LIXILカーポートSW/ST サイズ選びの完全ガイド:駐車スペースと車の大きさから最適解を導く

皆さん、こんにちは!コウケンNETカーポート専門館の池本です。

私たちはLIXILさんのカーポートを全国で販売・施工させていただいており、日々多くのお客様からカーポート選びに関するご相談をいただいています。

特に「どのサイズを選べばいいの?」というご質問は本当に多いんです。カーポートは一度設置するとなかなか変更できない大きな買い物ですから、サイズ選びで後悔しないように、そして毎日のカーライフが快適になるように、今日はLIXILの人気シリーズ「カーポートSW」と「カーポートST」を中心に、サイズ選びの完全ガイドをお届けします。

この記事を読めば、ご自宅の駐車スペースや愛車の大きさにピッタリのカーポートが見つかるはずです。

目次

カーポートのサイズ選び、基本の「き」~後悔しないための重要ポイント~

カーポート選びは、ただ車が入れば良いというものではありません。毎日の使い勝手や将来のことまで考えて、最適なサイズを見つけることが大切です。ここでは、まず押さえておくべき基本的なポイントを一緒に見ていきましょう。

まずは駐車スペースを正確に測りましょう!ご自宅の敷地状況の確認

カーポート選びの第一歩は、設置する場所を正確に知ることから始まります。

まず、ご自宅の駐車スペースの「間口(横幅)」、「奥行」、そして「高さ」をメジャーやレーザー測定器などを使って、しっかりと測ってみてください。このとき、地面に勾配(傾斜)がないかも見ておきましょう。もし傾斜がきついと、カーポートの柱の長さが変わってきたり、屋根の有効な高さが思ったより低くなってしまったりすることがあります。

また、カーポートの屋根や柱が、お家の軒(のき)や壁、エアコンの室外機、あるいは木の枝なんかにぶつからないかも大事なチェックポイントです。特に高さ3メートルくらいまでの範囲に障害物がないか、よく確認してください。

そして意外と見落としがちなのが、お隣さんとの境界線です。カーポートの柱や屋根が、気づかないうちにお隣の敷地にはみ出してしまっては大変ですから、境界杭などをしっかり確認して、敷地内にきちんと収まるように計画しましょう。柱を立てるための基礎部分も、境界を越えないように注意が必要です。

さらに、地面の下にも注意が必要です。水道管やガス管、排水管などがカーポートの柱を立てる位置の真下に埋まっていると、工事が難しくなったり、最悪の場合は移設が必要になったりすることもあります。事前に図面などで確認できる範囲でチェックしておくと安心です。

駐車スペースの測定が正確でないと、いざ設置しようとしたときに「あれ、入らない!」なんてことになりかねませんし、無理に設置できても雨が吹き込みやすくなったりと、後々困ったことになる場合があるのです。

コウケンNETアドバイス:ご自身での測定も大切ですが、少しでも不安な点があれば、私たちコウケンNETにご相談ください。専門のスタッフが現地調査にお伺いし、正確な採寸と最適なプランをご提案します。

愛車のサイズ確認は必須!将来の買い替えも視野に最適な寸法とは?

駐車スペースの状況が把握できたら、次はお持ちの車、そして将来乗るかもしれない車のサイズについて考えてみましょう。

現在お乗りの車の「全長」「全幅」「全高」は、車検証を見れば正確な数値がわかりますので、まずはこれをしっかり確認してください。

カーポートの一般的なサイズの目安としては、車の幅(全幅)にプラス1メートルから1.5メートルを加えたものがカーポートの間口(幅)、車の高さ(全高)にプラス30センチから50センチがカーポートの有効な高さ、そして車の長さ(全長)にプラス60センチ以上がカーポートの奥行き、と言われています。

ここで大切なのが、将来の車の買い替えも考えておく、ということです。例えば、今はコンパクトカーに乗っていても、数年後には家族が増えてミニバンに乗り換えるかもしれない、あるいは趣味のために大きなSUVが欲しくなるかもしれません。最近は車のサイズも大きくなる傾向にありますし、特にSUVやミニバンは背が高いものが多いですから、カーポートのサイズ、特に高さに余裕がないと、いざという時に「入らない!」なんてことにもなりかねません。LIXILさんがカーポートSW/STに高さ3.5メートルの柱を追加したのも、そういったお客様の声に応えるためなのです。

下の表に一般的な車種のサイズ目安をまとめてみましたので、参考にしてください。

車種区分 (Car Type)全長 目安 (Approx. Length)全幅 目安 (Approx. Width)全高 目安 (Approx. Height)主な該当車種例 (Example Models)
軽自動車 (Kei Car)3.4m1.48m1.65m~2.0m (ハイトワゴン含む)N-BOX, タント, スペーシア, ルークス
コンパクトカー (Compact)4.0m~4.5m1.7m1.5m~1.7mヤリス, フィット, ノート, ルーミー, ソリオ
セダン (Sedan)4.5m~4.8m1.7m~1.8m1.4m~1.5mカローラ, プリウス, インプレッサ
ミニバン (Minivan)4.7m~4.9m1.7m~1.85m1.8m~2.0mアルファード, セレナ, ステップワゴン, ヴォクシー
SUV4.5m~4.9m1.8m~1.9m1.6m~1.8mハリアー, RAV4, CX-5, フォレスター
大型車 (Large Sedan/Luxury)5.0m~5.2m1.85m~1.9m1.45m~1.5mクラウン, レクサスLS, フーガ

車のサイズ確認を怠ってしまうと、カーポートは設置できたものの、実際に車を停めてみたら乗り降りがすごく窮屈だったり、ドアを開けるたびに柱にぶつかりそうになったり…なんてことにも。これでは毎日のことですから、大きなストレスになってしまいます。せっかくのカーポートが残念なものにならないよう、しっかり計画しましょう。

コウケンNETアドバイス:車検証で正確な寸法を確認するのはもちろんですが、もし買い替えのご予定があるなら、ぜひその車種の寸法もお知らせください。最適なカーポートサイズをご提案させていただきます。

車の高さにはご注意点があります。トランクやハッチバックを開けた際、車のカタログ値の全高よりも高くなることが多いです。必ずトランクやハッチバックを開けた際の高さを実測で把握しておくことがをおすすめします。

見落としがち?ドアの開閉スペースと日々の使い勝手を左右する通路幅

車のサイズに合ったカーポートを選ぶ際、意外と見落としがちなのが「ドアの開閉スペース」と「通路幅」です。

車がカーポートに収まっても、ドアが十分に開けられなければ乗り降りは大変ですし、車の周りをスムーズに通れなければ、荷物の出し入れやお手入れの際にも不便を感じてしまいます。

一般的に、車のドアをストレスなく開けて乗り降りするためには、車の側面とカーポートの柱や壁との間に、片側で少なくとも60センチ、できれば90センチ程度の余裕が欲しいところです。特に運転席側は毎日使う場所ですから、少し広めにスペースを取っておくと快適さが格段にアップします。

もし駐車スペースの片側が壁になっているような場合は、壁から少し離して車を停められるように、カーポートの幅(間口)を3メートル程度確保できると、運転席側のドアも安心して開けられます。これが例えば2.5メートルぎりぎりだと、ドアをほんの少ししか開けられず、雨の日などは特に乗り降りに苦労することになりかねません。

2台用のカーポートを設置する場合も同様で、車と車の間にドアを開けるためのスペースが必要です。ここも最低60センチから80センチ、理想を言えば1メートルくらいのゆとりがあると、お隣の車を気にすることなくドアを開け閉めできますし、小さなお子さんやお年寄りがいるご家庭では、ドアを大きく開けられるスペースは安全性にも繋がります。

また、買い物袋を持って車の脇を通ったり、自転車を押してカーポートの奥へ行ったりする時のことも考えてみましょう。車の幅に加えて、左右合わせて90センチから120センチくらいの通路スペースがあると、こうした日常の動作もスムーズに行えます。もし車椅子をお使いの方がご家族にいらっしゃる場合は、乗り降りのためにさらに広いスペースが必要で、車の片側に1.4メートル程度のスペースが目安となります。

こうしたスペースを十分に確保することは、実は車の傷つきリスクを減らすことにも繋がるのです。狭い場所で無理にドアを開け閉めしていると、うっかり柱や壁、隣の車にドアをぶつけてしまって、愛車に傷が…なんてことも。修理代を考えると、最初にしっかりスペースを確保しておく方が、結果的にお得かもしれません。

コウケンNETアドバイス:実際にドアを開けた状態をイメージして、必要なスペースを確保しましょう。特に2台用や3台用の場合、柱の位置が重要になります。LIXILのカーポートSW/STには、柱の位置を工夫できる「梁はね出しタイプ」もありますので、敷地条件に合わせて最適なプランをご提案できます。

車高だけじゃない!ミニバン・SUVオーナー様必見、バックドア開閉時の高さと注意点

最近人気のミニバンやSUVは、室内空間が広くて便利な反面、カーポート選びではちょっと注意が必要な点があります。それは「高さ」です。

もちろん車自体の高さ(全高)も重要ですが、特に見落としがちなのが「バックドア(ハッチバックやリアゲートとも言いますね)を全開にしたときの高さ」なのです。

例えば、アルファードやセレナといったミニバン、ハリアーやCX-5のようなSUVは、バックドアが大きく開くため、全開時の高さは車の全高よりもかなり高くなります。カーポートの屋根の高さがギリギリだと、荷物を出し入れしようとバックドアを開けたら「ゴツン!」と屋根にぶつかってしまった…なんて悲しいことになりかねません。このバックドアを開けた時の高さは、意外とカタログなどには載っていないことが多いので、事前にディーラーさんに確認しておくと安心です。

LIXILのカーポートSW/STには、柱の高さがいくつか用意されています。一般的なのは、地面から屋根下までの有効高さが約2.3メートルの「標準柱」、約2.5メートルの「ロング柱25」、約3.0メートルの「ロング柱30」です。そして、2025年からはさらに高い、有効高さ約3.5メートルの「H35柱(超ロング柱)」も仲間入りしました。

ミニバンやSUVにお乗りの方で、バックドアをよく使う、あるいは屋根にルーフキャリアやルーフボックスを取り付けている、という場合は、少なくともロング柱25以上、できればロング柱30やH35柱を選んでおくと、高さに余裕ができて安心です。特にキャンプ用品など大きな荷物を積み下ろしする機会が多い方にとっては、バックドアがしっかり開けられるかどうかは、カーポートの使い勝手を大きく左右します。また、カーポートの奥行きも、バックドアを開けて作業することを考えると、車の全長プラスアルファ、例えば5.5メートル程度あると、荷物の出し入れがしやすくなります。

カーポートは長く使うものですから、今乗っている車だけでなく、将来的に背の高い車に乗り換える可能性や、後からルーフキャリアを付けたくなった時のことも考えて、柱の高さを選ぶと後悔が少ないです。

コウケンNETアドバイス:ミニバンやSUVにお乗りの方、また将来的に購入予定の方は、ぜひバックドアの開閉やルーフキャリアの使用も考慮して柱の高さを選びましょう。コウケンNETでは、お客様の車種や使い方に合わせて、最適な柱の高さをご提案します。特に新しいH35柱は、これまで高さで諦めていた方にもおすすめです。

プラスαの使い方も!自転車・バイク置き場や作業スペースとしての活用アイデア

カーポートの役割は、大切な愛車を雨や紫外線から守るだけではありません。ちょっとした工夫で、自転車やバイクの置き場所になったり、DIYなどの作業スペースになったりと、暮らしをもっと便利で豊かにしてくれる可能性を秘めているのです。

例えば、お子さんの自転車やご主人のバイク、どこに置いていますか?カーポートのスペースを少し広めに取っておけば、屋根の下にスッキリと収納できます。自転車1台あたりに必要なスペースの目安は、だいたい幅が60センチ、長さが1メートル90センチくらいです。もし複数台置きたい場合は、台数分のスペースに加えて、自転車同士がぶつからないように20センチほどの間隔をみておくと良いでしょう。車と一緒に自転車を置く場合は、自転車が倒れて車に当たってしまわないように、十分な間隔をあけるか、専用のサイクルラックなどを使うと安心です。

カーポートの奥行きを少し長めにしたり、間口(幅)を広くしたりすることで、車の脇や後ろに自転車やバイクを置くスペースが生まれます。例えば、奥行きが6メートルあれば、車の後ろに自転車を数台置くことも可能になります。

また、カーポートの下は屋根があるので、雨の日でも濡れずに作業ができる便利なスペースにもなります。タイヤ交換や洗車はもちろん、趣味のDIYやガーデニングの作業台を置いたり、夏場には日差しを避けてお子さんのビニールプールを広げたり、バーベキューを楽しんだり、なんて使い方も考えられます。

こうした駐車以外の用途も考えて、カーポートのサイズを少し大きめに選んでおくと、活用の幅がぐんと広がります。LIXILのカーポートSW/STには、奥行きを延長するタイプや間口を広げるタイプもありますし、オプションで「上吊り棚」を取り付ければ、カーポートの上の空間も有効活用して、タイヤやアウトドア用品などを収納することもできます。カーポートを計画する段階で、こうしたプラスαの使い方をイメージしておくと、後から「ああすれば良かった」と後悔することも少なくなるはずです。

コウケンNETアドバイス:カーポートの使い道は駐車だけではありません。自転車やバイクの保管、ちょっとした作業スペースなど、お客様のライフスタイルに合わせて、最適なサイズやオプションをご提案します。例えば、LIXILカーポートSW/STには「上吊り棚」オプションもあり、空間を有効活用できます。

LIXILカーポートSW/ST徹底比較!あなたに最適なモデルとサイズを見つけよう

さて、カーポート選びの基本的なポイントを押さえたところで、いよいよLIXILの人気シリーズ「カーポートSW」と「カーポートST」について詳しく見ていきましょう。どちらのモデルが、そしてどのサイズがあなたにピッタリなのか、一緒に見つけていきましょう。

どっちを選ぶ?カーポートSWとSTの基本的な違いと特徴を解説

LIXILのカーポートSWとST、どちらも強くてスタイリッシュなカーポートですが、実は大きな違いがあるんです。その一番の違いは、「雪に対する強さ」、つまり「耐積雪強度」です。

カーポートSWは、耐積雪強度が30センチ相当(900タイプという数字で表されます)と50センチ相当(1500タイプ)の2種類があります。これは、比較的雪の少ない地域、例えば関東や関西、九州などにお住まいの方向けのモデルと言えます。

一方、カーポートSTは、もっと雪がたくさん降る地域のために作られていて、耐積雪強度が100センチ相当(3000タイプ)、150センチ相当(4500タイプ)、そしてなんと200センチ相当(6000タイプ)まで対応できるのです。東北や北陸、北海道のような豪雪地帯では、このSTが選ばれることが多いです。STは、屋根に雪が積もった状態が長く続いても大丈夫なように「長期荷重対応」という特別な設計になっているので、雪下ろしの手間を少しでも減らしたいという方には心強い味方です。

じゃあ、風に対してはどうなの?というと、これはSWもSTも同じで、業界でもトップクラスの風速46メートル毎秒相当の耐風圧性能を持っています。だから、台風が多い地域でも安心して使えます。

見た目のデザインは、SWもSTも直線的で力強い印象のスチール折板屋根(ガルバリウム鋼板というサビに強い素材でできています)が特徴で、大きな違いはありません。オプションで屋根材の一部を光を通すポリカーボネート素材に変えることもできるので、カーポートの下を明るくしたいというご要望にも応えられます。

構造的には、やはり雪に強いSTの方が、柱が太かったり、屋根を支える梁(はり)や屋根材自体も厚みがあったりと、より頑丈な作りになっています。その分、お値段もSTの方が少し高くなる傾向がありますが、何よりも安全と安心を優先したいですよね。

コウケンNETアドバイス:お住まいの地域の積雪量を第一に考えてモデルを選びましょう。迷った場合は、少し余裕のある耐積雪強度のモデルを選ぶのがおすすめです。コウケンNETでは、お客様の地域に合わせて最適なモデルをご提案しますので、お気軽にご相談ください。

【2025年最新情報】LIXILカーポートSW/STはこう進化した!注目の新機能・新オプション

LIXILのカーポートSWとSTは、お客様の声や現場のニーズを反映して、常に進化を続けています。特に2024年の10月と2025年の4月には大きなリニューアルがあって、さらに使いやすく、そしてデザイン性も向上したのです。

まず注目したいのが、柱の高さのバリエーションが増えたことです。これまでも標準的な高さから3メートルまで選べましたが、新たに有効高さ3.5メートルという「H35超ロング柱」が登場しました。これで、キャンピングカーやハイルーフの大きなバン、屋根にキャリアを付けたSUVなど、これまで高さがギリギリだった車も余裕で停められるようになりました。

次に、3台用のカーポートに「中央の柱がないタイプ」が仲間入りしました。これまでは3台用というと、どうしても真ん中に柱が来てしまって、車の出し入れやドアの開け閉めに少し気を使うことがあったんですが、このタイプなら柱を気にせずスムーズに乗り降りできますし、見た目もスッキリします。ただし、選べる積雪強度や奥行きサイズに制限がある場合もあるので、そこは確認が必要です。

そして、敷地の条件に合わせて柱の位置を調整しやすくなる「梁はね出し(梁延長)タイプ」も新しい魅力です。これは、屋根の端から柱を少し内側にずらしたり、逆に外側に大きく張り出させたりできる構造のこと。例えば、玄関への通路や人の通り道に柱が来てほしくない、という場合にとても便利です。場合によっては、大きな3台用を設置するよりも、2台用カーポートにこの梁はね出しタイプを組み合わせる方が、費用を抑えつつ希望のスペースを確保できることもあるのです。

デザイン面では、カーポートの枠の部分に取り付ける木目調の化粧材に、新しく「チェリーウッド」と「オーク」という明るめの色が追加されました。これまでの落ち着いた色合いに加えて、より住宅のデザインに合わせやすくなりました。

さらに、これまでカーポートSCという別のシリーズで人気だった「ダウンライト」が、SWとSTの梁の下にもオプションで取り付けられるようになったのです。角度を変えられるユニバーサルタイプもあって、夜間のカーポート周りをオシャレに、そして安全に照らしてくれます。人感センサーで自動点灯させたり、スイッチで操作したりと、使い方も選べます。

このように、最新のSWとSTは、基本的な強さはそのままに、より多様なニーズに応えられるように進化しています。これらの新機能やオプションは、カーポートの基本的な「車を守る」という役割に加えて、「毎日の暮らしを快適にする」「住まいの見た目を良くする」「限られた敷地を有効に使う」といった価値を、さらに高めてくれていると言えるでしょう。

コウケンNETアドバイス:最新のSW/STは、本当に多機能でデザイン性も高くなっています。特に梁はね出しタイプや中央柱なしの3台用は、これまで設置が難しかったお客様にも喜ばれています。新しい木目調カラーも大変好評です。ぜひコウケンNETで実物に近いイメージをご確認ください。

我が家の車にピッタリは?車種別・駐車台数別 おすすめカーポートサイズ

カーポートSWとSTの基本的な違いや最新情報がわかったところで、次はいよいよ具体的なサイズ選びです。「うちの車にはどのくらいの大きさがいいの?」というのは、皆さん一番気になるところですよね。ここでは、駐車する車の台数や車種に合わせて、おすすめのカーポートサイズをLIXILの型番も交えながら見ていきましょう。LIXILのカーポートの型番、例えば「30-55型」というのは、だいたい間口(幅)が3.0メートル、奥行きが5.5メートルということを示しています。

まず1台用の場合。軽自動車やコンパクトカーなら、間口は2.4メートルから2.7メートルくらい、奥行きは5.0メートルから5.4メートルくらいが一般的です。柱の高さは、地面からの有効高さで約2.3メートルの標準柱や、約2.5メートルのロング柱25で十分なことが多いでしょう。

LIXILのSW/STですと、「30-55型」(間口約3メートル)などがこれにあたります。セダンや中型SUVの場合は、間口を3.0メートル程度、奥行きを5.4メートルから5.7メートル程度見ておくと安心です。柱の高さもロング柱25以上がおすすめです。そして、大型のミニバンやSUV、あるいは屋根にキャリアなどを付けている背の高い車の場合は、間口を3.0メートルから、最近人気のワイドな3.6メートルタイプにしたり、奥行きも5.7メートルから6.0メートルくらい確保したいところ。柱の高さは、有効高さ約3.0メートルのロング柱30や、新しい3.5メートルのH35柱が良いでしょう。

次に2台用です。一般的な組み合わせ、例えば軽自動車と普通車、あるいは普通車2台といった場合は、間口が5.4メートル(LIXILの型番でいうと55タイプ)から6.0メートル(60タイプ)が目安です。奥行きも同様に5.4メートル(55タイプ)から6.0メートル(60タイプ)です。LIXILのカーポートSWの2台用では、幅が約4.8メートル、5.4メートル、6.0メートル、奥行きが約5.4メートル、6.0メートルといったサイズがあります。カーポートSTの2台用も、幅が約5.4メートル、6.0メートル、奥行きが約5.4メートル、6.0メートルが主なサイズです。車のドアをゆったり開けて乗り降りしたい、という方には、間口6.0メートルの方が断然おすすめです。柱の高さは、停める車の高さに合わせて選んでください。

そして3台用。こちらは間口がぐっと広くなって、7.8メートルから8.0メートルくらいが目安になります。奥行きは1台用や2台用と同じく、5.4メートルから6.0メートルが基本です。LIXILのカーポートSTの3台用では幅が約7.8メートル、SWの3台用も幅約7.8メートルといったサイズがあります。先ほどお話しした、中央の柱がないタイプも選べる場合があります。

LIXILのカーポートは、これらの基本サイズを組み合わせたり、奥行きを延長したり、間口を広げたり、あるいは2台用を2つ繋げて4台用にしたりと、本当に多彩なバリエーションで、様々な敷地の形やお客様のニーズに応えられる柔軟性があるのが大きな魅力です。ただ、型番の数字だけでは実際の使い勝手までは分かりにくい部分もあります。特に柱の位置や本数、梁の形状は、毎日の車の出し入れのしやすさに大きく影響します。新しい「中央柱なし3台用」や「梁はね出し」タイプは、同じ駐車台数でもスペースの効率や人の動きやすさを格段に良くしてくれる可能性がありますから、ぜひ検討してみてください。

対応台数 (No. of Cars)モデルシリーズ (Model Series)代表的な間口 (mm) (Typical Width Options)代表的な奥行 (mm) (Typical Depth Options)主な柱高さ (有効高 mm) (Main Pillar Heights – Effective Height)
1台用SW / ST3,084 (30型), 3,684 (36型)5,453 (55型), 6,053 (60型)標準柱 (約2300), ロング柱25 (約2500), ロング柱30 (約3000), H35柱 (約3500)
2台用SW / ST4,884 (48型), 5,484 (55型), 6,084 (60型)5,453 (55型), 6,053 (60型)標準柱 (約2300), ロング柱25 (約2500), ロング柱30 (約3000), H35柱 (約3500)
3台用SW / ST7,884 (80型) (横連棟や間口延長で他のサイズも可能)5,453 (55型), 6,053 (60型)標準柱 (約2300), ロング柱25 (約2500), ロング柱30 (約3000), H35柱 (約3500)
4台用SW / ST2台用+2台用の横連棟や縦連棟 (例: 55-55・55型など)縦連棟の場合、10m以上標準柱 (約2300), ロング柱25 (約2500), ロング柱30 (約3000), H35柱 (約3500)

コウケンNETアドバイス:LIXILのカーポートはサイズバリエーションが非常に豊富です。上記の表はあくまで目安として、お客様の敷地やお車、使い方に合わせて最適な組み合わせをご提案します。例えば、敷地が変形している場合でも、加工やオプションで対応できることも多いです。

サイズだけじゃない!カーポートをさらに快適・便利にする人気オプション紹介

カーポート選びは、サイズが決まれば終わりではありません。実は、カーポートをさらに快適で便利にしてくれる、魅力的なオプションがたくさんあるのです。これらを上手に選ぶことで、カーポートの基本的な「車を守る」という機能に加えて、日々の暮らしがもっと豊かになります。

まず人気なのが「サイドパネル」です。これはカーポートの側面に取り付けるパネルのことで、横からの雨や風、雪の吹き込みをしっかりガードしてくれます。

特に風の強い日や雨が斜めに降る時には、車が濡れたり汚れたりするのをかなり防いでくれます。また、お隣さんからの視線を遮る目隠しとしての効果も期待できるので、プライバシーを大切にしたい方にもおすすめです。素材は、光を通すポリカーボネート製や、比較的リーズナブルな波板タイプなどがあります。

夜間のカーポート周りを明るく照らしてくれる「ダウンライト」や「カーポートライト」も、ぜひ検討していただきたいオプションです。暗い中での車の乗り降りは意外と危険が伴いますし、足元が見えにくいとつまずいてしまうことも。

ライトがあれば、夜間の視認性や安全性がぐっと高まります。最近のLIXILカーポートSW/STでは、梁の下にスッキリと収まるダウンライトが取り付けられるようになり、見た目もオシャレです。人の動きを感知して自動で点灯する人感センサー付きや、暗くなると自動でつく光センサー付き、手元のスイッチで操作できるもの、明るさを調整できる調光タイプなど、種類も豊富なので、ライフスタイルに合わせて選べます。

カーポートの上のデッドスペースを有効活用できる「上吊り棚」も、収納スペースを増やしたい方には見逃せないオプションです。スタッドレスタイヤや洗車用品、アウトドアグッズなど、置き場所に困るものをスッキリと片付けられます。

他にも、雨水を地面に流すための「雨樋(あまどい)」も、標準の樹脂製のものより丈夫な「アルミ竪樋(あるみたてどい)」を選ぶと、特に雪の多い地域では凍結による破損のリスクを減らせて安心です。

また、カーポートのデザイン性をさらに高めたい方には、柱や梁に木目調の「化粧枠」を取り付けるのもおすすめです。お家の外観とコーディネートすることで、カーポートが一層引き立ちます。

これらのオプションは、カーポートを設置する最初の段階で計画に含めることが大切です。後から付けられるものもありますが、最初から考えておく方がスムーズですし、費用も抑えられる場合があります。どんなオプションがご自身の暮らしに役立つか、じっくり考えてみてください。

コウケンNETアドバイス:カーポートSW/STには魅力的なオプションがたくさんあります。サイドパネルは雨の日の車の乗り降りが本当に楽になりますし、ダウンライトは夜の雰囲気がガラッと変わります。上吊り棚も収納スペースとして大人気です。お客様の「あったらいいな」を形にするお手伝いをさせていただきますので、ぜひご相談ください。

LIXILカーポートSW/ST サイズ選びのご相談はコウケンNETへ!

カーポートのサイズ選びは、駐車スペースを正確に測ることから始まり、愛車の今のサイズ、そして将来乗るかもしれない車のサイズ、毎日のドアの開け閉めに必要なスペース、さらには雪の多い地域かそうでないかによるLIXILカーポートSWとSTの特性の違いの理解など、本当にたくさんのことを考える必要があります。

この記事では、できるだけ分かりやすくポイントをお伝えしてきたつもりですが、それでも「うちの敷地だと、どのサイズが一番いいんだろう?」「このオプションは本当にうちに必要なのかな?」「もっと細かい部分まで詳しく聞いてみたい!」など、具体的な疑問やご不安な点が色々と出てくるのではないかと思います。

そんな時は、どうぞご遠慮なく、私たちコウケンNETカーポート専門館にご相談ください。LIXILさんのカーポートに関する豊富な知識はもちろんのこと、これまで全国のたくさんのお客様のお宅でカーポートを施工させていただいた実績と経験を持つ専門のスタッフが、お客様お一人お一人のご状況やご希望を丁寧にお伺いいたします。

そして、お客様にとって本当に最適なカーポートSWまたはSTのモデル、ぴったりのサイズ、そして暮らしを豊かにするオプションをご提案させていただきます。

もちろん、現地にお伺いしての調査からお見積もりまでは無料で行っております。そして、お客様にご納得いただけないまま無理におすすめするような、しつこい営業も一切いたしませんので、どうぞ安心してお気軽にお問い合わせください。

皆様が毎日気持ちよく使える、そして長く愛せるカーポート選びのお手伝いができることを、私たちコウケンNETのスタッフ一同、心より楽しみにしております。皆様の快適なカーライフの実現を、コウケンNETが全力でサポートいたします!

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。LIXILカーポートSW/STのサイズ選びは、確かに考えることが多くて奥が深いですが、一つ一つのポイントをしっかり押さえていけば、きっとご家族みんなが満足できる一台が見つかるはずです。私たちコウケンNETは、その大切なお手伝いをさせていただくことを楽しみにしています。お電話やウェブサイトから、どうぞお気軽にご連絡ください!

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    この記事を書いた人

    リクシルのエクステリア商品の専門家。
    約20年、外構エクステリア業界に携わっています。
    日本全国のお客様と60,000件以上関わらせてもらいました。
    使い勝手が良く、コストを下げる提案が得意です。

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