こんにちは、カーポート専門館の池本です。
カーポートのサイズを決めるには
- 横幅
- 奥行
- 高さ
が必要です。

今回のカーポートの「高さ」についてですが、少し特殊なケース、高さ3m以上で設置できるカーポートをご紹介します。
この高さを設置したいご要望は少ない方ですが、障害物があるなど設置環境によっては背の高いカーポートが必要だったり、高さ3m以上の車(キャンピングカーや背の高いトラックなど)を駐車したい場合などに最適です。
一般的なカーポートの高さ
まずは一般的なカーポートの高さですが、
- 2.2m(標準柱)
- 2.5m(ロング柱25)
- 2.8m(ロング柱28)
からの選択になります。
ちなみにこの高さは、地面からカーポートの梁の下までの高さです。
カーポートの屋根先などの一番高いところの高さは、もっと高くなります。
金額ですが、2.2mと2.5mはそこまで金額差はないのですが、2.8mの柱は柱自体に強度を上げる必要があるので、柱の中に鉄芯が入っていて、金額と重量が上がる傾向があります。
でも2.8mの柱は特注品ではなく、規格品の中で選択できる高さですので、特注品のような金額アップではありません。
逆に言うと、これから解説していく特注品に関しては、一気に金額が上がります。
※高さ3.0m以上がすべて特注品というわけではないです。規格品もあります。
高さ3.0m以上が選択できるカーポート
一般的なポリカーボネート屋根のカーポート
まずは一般的なポリカ屋根のカーポートから解説します。
冒頭でお伝えしました通り、規格品では高さ2.8mがMAXです。
以下のカーポートに関しては、特注柱のMAX3.6mを選択することが出来ます。
- ネスカR 1台用
- ネスカR 2台用
- ネスカF 1台用
- フーゴR 1台用
- フーゴR 2台用
- フーゴF 1台用
今のところF型の2台用に関しては、特注3.6m柱の設定はありません。
金額に関してはロング柱28と比較すると
- 1台用は定価176,600円UP
- 2台用は定価368,000円UP
になります。
ネスカは55%OFF、フーゴは50%OFFで販売しているので、先程の定価が約半分になりますが、高所での作業になり、簡易足場や施工士の増員が必要なことも多く、ざっくりですが
くらいに考えておくと大きくはズレてこないと思います。
また、特注柱は必ず3.6mにしないといけないかというとそうではなくて、3.4mにして注文することも出来ます。
※3.4mにしても金額は同じです。
スチール折板屋根のカーポート
続きまして、強度た硬いスチール折板屋根のカーポートであるカーポートSWとST。
このカーポートは高さ3.0mは規格品で設定がありますが、2025年4月から高さ3.5mにできるようなると発表がありました。
これが規格品となるのか特注品となるのかはまだわかりませんが、個人的な予想としては規格品になるような気がしています。
理由としてはこれまでポリカのカーポートの特注3.6m柱はカタログにも載っていない、知る人ぞ知る特注品でしたが、今回のカーポートSW・STに関しては「新商品情報」として掲載されていたので、カタログにも載るんじゃないかなと予想しています。
・・・ただ、特注くらい金額が上がる可能性はあると思います。
強度が高いポリカーボネート屋根のカーポート
最後に紹介するのは高さ3.0の規格品があるソルディーポートです。
耐積雪強度50cm・100cm・150cmが選択できる、豪雪地域でもポリカ屋根でカーポートを建てることができる唯一の商品です。
ソルディーポートの高さは2.3m・2.5m・3.0mから選択することが出来ます。
高さ3.0m以上が選択できるカーポートのまとめ
今回はキャンピングカーや背の高いトラックなども駐車することができる、高さ3.0m以上のカーポートを解説してきました。
キャンピングカー用のカーポートをご依頼いただくこともありますが、ネスカ・フーゴのロング柱28やカーポートSWのロング柱30でも高さが足りないことが多く、実際にはネスカ・フーゴの特注3.6m柱を使うことがほとんどです。
そんな中、2025年4月にカーポートSW・STで3.5mの柱が発売されるということで、選択肢が広がるのはうれしいですね。
最後に高さ別にまとめておきます。
- カーポートSW
- カーポートST
- ソルディーポート
- ネスカR 1台用・2台用
- ネスカF 1台用
- フーゴR 1台用・2台用
- フーゴF 1台用
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