもらってOKです。

特に基礎部分や土間コンの量などで、本体以外の工事代が大幅に変わることがあります。
商品以外の外構工事(基礎、土間コンなど)は、業者さんによってもかなり前後することがあるので、注意が必要です。
カーポートとガレージの違い まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
正直なところ最近は「一般的なカーポートの3倍くらいの金額がするカーポート」という商品も結構あります。
具体的な商品名は
などです。
かっこいい商品ばかりですが、ガレージが建てれるくらいの金額になるケースもあります。
カーポートとガレージ、どちらが優れているというわけではなく、目的としていることが違います。
大雑把に誤解を恐れずに言うと、車を雨風・日光や盗難から完全に守りたいときはガレージが良いと思います。
価格を抑えたり、住宅にマッチしたおしゃれなデザインにしたい場合はカーポートがおすすめです。
たくさんの種類がありますので、商品選びも楽しんでくださいね。
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