カーポート専門館の池本です。
よくあるご質問「カーポートは台風でも大丈夫ですか?」に回答していきます。
カーポートには耐風圧強度の設定がある
まずは機械的に回答しますと、カーポートは商品によって耐風圧強度が設定されています。
この耐風圧強度を上回るような台風や突風が吹くと、カーポートに何らかの不具合が出る可能性はあります。
一番起こりやすい不具合と言えば、屋根材のポリカーボネートが外れて飛ばされるということです。
(外れるだけで飛ばされないケースも多いです)
耐風圧強度の設定は
- 34m/s(商品としては存在しますが取り扱っていません)
- 38m/s(2023年現在、最も普及している)
- 42m/s(数年前からの新商品はほとんどがこの強度)
- 46m/s(特に強度が高いカーポート)
という分け方です。
リクシルで言うとどのようなカーポートがあるかというと
屋根の材質による台風被害の違い
カーポートで台風の被害が出る場合、屋根材のポリカーボネートが外れたり飛ばされたりするのですが、こればっかりは比較的高い、耐風圧強度42m/sのフーゴでも起こりえます。
ただ、耐風圧強度38m/sのネスカよりは圧倒的に被害の数は少ないです。
カーポートの屋根材はポリカーボネート以外にも
- スチール折板(ガルバリウム鋼板)
- アルミ
があります。
スチール折板のカーポートは最強の強度を持つ「カーポートSW・ST」
屋根材がアルミのカーポートは、おしゃれなデザインで人気の「カーポートSC」
この二つのカーポートで、強風によって屋根に不具合が出たというケースは一度もありません。
それもそのはず、カーポートSW・STはボルトで屋根材を梁にしっかり固定しています。
カーポートSCはボルトではなく一般的なビスですが、それでも屋根材が外れてしまうような構造にはなっていません。
ポリカーボネートはビスなどで固定しているわけではなく、挟んで固定しています。
このように屋根材の素材の違いは構造の違いと考えることができます。
風の強い地域にお住まいの方はカーポートSW・ST、カーポートSCもご検討ください。
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