カーポートはあったほうがいいですか?

カーポート専門館の池本です。
今回は「カーポートはあった方がいいですか?」という質問に回答していきます。

・・・カーポートを販売しているショップなので、あった方がいい!と回答したいところですが、正直なところなくても大丈夫なこともあります。明確に回答します。

目次

カーポートは必要?

カーポートが必要でないケースを考えていきます。

敷地が狭い

カーポートは柱が建ちますので、最低でもその柱の幅分は敷地が狭くなります。
1台用なら約16cm、2台用なら約13cmほどのカーポートが多いです。

駐車場のサイズは1台用なら2.7m、2台用なら5.1mよりも大きくないとカーポートを設置するのはお勧めできません。

柱のサイズだけではなく、柱基礎の関係で敷地ぎりぎりにカーポートを建てることができないので、多少デッドスペースもできてしまいます。

車を駐車するたびに柱を気にしてストレスになるようなら、快適とは言えないので取り付けない方が良いケースはあります。

北側の駐車場で玄関と近い

カーポートの役割の一つに、夏の直射日光を防ぐことがあります。

北側に駐車場があるなら、直射日光の大部分は遮ることが出来ます。

そして駐車場が玄関などの住宅出入口と近い場合は、雨が降っていたとしても傘をさす時間は短いので、ある程度我慢できると思います。(これは主観です)

ただ、冬場の霜を防ぎたいということなら北側で玄関と近い場所であってもカーポートは役に立つと思います。

車を完全に囲いたい

カーポートは簡易車庫ですので、柱と屋根で構成されています。

オプションでサイドパネルを取り付けることは可能ですが、4方を囲うことはできません。

お車を雨風や直射日光から完全に避け、防犯対策もしたいとうことでしたら、カーポートではなくガレージの方がよいです。

ガレージは一般的なカーポートの3~4倍の金額がすることが多く、出入りの際はシャッターを開閉する必要がありますが、そちらの方が要望に合うこともあります。

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この記事を書いた人

リクシルのエクステリア商品の専門家。
約20年、外構エクステリア業界に携わっています。
日本全国のお客様と60,000件以上関わらせてもらいました。
使い勝手が良く、コストを下げる提案が得意です。

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