カーポート工事のタイミング
カーポートの工事をするタイミングに関するご質問を受けることがありますので、ご説明します。
カーポートは柱を地面に埋めて固定します。
そのため地面に穴を掘る必要があります。
地面が土の場合は、通常の穴掘りスコップで掘ることがほとんどですが、地面がコンクリートの場合は「ハツリ工事」といいまして、コンクリートを砕く工事が必要です。
・現在地面が土の状態で、今後も土間コンクリートを敷く予定がない
→基本工事通り、土の状態で穴を掘り柱を建てます。
・現在地面が土間コンクリート
→ハツリ工事をして柱設置部分のコンクリートを砕いてから穴を掘り柱を建てます。
多くの場合は上の2パターンですが、「これから土間コンクリートを敷く」場合、カーポートの工事のタイミングで土間コンクリートの仕上がりなどが異なってきますのでご注意ください。
・土間コンよりも先にカーポート工事をする場合
地面が土の状態で工事を行います。カーポートが完成してから土間コンクリートを敷くので、カーポートの柱周りのコンクリートの仕上がりもきれいになります。おススメの順番です。
・カーポートよりも先に土間コンクリート工事をする場合
土間コンクリート工事の際、カーポートの柱位置を予め空けておく「ハコ抜き」という方法をとることが多いです。
事前に弊社にてカーポートの現場調査をさせていただき、カーポートの柱位置と柱周りの基礎の寸法を記載した図面をお送りします。
土間コンクリート工事をする業者様にその図面をお渡しいただき、ハコ抜き工事のお願いをしてください。
カーポート工事の際、柱位置は土の状態ですのでハツリ工事は発生しません。
ご注意点は、ハコ抜きをしたとしても土間コンクリートの色と、カーポートの柱周りの基礎の色は同じにはなりません。
(ハツリ工事が発生しないというだけです。ハツリ工事分の費用はかかりませんのでお安くはなります)
地域によっては弊社で土間コンクリートの工事まで承れることもございますので、詳しくはお問い合わせください。